すのものの「いろいろ」(その261)

生まれて初めて12個まとめて覚えたのは、東海道新幹線の駅名だと思う

とうきょう、しんよこはま、おだわら、あたみ、しずおか、はままつ、 とよはし、なごや、ぎふはしま、まいばら、きょうと、しんおおさか。

いま、書いてみて一つ足りないと思ったら、名古屋を抜かしていた。

ほかに十二個まとまっているのは、 イスラエルの十二部族、 十二小預言書、 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のマイスタージンガーたち、 占星術の星座、 旧暦での月の呼び名、 外国語での月の呼び名、など。

2011-09-30 (5) 01:23:02 +0900

大糸線の糸魚川側の電化・非電化のさかいめは北陸新幹線の高架下あたり

帰京ののち、学会の開かれている信州大学に寄り、 大糸線経由で金沢に戻ってきた。 大糸線全線を利用するのは二度目だ。

南小谷から少し北にいったところに、電化・非電化のさかいめがある。 そこがJR東日本とJR西日本のさかいめでもあるので、 「社界」と書いてあるのは覚えていた。が、 それが駅を出てすぐだと思っていたら、もっと先だった。 Wikipedia には 600 m と書いてある。

今回、絶対に確かめたいと思っていたのは、 糸魚川側の電化・非電化のさかいめだった。 前回乗ったときは、 途中は姫川を見て楽しんでいたが、 最後は、なんとなく、普通の風景になって、 油断をしていたらいつのまにか糸魚川駅に着いてしまったのだった。

前のときとは異なり、新しい車両だった。 右側の一番前の横向きの席に座ると前が見えるので、 楽である。前に乗ったときはずっと立って前を見ていた。 糸魚川では北陸新幹線の高架の工事が行なわれているが、 その高架の真下あたりから架線が張ってあるのが確認できた。

乗ったのは、一両編成で、前後が対称でない。 南小谷寄りには向かい合って座る席があり、 糸魚川寄りには横に長いシートがある。 なんと、南小谷側の乗降口そばにはトイレがついていた!  途中で偶然一緒になった同僚は、 そのトイレが最新のもので、 一両編成の気動車には意外だったので驚いていた。 (私は景色を見ていたのでトイレは使わなかった。)

2011-09-30 (5) 00:41:53 +0900

ヨハネ伝>神は…ほどこの世を愛されたが、私たちはこの世のものではない

一週間ほど、旅行をしていた。 まずは帰京。その際、米原行きの在来線の中で、 ヨハネによる福音書 3,16 の 「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった」 を思い出した。 それから、同 15,19 「しかし、あなたがたはこの世のものではない」 も思い出した。 別に矛盾はないのだが、なんだか不思議な気がした。

(章・節番号は実家に置いている口語訳聖書で調べたもの。 引用も口語訳による。)

「この世」の原語は kosmos に定冠詞がついたものの変化形で、 同じである。

2011-09-30 (5) 00:03:56 +0900

ヨハネ 15,19 に答えがあるか

もしあなたがたがこの世から出たものであったなら、 この世は、あなたがたを自分のものとして愛したであろう。 しかし、あなたがたはこの世のものではない。かえって、 わたしがあなたがたをこの世から選び出したのである。 だから、この世はあなたがたを憎むのである》(口語訳)。

2019-07-23 (2) 00:02:37 +0900

学生の携帯電話にかけたのに、「**君のお宅ですか」と言ってしまった。

本文ナシ

2011-09-23 (5) 02:19:13 +0900

回文「ota mo tomato」(オタもトマト)

オタはオタクの略。

2011-09-23 (5) 02:18:35 +0900

回文「Uzi mirô. kôrimizu」(宇治見ろー、氷水)

氷水に抹茶味があるから、宇治はそれほど唐突でもあるまい。 「見ろー」とのばすのは破格。

2011-09-23 (5) 02:15:31 +0900

回文「oke noru kuroneko」(桶乗る黒猫)

一種の芸か。

2011-09-23 (5) 02:14:26 +0900

回文「awa ga tukanai an: Akutagawa」(泡がつかない案:芥川)

そういう案を芥川さんが思いついた、と。

2011-09-23 (5) 02:12:46 +0900

回文「ema sika akisame」(絵馬しか秋雨)

意味不明。

2011-09-23 (5) 02:11:45 +0900

回文「eru ga hagure」(得るがはぐれ)

「波久礼」という、秩父鉄道秩父本線の駅もある。

2011-09-23 (5) 02:07:06 +0900

回文「oki ha Tahiko」(沖はタイコ)

歴史的かなづかいをそのまま写したローマ字による。 「タイコ」の「タイ」は魚の鯛と考えているので、 歴史的かなづかいは「タヒコ」。

2011-09-23 (5) 02:03:06 +0900

回文「nase, Kusiro no Norisuke san」(為せ、釧路のノリスケさん)

ノリスケさん、釧路に出張か。

2011-09-23 (5) 02:01:54 +0900

回文「a, kirameku kemari ka」(あ、きらめく蹴鞠か)

本文ナシ

2011-09-23 (5) 01:59:20 +0900

回文「irameku kemari」(苛めく蹴鞠)

「苛めく」は「とがってみえる」の意味だから、内容は変。

2011-09-23 (5) 01:58:44 +0900

「自殺未遂」と「自殺失敗」の違いは?

本文ナシ

2011-09-23 (5) 01:57:33 +0900

電気のコンセントには“抜け止め”のしかけがない(のが普通)

たとえば、電気掃除機やヘアードライヤーを考えてみよう。 プラグをさし込んで、使う。 そのとき、あまり望ましくはないが、 プラグをコンセントからひっぱるような力が加わることもあろう。 でも、それで抜けないぐらい、プラグはコンセントにしっかりささっている。 そして、用が済むと、プラグを引っぱってコンセントから抜く。 しっかりささっているものを抜くのだから、力がいる。

考えてみれば不思議だ。

2011-09-23 (5) 01:51:22 +0900

「フラメンコ」を「フラ+メンコ」と思っている人はいないか

「フラダンス」の「フラ」に子どものおもちゃの「メンコ」。

2011-09-23 (5) 00:32:23 +0900

朝日新聞>最近は「前め」ということばもあるのか

9日金曜日づけ大阪本社版スポーツ面の女子サッカーの記事。 選手の談話の中に《ポジションを前めにとっていた》とある。

「太め」「長め」などと、形容詞の語幹につけて使うのが普通。

2011-09-23 (5) 00:22:02 +0900

「百(ひゃく)」の和語が「もも」であることは忘れられているのかな

8日木曜日づけ朝日新聞大阪本社版社会面「青鉛筆」に 《100歳の「百」を「もも」と読むことにちなみ》 とあるのは、百恵(ももえ)などの名前を念頭に置いて書いたものか。 「『百』の和語『もも』にちなみ」と書けばよいように思うが。

2011-09-23 (5) 00:10:13 +0900

座席のリクライニングを戻したのはアナウンスがあったため(かも)

