2018年5月10日から開催された、静岡ホビーショーに行ってきました。
色々な経緯で業者日に行ったため即売会などはありませんでしたが、混雑はひどくありませんでした。
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すでに発表済みのパネル展示等がありました。
静岡という場を意識したパネルが正面に設置されていました。
色々な商品があるものですね。
再生産が決まったC57 1号機の展示はまだありませんでしたが、35系客車は大パネルが掲げられていました。
柵の部分、模型的にどう表現されるのか興味のあるところです。
以前の12系やまぐち号(オハフ13 701)のような、透明パーツに印刷という表現ではなく、樹脂で向こうまで抜けた成型がなされるように見えます。
四季島のパネル。発売日も価格も未定ですが、「鉄道模型史上最高峰のクオリティで製品化」とあります。
定量化の方法がわかりませんが、とにかく史上最高峰ですからただ事ではありません。
(先行他社よりスゴイ、というアピールだと思いますが)
トミーテックの一連の製品群。解体中の建物を使用したご作品ですが、
昨今は、必ずこういうキャラクターを絡ませるものなのかな思いましたが、
そうです、このシリーズは別に鉄道模型専用のストラクチャーではないんですよね。
ふだん鉄道模型ばっかりやっていると、頭の中が狭くなっているものだな〜と、会場を回ってつくづく感じました。
特に撮影対象に意図はなく、てきとうに撮っております。
写真に写っていない商品のほうが、はるかにたくさんあります。
8月予定のアーバンライナー。
パンタグラフ周りに注力して新規作成、だそうです。
写真が遠くて肝心のパンタ周りがわからず、ごめんなさい。
トミックス初期からのストラクチャーのカラーバリエーションで、これは「わらぶき農家」のブラック版です。壁の木部の色が濃いです。
わらぶき農家については、先日ちょっと話題にしたところだったので驚きましたが、これからも生き続ける商品なのだなと安心しました。
こちらは1/80・9mmゲージのナロー「富別簡易軌道」の自走客車です。
じっくりとスケールスピードで走っていて、抜群の雰囲気でした。
(鉄コレ動力です)
私はセンスがなくて今のところこの分野は対象外なんですけども、蒸気機関車なんかも出ないでしょうかね…。
すでに発表されている、D51 200号機と、やまぐち号の35系客車です。客車はトミックスともろに競作になっています。
ちなみに両社のブースは背中合わせです。
光が反射してしまいすみません。公式サイトに掲載されているとおりのものです。
展望デッキの柵はトミックスと同じく、向こうまで抜けた樹脂成型のようです。
3Dプリンターの出力サンプルが回転していました。
ベンチレーターが一体か別パーツか、穴のあくほど見つめましたがよくわかりませんでした。
個人的には、客車の屋根は一体成型でまとめるのがプラ量産品らしくて好きですが、ゴテゴテしなければ別パーツでもよいですし、特にこだわりはありません。
D51 498 OE’88はサンプルがありました(ピントが一部にしか合っておらずすみません)。
再生産なので初回品と同じです。しかし、オリエントエクスプレスの編成の先頭に立っている姿は格好いいです。
先輪、従輪、ATS車上子、空気作用管の表現も初回と同じだと思います。再生産ですものね。
D51 200のサンプル品はまだありませんでした。
サウンドボックスと、スマートコントローラーのデモが行われていました。
私が行った日時は、割と静かな感じのコーナーでした。
スマートコントローラーは、明後日(5月14日)には発売される予定です。※2018年5月13日現在
イベントのマイクロエースのブースはいつも意外と静的な感じで、既存のプラ模型や予定品のサンプルが棚に並べられているのですが、今年はこの商品「マイクロスピーカーシステム」がちょっと強めに主張していました。
Nゲージ室内灯サイズのBluetoothスピーカーです。外部の音源を車両に飛ばして車両のスピーカーを鳴らすためのものです。
音源はユーザーが別途用意します。
Bluetoothスピーカーを車両に搭載する試みは、ここ数年一部で流行っているようで、ご作例もいくつかご紹介いただきました。自作の場合は小型のスピーカーを用意したり、電源の工夫に皆さん苦労されているようです。
めちゃくちゃ楽しそうです(笑)。
Nゲージ車両に取り付けようとすると、大きさ的に車両によっては結構な改造も必要になりそうですが、ある程度の大きさのプラ模型ならさほど無理しなくても済みそうです。
マイクロエースのD51スーパーなめくじへ搭載しようと加工されているサンプルもありました。
これは大掛かりですね。小型モーターに交換し、基板を全長いっぱいに積み込んでいます。ボディはうまくはまるのでしょうか。
熱心に説明がなされていました。アリイのD51の1/50プラ模型(元オオタキ)に基板を積んだサンプルや、KATOのサウンドボックスを音源として利用したデモが行われていました。ちょっと注目しています。
「SL大樹」のサンプルがありました。C11 207です。
発売はまだ先になると思います。まだここにいますから。
とはいえ一見、外観は全部できているように思えました。ダイキャストブロックはまだ生地むき出しですが、これはサンプルなので実際にはもう少し進んでいるのかもしれません。
全体のプロポーションは従来品と変わりませんが、側面タンクの形状や、キャブ下の形状が変更されています。
後部の様子です。
かなり前傾が大きいのですが、これは製品までに修正されるのでしょうか。
されるといいですね。
こちらはC10 8です。
ガラスごしに色々オーブが写りこんでしまってすみません。
こちらも基本的には前回同様のプロポーションです。窓まわりのバランスが変更され、タンク下の配管や各部のリベットも追加されました。一歩良くなったと思います。
このほかの予定品である、C54やC58のサンプルはまだありませんでした。発売は当分先なのかもしれません。
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