これは1/80、16.5mmゲージのプラ完成品です。
比較的低価格なプラ製品のため、高級ブラス製品とは違った気さくな印象があります。製品コンセプトが私の9mmゲージの遊び方に近いような気がして(根拠ナシ)、興味を持っていました。
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C12というと、姉妹機のC56のプラ製品がKATOから出ています。
また同じタンク機のC11のプラ製品も天賞堂から出ています。参考までに並べます。
トラムウェイ C12標準タイプ |
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KATO C56 |
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天賞堂 C11 3次型標準タイプ |
いずれも、小さなレイアウトでも使いよい模型です。標準状態で前後の連結器とも自動連結できるので、そのままバック運転もできます。
C12 |
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C56 |
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C11 |
車体はどれもプラ製Nゲージ蒸機と同様のつや消しです。C12とC11は煙室部分がさらに強めのつや消しになっています。
車輪はC11が最も黒っぽくなっています。C12とC11ではロッド類も黒色です。
C12 煙突を引き抜くと、煙室扉が前方に外れます。煙室内のライト基板から導光されています。電球色で穏やかに光ります。 デッキの水平部は傾斜部と分離したパーツで、やや立て付けが悪い感じです。 |
C56 つかみ棒は金属製です。ライトは黄橙色に点灯します。ライト消灯スイッチは煙突の底にあり、付属のドライバーを差し込んで切り替えます(煙突そのものを回すわけではない)。 |
C11 ライトは電球色チップLEDによる直接点灯で、まばゆく光ります。 |
C12の煙室扉ハンドルは説明書(初回)では別パーツとされていますが、取り付け済みに変更されています。
煙室扉外周の手すりは別パーツではなくモールドですが、実物のC12も割とあっさりしているので、これはこれでよい方法かと思います。
煙室扉の見かけはもう一回り小さくてもよかったかもしれません。
走りのほうは自分の感覚としては満足のいくもので、静かでしっとりした感じです。
同封されている注意書きに「走行時若干のモーター音、ギア音はいたします。」とありますが、ふだんNゲージに慣れている身には十分静かです。私が持っている他のプラ製の16.5mm蒸機に比べても気になるところはありません。
(あくまでも低価格プラ製品+私の感覚では、ですヨ)。
なお、上記のC11はもっと静かです。またC56の動作音はこれらに比べてかなり大きく、現在では「うるさい」レベルかと思います。最初にC56を買ったときは、別に普通と思ったのですが。
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