5日月曜日づけ朝日新聞大阪本社版「声」に載った、 東京都府中市の広瀬仁成さんの投書「座席を直しに戻ってきた子」。 新幹線で隣に座った小学校低学年くらいの男の子が、 新横浜で降りるため出口に向かったが、戻ってきて、 《座席のリクライニングを元に戻したのです。 私は二つのことに感心しました。 一つはこの年で降車時に座席を元通りにすることを知っていること》 とあるのだが、 最近は車内アナウンスでリクライニングを元に戻すように、 と言うことがある。 そのアナウンスを聞いて戻ってきた可能性がある。 それでも立派な子だと思うが、 投書者には、そのアナウンスがあったのか、なかったのか、 書いてほしかったと思う。

付) 投書者名を書いた理由は、 《この「いろいろ」で、一般人の投書を取り上げる場合にも投書者名を書く理由》 をご覧ください。

2011-09-22 (4) 23:54:24 +0900

ニュース「辺見じゅんさん死去」を辺見庸orみうらじゅんと取り違えて驚いた

写真をみたら女性だったので。

2011-09-22 (4) 21:51:04 +0900

ウィンドウズ7では「コンピュータ」から「コンピューター」に変わったんだ

3日土曜日づけ朝日新聞 be on Saturday の b11 面 「てくの生活入門」に《「コンピューター」フォルダー》 とあったので「コンピュータ」の間違いだろ? と思ったが、 画面写真でもそうなっている。Vista は「コンピュータ」なので、 変えたということだ。

ただし、コンピュータではなくディスクなどの一覧が出ることには変化はない。

2011-09-22 (4) 20:18:46 +0900

朝日新聞>本当に自民党の谷垣禎一総裁は「最大公倍数」と発言したのか?

15日木曜日づけ大阪本社版「社説」にこうある。

たとえば、民主党のマニフェスト。 谷垣氏は「夢、空論がことごとく採用され、 『最大公倍数』のような安易な積み上げで作られた。 実現可能性に乏しいのは当たり前だ」と批判した。

俗に「最大公約数」と言われるのは、「共通部分」の意味であることが多い。 それぞれの数を素因数分解しておいて、 共通の素因数を掛け合わせて得られるからである。 ここで言われているのは、 だれかが思いついたらマニフェストに入れてしまおうというような態度だろう。 これは、「和集合」にあたる。「最小公倍数」だと思うのだが。

漢字の読み間違いは大騒ぎになるのに。

2011-09-22 (4) 01:39:01 +0900

戦前は本当に「サッカー」を「蹴球(シューキュー)」と呼んでいたのか?

15日木曜日づけ朝日新聞大阪本社版掲載 「ジャーナリズム列伝」第 115 回、賀川浩(サッカー記者)の3回目。

戦前まではサッカーを蹴球と呼んでいたのが、 当用漢字ができて「蹴」が使えなくなり「サッカー」に変わった。 「英国のようにフットボールでいいんだけど、 検閲する米国人にとってフットボールと言えばアメリカンフットボール。 だからサッカーで定着した」。 賀川は記憶の糸をたぐる。

本当に「シューキューをやろう」と言っていたのだろうか?  話しことばとして定着していれば、 当用漢字にはいっていなくても、単語は残ると思う。 数学でいえば「ベキ」がそうだ。 「冪」は当用漢字にも常用漢字にもはいっていないが、 「ベキ」ということばは残っている。

私の出身校にはバスケットボール部があったが、 ちょっと気取って書くときは「籠球部」と書いていた。 当時の新聞・雑誌にどう書いてあったかと、 どう呼ばれていたかは区別して論じなければならないだろう。

2011-09-22 (4) 01:28:13 +0900

実践ビジネス英語>「The spirit is willing, but the flesh is weak.」

NHKラジオ「実践ビジネス英語」15日木曜日放送分の Daily Exercise に、 タイトル行に書いた英文が出てきたが、 講師の杉田敏先生はこれを「有名なことわざ」とだけ紹介された。

これとよく似た句が、マタイによる福音書 26,41 にある。 「the spirit indeed is willing, but the flesh is weak.」 という、イエスの言葉である。 マルコ 14,38 では 「The spirit truly is ready, but the flesh is weak.」 となっている。(引用は欽定訳による。)

ギリシア語原文は全く同一だった。 indeed, truly は原語の men ... de を訳したもののようだ。

2011-09-21 (3) 23:17:29 +0900

「水位」は「水の高さ」だが、「川の水の高さ」というのは聞き慣れない

聞き慣れないだけで、使っていればこれでいいのかも知れない。

2011-09-21 (3) 21:39:24 +0900

「増水」を「水増し」と言い換えると意味が変わる。「水かさ増し」はどう?

zôsui → mizukasamasi (あるいは mizukasa-masi, mizukasa masi)と少し長くなるが。 いや、mizumasi にこの意味も持たせればよいのか。

2011-09-21 (3) 21:16:24 +0900

「かば焼き」に「カバ」ははいっていないが「たい焼き」ほどには言われない

屋台のたこ焼き屋でたこ焼きを買ったら、タコがはいっていないのが多かった。 文句を言ったら、「じゃあ、たい焼きにタイがはいっているか?」 と言われた、という、実話ともジョークともつかない話を聞く。

「かば焼きにカバがはいっているか?」と言われないのはなぜだろう?

2011-09-21 (3) 00:02:52 +0900

「Time is money.」ということわざは、これ自身が短いことにも意義がある?

だらだらと長かったら、言っている時間がもったいない。

NHKラジオ「実践ビジネス英語」の14日水曜日放送分の Quote ... Unquote でとりあげられた、 Benjamin Franklin のことばである。 このコーナーでとりあげられた句のうち、 最も短いものかもしれない。

2011-09-20 (2) 23:13:43 +0900

むずかしい漢語を交えた日本語による会話は、ラジオ中継のようなもの?

ふと「こーげんれーしょく、すくないかな、仁」が口から出て、 しばらく考えているうちに、 ぼんやりと、「巧言…色」という漢字の並びが頭の中に浮かんできた。

それで思ったのは、 ラジオで野球中継を聞いているときのことだ。 ちょっと普通でないプレイが行なわれたとき、 すぐには状況がわからず、 アナウンサーや解説者の話を元に、よく考えていて、 ようやく場面が目の前に浮かんでくる、 ということがある。それと似ている。

……ということは、むずかしい漢語を交えた日本語による会話は、 ラジオ中継のようなもの?

