ここまで来ると、早く終わってほしいとの気持ちが先にたって、作り始めた動機などどこかに吹き飛んでいます。
ともかく、長かった工作にも終わりのときが来ました。
前デッキ下のステップを作って取り付けます。 トレインショップのC12は、先輪が干渉しないように前デッキの傾斜がゆるく、長くなっていますが、今回の工作では実物どおりの傾斜を狙いました。そのためにカーブが曲がれなくなっては、本も子もありません。 後部のステップも同じ要領で作ります。 |
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公式側のキャブ下には何もないので、速度検出器を適当に作って貼り付けておきました。 本当は、水タンクの下部を連結しているパイプを作りたかったのですが、場所的にサイドロッドと干渉してしまうので、あきらめました。 |
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最後に石炭を作って、モーターの端子を隠します。 まず、紙を適当に曲げてモーターを覆うフタを作り、その上に紙帯を切り刻んで作った石炭を接着します。 |
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これで今回のすべての紙工作が終わりました。 何の下地処理もせずに(この紙に適した方法を知らないので)塗装に進みます。 |
ようやく完成しました。 ナンバープレートの製造番号はデタラメで、参考にした特定の実機はありません。 |
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後ろがオリジナルのマイクロエース製です。この製品がなければ足回りを調達できませんでした。
後ろは定価4万円のトレインショップ製です。家柄が違う重連という感じです。
つたない工作を晒していくのは恥ずかしいものです。
市販品の形に不満を持つこともよくあるのですが、自分で4台の機関車を作ってみて、イメージどおりに工作することがいかに難しいか、思い知らされました。
お気づきと思いますが、第一動輪の上部は抜けているわけではなく、単に白く塗ってあるだけです。
目の錯覚を利用しようと思ったのですが、怪しいだけでした。飽きたら黒で塗りつぶします。
(おわり)