先日のKATOの動力の続きです。
KATOの代わりにマイクロエースのC58を使うという考えはどうでしょう。というのは、両者の動輪周辺の寸法は同じだからです。
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下の写真はKATOとマイクロエースです。第一動輪の位置を合わせてみました。
KATO |
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マイクロエース(動輪合わせ) |
車体のサイズはずいぶん違いますが、動輪部分だけを見ますと、直径も軸距離もほとんど同じです。
KATOの良さは第一動輪の上の主台枠が向こうに抜けていること、マイクロエースの良さは動輪の丸穴が抜けていること、になるのでしょうか。
これだけなら、値段が安くて入手しやすい(メンテ性もよい)KATOの動力で間に合ってしまうように見えます。
しかし、もうひとつ。
第一動輪とシリンダーの間隔や、先台車までの距離は、KATOのほうがマイクロエースより広くなっています。
コンバージョンキットに動力を組み込むには、シリンダーの位置を基準に考えたほうがよさそうな気がしますので、
下の写真では動輪の位置ではなく、シリンダーの位置を揃えてみました。こうすれば、マイクロエースの動輪一式はKATOよりも少し前方にきます。
KATO |
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マイクロエース(シリンダー合わせ) |
この状態で、それぞれにワールド工芸の上廻りの画像を重ねると次のようになります。
ワールド工芸そのもの |
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ワールド工芸+KATOの下廻り |
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ワールド工芸+マイクロエースの下廻り |
上廻りを外して、KATOとマイクロエースの動力を見たところです。
KATO C58の動力 |
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マイクロエース C58の動力 |
あとはやはり、モーターの載せ替えがどの程度大変になるか。
こればかりは、キットの最終仕様が判明するまではわかりません。
KATO C58の動力 |
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マイクロエース C58の動力 |
なお、KATOとマイクロエースでは幅にも違いがあります。
シリンダーブロックの部分で車幅を測ると、ワールド工芸とマイクロエースは約18mmとなっています。
KATOはそれより大きな約19mmです。
たぶんやえもんデザインのキットの幅も、KATO動力に一致しているものと思いますが、結果がどうなるかはお楽しみです。私は事前にあれこれ妄想をめぐらせても、当たったことがほとんどありません。
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