補)検索時のために「巧言令色」とここに書いておこう。

2011-09-20 (2) 20:34:00 +0900

きょうの補筆箇所

2011-09-20 (2) 03:26:42 +0900

ルカ 1,34 の andra の意味がわからず。ギリシア語入門の和希語彙でわかる

「男の人」の意味になるはずで、 岩波全書「ギリシア語入門改訂版」の語彙の和希の部を見て、 ane:r と知った。

2011-09-19 (1) 20:24:13 +0900

「悪送球」の反対は「好送球」? あまり言わないようだが

すばらしい走塁を「好走塁」と呼ぶことはある。

2011-09-19 (1) 20:16:07 +0900

本棚から取りだそうとして一緒に出てきた本を傷つけずに受け止められた

いま、本棚から岩波国語辞典第三版(非売品)をとろうとしたら、 となりにあった Teach Yourself Books の Esperanto Dictionary がくっついて出てきた。 落とすかと思ったが、反対の手ででつかんで無事。 あたりのものにからだが少々ぶつかったが、何も壊さなかった。

先日、ベートーベン「交響曲第九番」のスコアを蹴ってしまってから、 少し慎重に行動しているつもり。 そのときも、派手に蹴った割には、かすかな折れ目がついただけで済んだ。

2011-09-19 (1) 19:13:55 +0900

小学生のとき、恥ずかしがらずに方言で作文を書こうと習ったがつづり字は?

学校でそう習ったのではなく、そう書いてある作文の本を読んだ記憶がある。 (私の生まれ育ちは東京。)

日本語の場合、カナで書けばどんな音も表せると思い込まされているから、 つづり字がわかることは自明と思われるのかも。 イ段とウ段が同じ発音の方言の場合、どちらで書くかでまず迷うだろう。

2011-09-19 (1) 14:23:04 +0900

きょうの補筆箇所

2011-09-19 (1) 03:04:44 +0900

純正律>翻訳できない場合、音程をごまかしても、長短三和音を純正にとる

少しひらきなおって言い切ってしまえば、 純正律で演奏するとは、うまく純正律に直せない場合、 完全五度などの音程をシントニックコンマだけごまかしてでも、 長三和音、短三和音を純正にとることである。

(タイトルでは「翻訳」、本文では「直す」ということばを使ったが、 数学用語を使うなら、 平均律の音楽はトーラスの上に配置された音の間を動き、 純正律の音楽はその普遍被覆空間である平面の上の音の間を動く。 純正律化とは、 トーラスへの写像を普遍被覆空間(=平面)への写像に持ち上げることである。)

2011-09-19 (1) 01:35:14 +0900

回文氏名「妻木時松(つまき・ときまつ)」

説教強盗を検索し、 妻木松吉(つまき・まつきち)元服役囚の氏名を見て思いついた。 「と」は他のカナでもよい。

「妻木と期末」でもよい。期末は期末試験の略。

2011-09-19 (1) 00:35:17 +0900

矛盾>エペソ 6,16「信仰の盾」を次節の「霊の剣=神の言葉」で突いたら?

神の言葉である霊の剣が信仰の盾を突こうとするはずがない。 「矛盾」の語源となっている話の、 「その矛でその盾を突いたら……」という仮定の部分が成り立たないので、 矛盾は起こらない。

いちおう、原文に当たってみる。 peneumatos がわからない。「霊」の属格がくるところだと思うが。 巻末の単語集をみると、pneumatos なら理解できる。 以上は United Bible Societies の The Greek New Testament の Third Edition だが、 もう一冊もっている、 Nestle-Aland の Novum Testamentum Graece を見たら、 pneumatos になっている!

誤植であろう。これはちょっとショックだった。 pneuma は新約聖書を原語で読もうとする際には基本的単語だから。

付) いわゆる「矛盾」の語源となった話も、 こうすれば矛盾に至らないと思う、 という話は書いたような気がするが見つからない。

2011-09-18 (0) 23:20:36 +0900

この件は、 「すのものの「聖書の誤植」」 に追加した。

2011-09-19 (1) 14:37:42 +0900

上代特殊かなづかいのある音節を五十音図のようにまとめてみた

aiueo
kaki kïkuke këko kö
sasisuseso sö
tatituteto tö
naninuneno nö
hahi hïhuhe hëho
mami mïmume mëmo mö
yaiyuyeyo yö
rarirurero rö
wawiwuwewo
gagi gïguge gëgo gö
zazizuzezo zö
dadidudedo dö
babi bïbube bëbo
papipupepo
清音さえ覚えてしまえば濁音・半濁音はすぐわかることがわかる。 (当時半濁音があったのかどうか、私は知らない。)

「キヒミ・ケヘメ・コソトノモヨロ」と口調で覚えるか。 イ段・エ段に甲乙あればオ段にも甲乙あることが多いが、 「ホ」「ボ」は例外である。

2011-09-18 (0) 22:04:19 +0900

「お前の名前のこのカナは甲類か乙類か」「焼酎は飲まないので知りません」

質問した側は上代特殊かなづかいを聞いているのに対し、 答えた側は焼酎の甲類・乙類かと思ったのである。

2011-09-18 (0) 21:31:00 +0900

「木綿子(ゆうこ)」のローマ字表記は Yuuko か Yûko か?

岩波古語辞典によれば、「結ひ」の「ユ」は「木綿(ゆふ)」と同根か、 とされている。そうなると、「木綿子」はどうつづるべきだろうか?

2011-09-18 (0) 21:29:00 +0900

「結子(ゆうこ)」のローマ字書きは Yuu + ko で Yuuko か?

「結」を「ゆう」と読ませるのは、動詞「結う」からきているのであろう。 「結う」はワ行五段活用で、活用は次の通り。 カ行五段動詞「買う」も並べて示す。

活用する行は違うが、語尾は全く同じであるから、 ローマ字書きは yû ではなく yuu である。 すると、「結子」も Yuuko になるように思える。

岩波国語辞典第三版のかなづかいの対照表には 「結う」が「ウ段の長音」の例として上がっていた。 ちょっと驚いた。 活用を考えれば、長音ではないという結論になるだろうに。 (サンスクリットみたいに、-u と u- が続くと -û- になる、 と考えるなら別。)

2011-09-18 (0) 21:21:39 +0900

回文「Harass Sarah」

harass は動詞の原形で、ここでは命令形。 ハラスメントの語源である。 Sarah は人名。 創世記第 16 章のハガルを思わせる。

Google で約 2750 件、 日本語のページに制限して 2 件。 そのうちの 1 件は KAIBUN として扱っている。

2011-09-18 (0) 02:27:22 +0900

家人を縛り上げてから狂言をして見せる強盗がいたら、『「狂言」強盗』では

前項の続き。「説教強盗」というのが昔あったと聞く。

2011-09-18 (0) 02:22:59 +0900

その狂言は前項に書いた「強盗」。

2011-09-19 (1) 03:00:32 +0900

「強盗」のいう題の狂言を作ったら、『狂言「強盗」』と書かれるのでは

「狂言強盗」で一つのことばになっているので、 そうでない例は作れないか、と。

2011-09-18 (0) 02:22:11 +0900

その内容は、次項のタイトルに書いたような強盗の話。

2011-09-19 (1) 03:01:04 +0900

「不可避(ふかひ)」は「フカヒレ」に含まれている

本文ナシ

2011-09-18 (0) 02:21:25 +0900

「霊障参拝」って「零勝三敗」と同音だな

「霊障参拝」ということばがあるのかどうかは知らないが、 プロ野球の日本シリーズで零勝三敗になったところで、 霊障のせいかもと参拝する人がいるかも知れない。

2011-09-18 (0) 02:14:36 +0900

皇族を“霊視”して、“霊障”を指摘した“霊能者”って、いる?

