Nゲージ蒸気機関車2013年のメモ>2013.10.1

KATOのC58の動力は

KATO C58

やえもんデザインから、この動力を利用するC58のコンバージョンキットが発表されています。
実はC58の動力を他に利用することは、あまり考えたことがありませんでした。どんな感じに使えるのでしょう。

KATOのC58は今年再生産されたばかりですし、補修用パーツも揃っているC58のプラ製品としては現在でも唯一です。

[1] 2


下の写真はKATOとワールド工芸です。第一動輪の位置を揃えています。

KATO C58

KATO C58(平底テンダー)
登場時(1991年)の同社の蒸機としては一般的な縮尺です。
緑色の横線は、下記のワールド工芸のボイラー上端と同じ高さに引いています。

ワールド工芸 C58

ワールド工芸 C58(船底テンダー)
金属製品の一例として持ち出しました。なお、やえもんデザインの製品のサイズは現時点ではわかりません。

KATOのC58は上廻りこそ大きいですが、動輪の直径自体は大体1/150になっています。
画像上で、KATOの下廻りにワールド工芸の上廻りを載せると、下のようになります。

KATO+ワールド工芸

ワールド工芸+KATOの動輪C58
上のワールド工芸のシリンダーブロック〜従台車部分を、KATOの画像に差し替えたものです。

軸距離は長めですが、シルエット的には結構バランスよくできそうです。もともと第一動輪の上が抜けているのも効果的です。

ところで動力ユニットのサイズはどうでしょう。

KATO C58動力

KATO C58の動力
ボディーが外しにくいので分解がイヤなのですが、先に非公式側のシリンダーブロックを外せば無理が少ないと最近気付きました。
動力そのものは意外にコンパクトです。

ワールド工芸 C58

ワールド工芸 C58
緑の横線は、上のKATOの動力の上端と同じ位置に引きました。
金属車体はプラ車体に比べてかなり薄いので、動力ブロック上端は少々の切削(縮尺によってはそのまま)で収まりそうに見えます。
ただ、そのままではモーターが後ろに大きくはみ出すので、モーター交換は必須のようです。

やえもんデザインのコンバージョンキットで、動力ユニットをどのように加工する必要があるのかはまだわかりませんが、
難易度はモーターの載せ替え方法によって決まる…?ような気がします。
前端・後端の切削は、もしあったとしても金ノコやヤスリで結構大雑把にできそう(たぶん)です。

次ページでマイクロエースの動力も見てみました。


[次ページへ→]

[1] 2

「Nゲージ蒸気機関車」トップページに戻る