KATO製蒸機の分解(9) C56

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C56(2020-1)

ライト基板がキャブ内にあります。先にキャブを外して基板を抜き取ってからボイラーを外します。

C56の固定箇所 赤い部分の2箇所のホゾで、上廻りと下廻りが留められています。ランボードは下廻りのほうについています。
テンダーの分離 先にテンダーを分離します。テンダーを後方にまっすぐ引っ張り、ドローバーを引き抜きます。
発電機配管を外す キャブを外す前に、キャブの天井に付いている発電機配管を上部に引き抜きます。
タービン発電機とATS発電機の本体も、上側に引き抜いて外してしまったほうが、再組み立てのときに楽のようです。
キャブを外す 白線を傷めないように注意して、キャブの裾を少し外側に開き、上側にキャブを外します。
ライト基板を外す ライトの基板を後方に引き抜いて外します。これが付いたままだとボイラーが外れません。
前デッキを外す

フロントデッキの側面を持ち、左右に揺するようにしながら、慎重に外します。
煙室扉の裏側にツメがあり、ボイラー前面にはめ込まれています。また、デフ上部のステーを引っ掛けて折らないように注意が必要です。

ボイラーを外す ボイラーを上側に外します。ボイラー内の上部に透明な導光パーツが取り付けられており、それも一緒に外れてきます。
ボイラーが外れにくいとき1 ボイラーが外れにくいときは、ボイラー後部を少し上に引っ張り、バックプレートの下に隙間を作ります。
ボイラーが外れにくいとき2 隙間にマイナスドライバーを差し込み、ひねるようにすると、ボイラー後部がダイキャストブロックから外れます。ドライバーで傷を付けないように要注意です。
ボイラー分離終了

これで分離できました。
組み立てのときは、ボイラー内に導光パーツをセットしてからダイキャストブロックにはめ込みます。次いでフロントデッキを差し込み、ライト基板、キャブ、発電機配管を取り付けます。


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