たいていは、 “霊視”してもらいたい人が“霊能者”のところへきて “霊視”してもらうわけだが、皇族のようにテレビによく登場する人の場合、 テレビの画像を見て“霊視”することはできないのだろうか。 あえてしないのだろうか。

皇族とは無関係の例だが、 嫁いできた奥さんと生まれた子どもが病気がちだったら、 奥さんのほうの先祖が、などと言うのではなかろうか。 “霊能者”は。

付)私自身は霊能者の存在に懐疑的である。

2011-09-18 (0) 02:03:02 +0900

江戸家猫八は指笛の前後で手の指は洗ったりしているのか?

昨晩のNHKラジオ「真打ち競演」で指笛も披露していた。 ふと思ったのだが、 指笛を吹く前には手の指を清潔にしなければならないだろうし、 吹き終わったあとはまた指を清潔にする必要があろう。 病気がはやり、手洗いが大切になる季節があるが、 高座で手の消毒法をやってみせれば、国民に対する効果は絶大だと思う。

私は指笛は吹けないので、 Internet 上の複数のサイトを見て、 指笛は特に断らない場合、指を口に入れて吹くことを確認した。

2011-09-18 (0) 01:53:33 +0900

原発事故>「死の町」ではなく「篠町」のつもりで言った、と主張したら?

原発近くの、住民が退避して無人となった町を「死の町」 と表現して辞任した大臣がいたが、「篠町」のつもりだった、 と言いわけしたらどうだろう? 実在する「篠町」から文句が出るか。 それにアクセントが違うな。

2011-09-18 (0) 01:49:13 +0900

回文「ii sakuzu muzukasii」(いい作図、難しい)

本文ナシ

2011-09-16 (5) 01:38:36 +0900

回文「機嫌で電撃」(きげんででんげき)

気まぐれなシスとか。

2011-09-16 (5) 01:34:56 +0900

回文「カリウム売りか?」(かりうむうりか)

本文ナシ

2011-09-16 (5) 01:33:57 +0900

回文「ナトリウム売りとな?」(なとりうむうりとな)

そういう商売があったとして、である。

2011-09-16 (5) 01:33:13 +0900

ナ行のカナの前に促音がくるとき、ローマ字ではどう書く?

「ッナ」は nna とかくと「ンナ」と区別ができない。 普通、n の前に促音はこないが。

「ン」を n で書くのをやめるか、促音に専用の文字を当てれば解決する。

(例えば、「ン」はつねに ñ とする、促音は q で表す、など。 スペイン語配列では右手小指のホームキーが ñ なので、 打ち込む際には n よりも楽。手書きでは一画増えるが。)

2011-09-16 (5) 01:32:09 +0900

「急く原」は「セクハラ」と同音。(原は姓。)

本文ナシ

2011-09-16 (5) 01:31:16 +0900

英語>「mango」と「man go」では発音が違う

後者では man の n を [n] と発音しなければならないが、 前者はそうでない。

2011-09-16 (5) 01:26:24 +0900

「取り引き」は動詞の連用形からだろうが、「取り引く」とは言わない

本文ナシ

2011-09-16 (5) 01:25:17 +0900

「自殺未遂(じさつみすい)」ってまん中に「つみ(罪)」を含んでいる

深い意味は何もない。

2011-09-16 (5) 01:24:34 +0900

平均律>減三和音がある長調の音からなっていれば、その調は一つに決まる

前項の続き。 増四度=減五度をなす F と H のほかに、 D が加わって H-D-F の減三和音なら C-dur だし、 Gis が加わって Eis-Gis-H なら Fis-dur, As が加わって F-As-Ces なら Ges-dur である。

減三和音は VII でしかありえないから、と考えれば自明だった。

2011-09-16 (5) 01:16:41 +0900

平均律>「五度圏で正反対の位置にある二つの音」を含む長調は二つのみ

五度圏を時計の文字盤にたとえよう。 12時の位置を C, 1時を G とすると、 C-dur は 11時の F から5時の H までを含む。 ほかの長調はこれをずらしたものだから、 11時と5時を含むもうひとつの調は Fis-dur = Ges-dur である。 Fis-dur なら Eis と H, Ges-dur なら F と Ces として含むことになる。

属七の和音は第三音と第七音が正反対の位置にある。 だから、あとの二音を考えれば、どの調に属するか明らかになる。 《ある長調の属七の和音の音をすべて含む長調は、その長調のみ》 参照。

2011-09-15 (4) 23:00:17 +0900

「global eyes」と「globalize」は同じ発音?

いま住んでいるアパートの郵便受けに、 「北陸大学公開講座ガイド」なるチラシがはいっていた。 そこに「北陸大学教育理念」として、日本語のほかに、 「Global Eyes」と書いてある。 それを声に出して読んでみて気づいたもの。

2011-09-14 (3) 21:28:19 +0900

歴史>「その時代の人の行為を、いまの基準で批判してはいけない」との基準

歴史を語る場合、 「その時代の人のしたことを、いまの基準で批判してはいけない」 という主張がある。

この基準に従うと、ある時代の歴史家が、 より前の時代についてそのときの基準に従ってなんらかの批判をしていても、 その批判という行為について、いまの基準で、 「その時点の基準で批判したのはいけない」と批判してはいけない、 ということになろう。

その歴史家の行為を批判してはいけないのであって、 その歴史観を批判することはこの基準に抵触しない。

2011-09-14 (3) 19:41:22 +0900

ここから先はこれからアップロードする。

2011-09-16 (5) 01:10:38 +0900

日本女子サッカーは来年の五輪で第二位を目指すのか?!

讀賣新聞の 『「一番輝くメダルを」沢、五輪へ抱負』。

成田空港に到着した主将のMF沢(INAC)は 「五輪でも一番輝く色のメダルを取りたい」と、 来夏の本大会へ向け意気込みを語った。

どのメダルがいちばん輝くか、Google で「金属 反射率」を調べてみた。 Wikipedia の「銀」によると、 《室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率は、 いずれも金属中で最大である。 光の反射率が可視領域にわたって98 %程度と高いことから美しい金属光沢を有し》 とあるから、 銀メダル、ということか。

私も、なんとなく、銀がいちばん反射率が高いような気がしていた。

ちょっと、蓮舫さんを思い出した。

2011-09-14 (3) 19:38:36 +0900

きょうの補筆箇所

2011-09-14 (3) 03:33:36 +0900

自動車運転者って、標識を見間違える・見落とすことがあるんだ。要注意。

8月29日月曜日づけ朝日新聞大阪本社版「声」掲載の、 富山県射水市の金川欣二さんの投書「安全運転損なう煩雑な標識」。 右折禁止の交差点で右折し、警官に呼び止められたという。

曲がる直前の「案内標識」には緑色で 「中央道」と矢印が書かれていたので思わず右折したのだが、 実は右折するのはもう1本先の道であって私の目の前にあった道は右折禁止だった。 確かに信号機のところには直進と左折だけが表示された 「交通標識」が取り付けられている。

