Nゲージ蒸気機関車2018年のメモ>2018.10.8

C57 1号機(トミックス) 2018年再生産

C57 1 ロッド赤入/無印

2011年に発売されたトミックスのC57 1号機が、35系やまぐち号客車の発売とともに再生産されました。7年ぶりです。


単純再生産ですから仕様は前回と同じです。新旧見比べてみましたが、外見的な違いはないように思いました。
もともときめ細かく、きれいだった塗装もの様子もそのままです。量産品の模型は、再生産のたびに塗装の様子が微妙に変わることがあるのですよね(たいていは微妙に粗くなる)。

初回品

品番2004
C57 1 初回

(拡大写真)

2011年の発売です。写真は付属の集煙装置を付け、発電機の配管を追加してあります。

再生産

品番2004
C57 1 再生産

(拡大写真)

今回の再生産品です。こちらは回転火の粉止めを付けました。

ロッド赤入

品番2008
C57 1 ロッド赤入

(拡大写真)

2015年に姉妹品で発売されたものです。

品番2008のロッド赤入は、つい先日発売されたばかりのように感じましたが、もう3年です。
このペースで月日が過ぎるとたちまち寿命が…。

初回品
初回品 付属のヘッドマークを取り付けた様子。
再生産
再生産品(今回) ヘッドマーク未取り付けの様子。今までどおり、テールライトの取り付けには穴開けが必要です。0.5mmドリルを使用とありますが0.6mmをおすすめします。
ロッド赤入
ロッド赤入 ナンバープレートは黒と緑を選べる豪華仕様です。

現在の品番2004(無印)と、品番2008(ロッド赤入)の説明書は共通の内容になっています。

初回品は集煙装置を脱着しているうちに、煙突が簡単に外れるようになってしまいました。これと決めたらあまり脱着しないほうがいいかもしれません。

初回品 煙室上方

初回品

再生産品 煙室上方

再生産品

本体はおんなじですね…。

煙突はライトの点灯スイッチを兼ねているので、ON/OFFどちらかを決めてから集煙装置や火の粉止めを取り付けることになります。
この機構はKATOのC62 東海道形が最初だと思いますが、KATOは最近の新製品では採用しなくなってしまいました。

やまぐち号

中は開けていませんが走りの感じにも大差なく、新たに買う人にもそうでない人にも、ある意味安心な再生産です。
非常に細かい点では改良してほしいところもいくつかありますが、外見的にはシンプルに模型化されていまして、さらに手を加えて実機に近づけていくのも楽しいと思います。
KATOにつづいてトミックスからも35系やまぐち号客車が発売されていまして、これまた違った味付けで格好いいです。

関連リンク:
C57 1(トミックス)
C57 1号機・ロッド赤入(トミックス)


「Nゲージ蒸気機関車」トップページに戻る