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主台枠は左右2枚に分かれています。
外から見える部分を黒く塗るように指示されていますので、とりあえずこの程度までプライマーと黒を筆塗りしました。
車軸の断面には塗らないようにします。
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上部を外側に90度折り曲げます。
万力に加えて曲げたりしますが、このキットの場合は折り曲げスパンが短いので、ヤットコでも大丈夫です。
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左右の台枠はこのように向き合います。手前が公式側です。
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非公式側の台枠には、モーター取り付け座がついています。
まず内側に180度折り返します。
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さらに上部に90度折り曲げます。あとでこの内側にモーターを固定します。
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ギヤを取り付ける前に、ギヤ軸の中央に出ているバリを削り取っておきます。
キットによっては、このバリがギヤに引っかかって、うまく回転しない場合があります。
なお、ギヤ軸の内側には、あらかじめネジが切られています。
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公式側を例にとりますと、台枠の内側から外側に向けて、左図の順で部品が取り付けられます。
台枠の内側からは4本の取り付けネジが手前を向き(中央上の大ギヤのネジだけ長い)、ギヤ座(大ギヤにはさらにカラーが入る)とギヤを貫通して、ギヤ軸にしっかりネジ止めします。
■注意■
この写真で、台枠が黒く写っているのは塗装面ではなく、裏側の未塗装の真鍮面が光の加減で真っ暗になっているものです。この写真は、台枠の内側から見ているイメージになっています。
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まず小ギヤ2個と中ギヤにギヤ軸を差し込み、ギヤ座と台枠を間にはさんで2.5mmネジで止めます。
中ギヤにも小ギヤ軸を使います(中ギヤ軸というものは存在しません)。
ネジはしっかり止めます。ギヤの厚みよりも、ギヤ軸の長さのほうがわずかに長いので、しっかり止めても軽く回転するはずです。
あとで車輪を組み込むと、動力部は分解できなくなるので、ネジが緩んでしまうと困ります。
瞬間接着剤で止めるように説明書で指示されていますが、ギヤを接着してしまうと恐いのでやりませんでした。
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あとで発売された三井埠頭5号機では、説明書の通りに瞬間接着剤を使ってみました。効果のほどがどう出るかはまだわかりません。
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大ギヤは4mmネジで止めます。大ギヤ用のカラーを差し込んでおくのを忘れないようにします。
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大ギヤを差し込んでしっかり固定します。
すべてのギヤが軽く回るかどうか、ここで必ず確認します。あとからでは修正できません。
動きが硬いときは、ギヤ軸にバリがないか、ギヤの表面にポッチ状のバリがないかを確認します。
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ベースプレートに、左右の台枠を下から差し込み、2.5mmネジで止めます。
まず非公式側の、モーター取り付け座の部分を下から差し込みます。
それから公式側(ギヤを取り付けたほう)を差し込みます。
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車軸を取り付ける前に、動輪を差し込む穴についている塗料をヤスリなどではがします。
ここで軸穴を傷めてしまうと、動きがガクガクとぎこちなくなります。本当はあまり軸穴に触りたくありません。
軸穴を広げすぎると車軸が暴れるようになり、連動もうまくいかなくなって逆効果です。
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プラ製のギヤ軸に、金属製のカラーを差し込みます。
車輪はこのギヤ軸とカラーの間にはまります。
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台枠の軸受けに、カラーが内側に入るようにして車軸を置きます。
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両側から車輪を軽く差し込みます。
パイプ状になっている金属車輪の車軸が、台枠の厚みを通過し、カラーとギヤ軸の間に少し入り込む程度まで慎重に指で差し込みます。
■注意■
プラ製のギヤ軸は柔らかく、余計な力を加えると簡単にギヤの根元から折れてしまいます。
また、いったん圧入した車輪を引き抜こうとすると、やはりギヤの根元からちぎれやすいので、十分注意します。
このあと万力などを使用して、左右から車輪をゆっくりとプラ車軸に圧入します。この要領は説明書に書かれています。
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同じ要領で3軸とも圧入します。
以後、動力部を安全に分解することはできません。
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プラ製の輪心を差し込みます。
とあっさり書いていますが、これがかなりきつくて大変でした(再び万力を引っ張り出しました)。あらかじめ、輪心の中央の穴をヤスリで若干広げ、外側のフチも軽くヤスっておくとよいようですが、外側のフチは力を入れすぎるとスポークが壊れます。
3軸ともギヤで連動していますから、輪心の向きはぴったり一致させなくてはいけません。
さらに非公式側は90度先行していますので、注意して組み立てます。
ギヤには左右に多少のアソビがあるので、車輪の向きを揃えるときは左右に同じだけの余裕を持つようにしないと、ロッドを取り付けたときに動きがぎこちなくなります。
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あとで集電ブラシを取り付ける部分を、外側に90度折り曲げます。
このあと、線路の上などで転がして動きを確かめておきます。
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■注意■ 先に、次のステップでサイドロッドを取り付けたほうがよいです。間違えてしまいました。
台枠の先端に、スライドバーを表面から差し込み、内側で足を90度曲げて接着します。
スライドバーのあたりは、あとで回転を調整するときに角度を変えたりするので、強度を考えるとここだけはハンダ付けしたかったところです。
しかし、今回は接着剤で組むという手段を目的にしているので、ぐっと我慢して瞬間接着剤で接着しました。
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サイドロッドを取り付けます。
説明書では、左右とも同じ番号になっていますが間違いです。
中央付近にある関節が後方になるように、また第1・第3動輪への取り付け穴の上部に小さい突起(油壺)が来るような向きになります。
取り付けたら、線路の上で転がして動きを確かめます。
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