紛らわしくておかしいと言うと、 「あれは案内標識であって交通標識を見なければならない」 と言われた。 その通りだが、 案内標識が私が右折した道の向こう側に立っておれば絶対違反しなかった。

これを読んではっと気づいた、このかたのケースとは別の、私の家の近くの話である。 信号機のついた交差点の30メートルほど手前に、 信号機のない横断歩道がある。 ときどき、その横断歩道の停止線を交差点の停止線とカン違いし、 赤信号でそこでとまっている自動車を見かける。

それとは逆に、 交差点の信号機が青のとき、 手前の、信号機のない横断歩道をかなりのスピードで通りぬけてゆく自動車を見る。 横断者がないと決めつけて走っているとしか思えないスピードである。 これは、交差点の信号機を、 信号機のない手前の横断歩道の信号機とカン違いしているのではあるまいか。 このことに、この投書を読んで、ふと気がついたのである。

付) 投書者名を書いた理由は、 《この「いろいろ」で、一般人の投書を取り上げる場合にも投書者名を書く理由》 をご覧ください。

2011-09-14 (3) 02:59:05 +0900

たそがれ>ジークフリートがかくれかぶとで化けながら過去の冒険を歌ったら

本文ナシ

2011-09-14 (3) 02:57:03 +0900

朝日新聞>「〜も魅了」よりも「〜をも魅了」ではあるまいか。

8月24日水曜日づけ大阪本社版文化面 「96歳 大輪の音色」「チェリスト・青木十良、伝記と新譜」 に《チェリストで指揮者の故斎藤秀雄も魅了》とあるのだが、 ここは「をも魅了」ではあるまいか。 前後関係から、「故斎藤秀雄が魅了」でないことは明らかだが。

吉田純子》と署名あり。

2011-09-14 (3) 02:42:30 +0900

ジークフリートがかくれかぶとを取ると大蛇はファフナーの死体にもどる?

本文ナシ

2011-09-14 (3) 02:41:16 +0900

NHKラジオ「実践ビジネス英語」>前に the がつく国名はほかに?

2日金曜日放送分のビニエットに the Philippines が出てきた。 講師の杉田敏先生が 「ほかに国名で the という定冠詞をつけるのは the Netherlands がありますけれど、 そのほかにはあまりないのではないですかね」 とおっしゃったところでパートナーのヘザー・ハワードさんが the United States を挙げられた。

私も聞いていて the United States が思い浮かんだので、 これは“お芝居”かとも考えた。

いま、これを書くためにもう一度聞き直して、 先生の出された問いでは the を「ザ」と発音しておられたのに対し、 the United States の the は「ジ」であることに気がついた。 でも、これは同じと考えてよいのだろう。

2011-09-14 (3) 01:51:17 +0900

「中禅寺湖」を事故の名前かと思うやつはいないか

本文ナシ

2011-09-14 (3) 01:45:42 +0900

自殺未遂で生き延びた人には「よかったですね」と声をかけてもよいのか?

あるいは、「今回は残念でしたね」と言うべきか。

2011-09-14 (3) 01:45:06 +0900

"自殺未遂を図る" が Google で約 107,000 件。

自殺を図ったが未遂に終わったというものと、 初めから自殺未遂を図ったもの、すなわち狂言自殺の両方を含んでいそうだ。

2011-09-14 (3) 01:43:41 +0900

「解答例」も「貝と憂い」も「かいとうれい」で同じカナの並び

少し打ち間違えて変換した際、気づいた。

2011-09-14 (3) 01:42:09 +0900

回文「もたつくツタも」

本文ナシ

2011-09-14 (3) 01:40:20 +0900

回文「むかつく。つかむ」

本文ナシ

2011-09-14 (3) 01:38:37 +0900

「お焚き上げ」って心霊写真だけじゃないんだ。アニミズムの一種かな?

本文ナシ

2011-09-13 (2) 21:00:28 +0900

すのものの「純正律を体験しよう(その1)」にサンプルを追加

C-dur から d-moll への転調を書きあげ、 これで一応の完成である。

2011-09-13 (2) 02:29:58 +0900

きょうは十五夜。ずいぶん暑い中秋の名月だな。

本文ナシ

2011-09-12 (1) 21:33:04 +0900

神武天皇より前に天皇がいなかったことは証明されているのか?

もしも、血筋のつながらない天皇がいたとしたら、 都合のよい人以降を選んで「万世一系」と言っていることになる。 (神武天皇の実在性の問題はおいておいて。)

2011-09-12 (1) 21:33:04 +0900

A3判の封筒にあて名を書き間違えて、いろいろ工夫するもむなしく終わった

A4判がとじられるファイルなどを封筒に入れて送る必要が生じた。 厚みがあるのでA4判封筒ではマチつきのでも無理と判断し、 A3判封筒にあて名を書こうとしたら、 相手の氏名を書き間違えてしまった。 前日、中に入れる手紙でも同じ間違いをし、 結局、日を改めて、Word を使って書き直したのだった。

あて名を書いたのは封筒の上半分。 そこで半分に切ると、下半分はA4サイズの封筒になる。 手紙やプリントをそれに入れ、 そしてすべてをA3判封筒に入れて送ればよい、 これはよいアイディアだ、と思ったが、 普通の封筒とは違って、横が開いていることになる。 受け取った人がうっかりさわって手の皮を切ったりしたら申し訳ない。 そう思ったので、その下半分は私専用の用箋入れにすることにし、 結局、普通のA4サイズの封筒を使ったのだった。

(上半分にはまだ書ける部分が残っているので、 落書き(=役に立つかどうかわからずにする計算) に使ってからリサイクルへ回す予定。)

2011-09-12 (1) 01:28:45 +0900

朝日新聞読書面「よみたい古典」>大澤真幸さんと読む「聖書」(上)

11日日曜日づけ朝日新聞大阪本社版読書面「よみたい古典」は 「大澤真幸さんと読む「聖書」(上)」。

社会学者の大澤真幸さんも 「順番に読む必要はないが、旧約は創世記、 新約では四つの福音書のどれか、 お薦めはマタイ福音書から読み始めると分かりやすい」 と話す》。

少し勉強したことのある人なら、 マルコ福音書を最初に読めと言うはずだ。 こういう人がキリスト教に関する本を出しているのは不幸なことだと思う。 聖書学者は嘆くだろう。

旧約は、ユダヤ教の聖典としてと、 キリスト教の“旧約”としてとでは巻の順序とが異なることに気がつけば、 順序に意味があるとは思わなくなるのが当然だろう。 それでも創世記を最初に読むことには意味があると思うが。

大事なこと。 この記事でも、 入手できるものとして日本聖書協会の聖書を一番にあげているが、 あれはそれだけを読んでわかるように訳された書物ではない。 そのことが抜けている。 ほかの古典は、たいてい、訳注がついていて、 想定される平均的な読者にはわかるように訳してある。

2011-09-12 (1) 01:13:58 +0900

なぜ、神は「唯一」なのか。

「震災やテロで罪なき人たちが死んでいく。 神が大勢いるなら簡単に説明がつく。 慈愛の神もいれば怒りの神もいる、といったふうに。 ところが神が唯一だとしたら、 自分は正しく生きてきたのに、 なぜひどい目に遭うの? 悪人が罰せられないのは? 終わらない問いが一生続くが、 まさにそのことが尊い。 安易な答えに安住しないための、 絶えず神に問い続けるための、究極の設定が唯一神なんです」

唯一神よりも、 死後の世界を認めるかどうかではあるまいか。 善悪二神であっても、善なる神を信じれば天国に行ける、 と考えれば、ここに書いてあることだけなら、同じことではないか?

唯一神を「設定」としてしまうところに、この人の限界があると思う。

2011-09-14 (3) 03:20:09 +0900

漢字で書くとすぐ意味がわかるから漢字は便利、か?

11日日曜日づけ朝日新聞大阪本社版「声」の、 大阪府枚方市の村田基貢子さんの投書「留学生受け入れ 幸せもらう」。

フィンランドにはプロ野球がないといい、 テレビの野球中継をよく見ていた。 彼が「きょうきらんぶって何ですか?」と尋ねる。 当時、阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝。 ファンが興奮し、 ドンチャン騒ぎをしているさまを身ぶり手ぶりで教えるとクリスは腹を抱えて笑った。 漢字で「狂喜乱舞」と教えると、 「漢字だとすぐ意味が分かる。漢字は便利だ」とうなずいた。

漢字で書かないと意味が通じない漢語が使われている日本語は不便、 というほうが当たっていないか? 留学生から見た場合、現に 「狂喜乱舞」ということばが、 漢字で書けばわかるからという理由で口頭でも使われている以上、 日本語を批判することに意味はないか。

注) ここでこの投書をとりあげたのは、投書の趣旨とは全く関係ない。

付) 投書者名を書いた理由は、 《この「いろいろ」で、一般人の投書を取り上げる場合にも投書者名を書く理由》 をご覧ください。

2011-09-12 (1) 00:27:35 +0900

自殺未遂ニュース「手首切る」は切断したのか、切れ目をいれただけか、不明

切断なら、縫合に成功したのかどうかに関心がある。

2011-09-11 (0) 23:01:59 +0900

「それはそれは」は広辞苑にも載っていた

PC-VAN 時代、SIG SCIENCE の1番ボードにおられた秋月氏のホームページ。 そこに書きこんでいるONLY氏のブログ 「人格が崩壊している人のブログ」 の次の記事。

「逃走少女と契約しました。猫だけど」は一時、中断

<< 作成日時 : 2011/09/08 21:07 >>

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怪談ばかり読んでいたから、なにか怪異がないと面白いと思わなくなったらしい。 逃走少女〜はそれはそれは面白いのだが。

(以下略)

これに、2011/09/09 18:08 づけで、 名無しさんが次のようなコメントを寄せている。 (「名無しさん」は、 名前を入力しなかったときに名前の欄に出るもの(らしい)。)

>逃走少女〜はそれはそれは面白いのだが。

文章がおかしいです。前文とも繋がりません。

(以下略)

文章のどこがおかしいのか、また、なぜ前文とつながらないのか、 いろいろ考えたがわからない。

もしかして、「それはそれは」ではないかと思い、 広辞苑第六版(オンライン版)をひいてみたら、 熟語として載っていたのでちょっと驚いた。 私は単なる「非常に」の強めだと思っていたが、 それは理解不足であったようだ。 岩波国語辞典第三版には「それは」しか載っていない。 しかし、用例で、二度くり返す言い方を載せている。 こちらのほうが、私が思っていた意味に近いようだ。 新明解国語辞典第五版でも確かめた。 (それらを並べて比べたわけではないので、 細部は違っているかも。)

元キャンディーズのスーちゃんの告別式で、 ミキちゃんが弔辞で 「天国はそれはそれは素晴らしいとこらしいですね」 と言っていたのを覚えているから、絶対に誤用ではないと確信してはいたが。

2011-09-11 (0) 19:12:14 +0900

9月10日は「世界自殺予防デー」だったそうだ。「苦渋」にかけたのか?

「世界〜」だからそんなはずはないな。「苦闘」も違うな。「給湯」は関係ない。

2011-09-11 (0) 02:02:50 +0900

ネット上に、非識字者のためのサイトはある?

非識字者でも、 サムネイルなどをたどってネットサーフィンができるようにすることは可能なはず。

文字情報を一切使わずに楽しんでもらうサイト、 なんてのがあったら楽しい。 (そこまで来てもらうには文字情報が必要かもしれないが。)

2011-09-11 (0) 00:10:32 +0900

心霊写真>“霊”には目に黒線を入れなくていいのか?

本来写っている人には、プライバシーに配慮して、目に黒線を入れ、 誰だかわからないようにすることがある。 “霊”はそのままだが、いいのか?

“霊”が人権ならぬ“霊権”を求めてたたりをなすとか。

2011-09-11 (0) 00:02:25 +0900

回文>「orita Hatiro」(降りた鉢呂)

「鉢呂」は、何時間か前に辞任した元経済産業大臣の姓。 フルネームは「鉢呂吉雄」。

2011-09-10 (6) 21:11:13 +0900

朝日新聞>「平塚らいてう」と表記し、一度も読み方を示さない。いいのか?

9日金曜日づけ大阪本社版生活面記事もそう。 「ゐ」や「ゑ」が含まれていれば歴史的かなづかいだなとわかるが、 「らいてう」はそうでないので、/raiteu/ と発音すると思い込む人もいるだろう。 ひらがなにひらがなでふりがなを振ればよいだけのことだ。

2011-09-10 (6) 03:03:02 +0900

義足のランナーを認めるなら、古橋廣之進に義指を認めてほしかった

先日、義足のランナーが、 義足は有利にならないとされて参加しているとの記事を見て。 名前はいま調べた。南アフリカのオスカー・ピストリウス選手。

2011-09-10 (6) 02:55:44 +0900

純正律>II-V では、完全五度をシントニックコンマだけ“ごまかし”もする

純正律は、 個々の和音の純正さを厳格に守り、 かつ、一つのカデンツの最初と最後の主和音を同じ高さにとるためには、 I-VI-II-V-I の和声進行において、II と V の間で、 “本来”は根音が完全五度さがるのに、そこをシントニックコンマだけずらして、 “ごまかす”ことまでするのであった。

だから、転調の際にも、そのような“ごまかし”がありえるのだった。 C-dur から d-moll への転調について、再考察が必要だ。

2011-09-09 (5) 20:37:29 +0900

すのものの「純正律を体験しよう(その1)」にサンプルを追加

C-dur から d-moll への転調はおいておいて、 C-dur から Fis-dur への転調、C-dur から Ges-dur への転調。

2011-09-09 (5) 02:17:18 +0900

鳥葬>病気療養中に死亡した人の肉を食べたら、鳥はどうなる?

薬がからだにはいった状態で死亡した可能性が高いわけだが、 その薬は鳥に影響を与える?

2011-09-08 (4) 21:18:30 +0900

NHKラジオ19時は「きょうのニュース」。0時は「きのうのニュース」?

実際には単に「ニュース」と言うだけである。

2011-09-08 (4) 21:17:46 +0900

ローマ字の you は「酔う」としか読めない / カナ式ローマ字は除く

英語の影響で、「You」とつづって「ユー」と読ませたがる人が出ると思うが。

カナ式ローマ字では、「内容」を naiyou のように、カナどおりにつづる。 それを除けば、you は /jo:/ でなく /jou/ と発音されるので、 ワ行の五段動詞「酔う」以外にありえない。

2011-09-08 (4) 19:36:10 +0900

きょうの補筆箇所

2011-09-08 (4) 01:56:52 +0900

すのものの「純正律を体験しよう(その1)」にサンプルを追加

C-dur から d-moll への転調のうちの四つめ。

2011-09-08 (4) 01:56:06 +0900

「オゾンホール」と「保存オール」は /h/ の位置だけの差

日本語として、だが、/ozon ho:ru/ と /hozon o:ru/ で、 子音 /h/ がどちらにつくかだけの違い。 「保存オール」というのは、全部保存、ぐらいの意味。

こういうのを何と呼ぶか、一時間ぐらいネットで探していた。 英語でこれを説明するとしたら使うであろう単語で Google を検索。Wikipedia の spoonerism のページにたどりついた。

2011-09-07 (3) 23:33:07 +0900

ベートーベン「交響曲第九番」第一楽章再現部冒頭のティンパニは演奏可能?

三十二分音符で鳴らし続けるのだが、 D を鳴らし続け、一つだけ A で、すぐ D に戻ること三回。 スコアの指示だと「四分音符=88」だから、 三十二分音符は一分間に704。 両手のばちで交互に叩くのだろうから、その半分で352、すなわち、 一秒におよそ6回。

これができるなら、 「D-A-D-A-D-A で一秒」のテンポで、 片手で二つのティンパニを交互に打つことができるのだろうか?  もしもティンパニの直径が1メートルだとすると、 秒速6メートルのスピードでばちを移動することになる。 (打って音を出している時間は含んでいない。)

片方の手だけで D を叩き続けられるのなら話は変わってくるが、 一秒に12回叩けるとは思えない。

2011-09-07 (3) 23:10:00 +0900

新たなる希望>C-3PO がレイアと顔を見合わせることに何の意味がある?

最後のヤヴィンの戦いの途中、指令室で。 表情はないと思われる C-3PO がレイアと顔を見合わせる。 表情はないが、何かのときには相手の顔をのぞきこむように設計されている、 と考えればいいか。

2011-09-07 (3) 21:32:22 +0900

クローンの攻撃>ザムが初めてオビ=ワンを見るところの左右の正方形

双眼鏡で見ている、という設定だろうか。 4×4の正方形が左右にうつる。 あれは IV のファルコン号が四機のタイ・ファイターを倒すところと似ている。 ただし、あそこでは5×5。

2011-09-07 (3) 21:00:30 +0900

脳死状態のウルトラマンがラザロ兆候でスペシウム光線を発してしまう可能性

脳死状態であっても、 あの形に手を組み合わせるとスペシウム光線が発せられる、のかもしれない。

2011-09-07 (3) 20:30:51 +0900

福島原発事故で、ゴジラもののテレビ放送は「放射能」をどうする?

ゴジラは放射能を吐く、という設定になっているが、 福島原発事故のあと、そのままテレビ放送できるであろうか? 

Wikipedia の「ゴジラ (架空の怪獣)」には次のようにある。

呼称は放射能熱線だが、一文字略して放射熱線、 あるいは単に熱線や放射能とも呼ばれる。 講談社の本では“放射能火炎”と表記され、 それを略して“放射火炎”と呼ぶ場合もある。

2011-09-07 (3) 20:28:34 +0900

ウルトラマン>フジ隊員が「ハヤタさん」とさんづけで呼ぶのが不思議だった

幼稚園児、小学生だったころ、 男の子を呼ぶときは「君」、女の子を呼ぶときは「さん」をつけていた。 男の子が呼ぶときも、女の子が呼ぶときもそうである。

不思議に感じたのは、小学校の国語の教科書で、 女の子が男の子を「さん」づけで呼んでいたこと。 そういえば、「ウルトラマン」でフジアキコ隊員は同僚の男性隊員を 「ハヤタさん」などとさんづけで呼んでいた。

2011-09-07 (3) 20:25:42 +0900

東大が秋入学にするなら、それまでに合格者が学んでおくことを示したら?

東京大学が秋入学を考えているらしい。 試験は春で、秋の入学までに何をしてくることを求めるか。 思いつくままに書いてみた。

第二外国語については、 NHKのラジオやテレビの講座を利用し、 初級文法はマスターしておくこと。 数学のうち解析学については、 実数体の構成・およびその性質 (上に有界で空でない部分集合は上限を持つなど)までを理解しておくこと。 線型代数については、 高等学校で学ぶ3次元ベクトルについて、 線型部分空間、線型独立と線型従属、などを理解すること。 物理学では、ベクトルの外積、偏微分、多重積分、微分形式、 ベクトル解析などについて、数学的厳密さは抜きにして、理解してくること。

2011-09-07 (3) 02:33:25 +0900

本項以降は、今夜、あるいはあす未明にアップロードされる予定。

2011-09-07 (3) 20:51:24 +0900

すのものの「純正律を体験しよう(その1)」にサンプルを追加

C-dur から d-moll への転調のうち最初の三つ。

2011-09-07 (3) 01:52:04 +0900

きょうの補筆箇所

2011-09-07 (3) 01:50:19 +0900

旺文社「漢和辞典」(1964 年)は「酔」の訓を《よう(ゑふ)》としている

旺文社「漢和辞典」(阿部吉雄編、1964 年)は 「酔」の訓を「よう(ゑふ)」としている。

文語の動詞「ゑふ」の読みは「えう」である。 字音かなづかいが「えふ」の「葉」を現在では「よう」と読むことにつられたか。

七月に帰省したとき、実家で見た漢和辞典。 小学生のとき、使っていたがこれかもしれない。

……と思ったら、手元の漢和辞典も、新字源もそうだ。 広辞苑第六版は、「えう【酔ふ】ヱフ」を見出しに立て、 「「酔(ヨ)う」の古語』としているから、 別の語と解釈していることになる。

漢文を訓読したものは古文になると私は理解しているので、 「酔」の訓は「ゑふ」とし、「えう」と発音したい。

2011-09-06 (2) 19:54:41 +0900

「葉タバコ」と聞いて「旗箱」かと思う人はいないか

本文ナシ

2011-09-06 (2) 19:52:59 +0900

緑のおばさんは、道路交通法に忠実な運転者には、はた迷惑かも

信号のない横断歩道のそばに立っているから、 横断者かもしれないわけで、 直前で一時停止の義務がある。

(「はた迷惑」は、緑のおばさんが旗を持っていることにかけた、 おやじギャグである。)

2011-09-06 (2) 19:48:34 +0900

すのものの「純正律を体験しよう(その1)」にサンプルを追加

C-dur から e-moll への転調。

2011-09-06 (2) 02:42:39 +0900

コーランでは「モーセ…ダビデ…マリア…イエス」という系図だったっけ?

5日月曜日づけ朝日新聞大阪本社版文化面「はじめてのコーラン」。 伝説上の系譜として 「イサク…モーセ…ダビデ…マリア…イエス」という系譜が載っている。 福音書ではイエスの養父ヨセフがダビデの子孫であり、 かつ、ヨセフはモーセの子孫ではない。

2011-09-06 (2) 02:27:00 +0900

朝日新聞>「5日間で80時間のバティック技術取得コース」って一日16時間?

5日月曜日づけ大阪本社版アジア面 「記者探究」はジョクジャカルタ(インドネシア)から、 郷富佐子記者の「誇りの布 バティック」。 《5日間で80時間のバティック技術取得コース》 があると書いてあるが、一日16時間も本当にやるの?

2011-09-06 (2) 02:01:16 +0900

NHK「ラジオ英会話」に出てきたヨーヨーの Walk the Dog を動画で見た

Walk the Dog は5日月曜日放送分のNHK「ラジオ英会話」 に出てきたヨーヨーの技の名前。 Google で「ヨーヨー」を検索し、 最初に出てきたサイトで動画を見て理解。 何でも簡単に見られる、いい時代だな。

2011-09-06 (2) 00:47:05 +0900

すのものの「純正律を体験しよう(その1)」にサンプルを追加

C-dur から F-dur への転調の、第二の方法についての midi のサンプルを作った。

いっときは、ギターのコード演奏のように、 和声を構成する音を適当に積み重ねようとしていたが、 考えを変えて、教科書どおりにしたのだった。 それをよく見て、新たな発見があった。 C-dur の I から F-dur の II-V-I と進む際には、 II と V の共通音 G を同一声部においてよいのである。 これは、純正律の音程のとり方と一致する。

2011-09-05 (1) 00:35:03 +0900

電気で積雪をとかす装置はすでに実用化されている

むかし、PC-VAN の SIG SCIENCE の1番ボードで一緒だった秋月氏の 「秋月のホームページ」。 「掲示板 経済学の勉強と仕事関係」にこう書いておられる。

[956] Re:[955] 東京マネーはいつまで続く? 投稿者:秋月 投稿日:2011/08/30(Tue) 22:52

(中略)

そうだ。東京マネーの投資によって、冬のための自動雪解かし機の設置とかはどうだろうね。

私自身は商才はないのだけれども、雪国の自動雪解かし機というのは売れるような感じがするのだが。

電気式か温熱水を回すかで屋根の雪は解けていくだろう。

毎年、雪国における雪かきの事故というものをニュースで聞きますからね。

お年寄りしかいないという場合はまた大変だろう。

Google で「融雪」を検索してわかったのだが、 すでに商品化されている。 「融雪用電力」という、特別な契約で使えるようになる電力があるそうだ。

ここ金沢では聞いたことがない。金沢は中途半端な雪の量なのである。

2011-09-04 (0) 18:42:28 +0900

きょうの補筆箇所

2011-09-04 (0) 01:55:41 +0900

音量を変える際、試しの音を出して音量がわかるようにした機器はあるか?

いまこれを打っているパソコンは、 音量調節の際、音量が画面上の縦線の列で示されるが、 重い仕事をさせているときには表示が出ない。

それとは直接関係ないのだが、音量を上げ下げするとき、 電子音が鳴って、その音量が目印(耳印?)になる、 という機器はあるだろうか。 ラジオにそれがついたら、肝心のラジオの音声が聞きづらく、 音量調整がしにくいか。

2011-09-03 (6) 22:43:29 +0900

シスの復讐>あの世界では足には“当たり判定”がない?

ムスタファーでの、テーブルの上での戦い。 ライトセーバーを持ったオビ=ワンに、 剣を持たないアナキンが蹴りを入れるが、 なぜオビ=ワンはアナキンの足を切らないのだろう?

足に“当たり判定”がないのでは、 というのは IV の、 ロープを使ってルークとレイアが通路のない穴を越えるところでもあった。 ドアは上下式で、 帝国軍兵士はドアを数十センチメートルほど上げるところまで迫っている。 ドアの下から手を出して足をつかむか、撃つかすればよいのに、何もしない。

“当たり判定”がないとは、アクション系のテレビゲームにおいて、 そこには当たってもダメージとみなされないことを言う。

2011-09-03 (6) 20:31:17 +0900

シスの復讐>ライトセーバーは、振り上げて力をこめて振り下ろす必要はない

メイス・ウィンドゥが議長にとどめを刺そうとするところ、 ムスタファーで、テーブルの上でオビ=ワンがアナキンを切ろうとするところ。 生身のからだに刃があたれば必ず切れるので、 力を込めて振り下ろす必要はないはず。 それよりも、早く切るべし。

2011-09-03 (6) 20:28:31 +0900

II のドゥークーも、 オビ=ワンにとどめを刺そうとする前に大きく振りかぶっている。 そのため、アナキンが助けにはいることが可能だった。

2011-09-07 (3) 21:33:10 +0900

「〜の時間がやってきました」が“死語”になるときがくるのかな

前項で書いたNHKラジオ「実践ビジネス英語」。 パートナーが 「Business Communication in Action」と言ったあと音楽が始まり、 「Hello, everybody. 杉田敏です。さあ、 『実践ビジネス英語』の時間がやってきました。 ご一緒に勉強して参りましょう」とおっしゃって番組が始まるのだが、 ストリーミングは一週間、いつでも聞ける。

そこで考えたこと。 もしもラジオというものがなくなって、 ネットだけになり、好きな時間に聞く時代になると、 『「〜の時間がやってきました」 と言っているのは昔ラジオで放送されたものであって、 放送時刻が決まっていてそのときにしか聞けなかった時代のなごりだよ』 などと言われるのではあるまいか。

2011-09-03 (6) 19:10:42 +0900

実践ビジネス英語>"and with his loud voice, I really had no choice"

NHKラジオ「実践ビジネス英語」。 8月26日金曜日放送分でビニエットを通して聞いたとき、 どこかに「韻を踏んでいるのでは」と思われる部分があったのだが、 どこだかわからなくなった。テキストを読んでも見つからない。 テープは上書きしてしまった。 が、ストリーミングでならまだ聞けるではないか。

聞いた。 8月24日水曜日放送分の中の挿入句、 「--- and with his loud voice, I really had no choice ---」 のようだ。 携帯電話で話している人の声が大きくて、 内容まで聞こえてしまった、というところ。 テキストを見ていて見つからなかったのは、 文末だろうと思い込んでいたためのようだ。

2011-09-03 (6) 19:07:54 +0900

「碇知盛」を「イカリとモモリ」という二人の人名とカン違いする奴は……

いないか。

2011-09-03 (6) 17:50:56 +0900


すのもの Sunomono