LBT用コマンドシェル【えるびーてぃようこまんどしぇる】
ルナ・バトル・トーナメントで使用される競技用コマンドシェル
全長3.5m(第X回LBT仕様)

市販されているもっともポピュラーな人型作業機械を改造したもので、
安全性考慮のため、コクピット部分を遠隔操作ユニットに交換されている。
(毎年前年度のベストバイモデルをベースとしており
 年々小型高性能化しているため、第I回と第X回LBTでは
 その形状、サイズにかなり違いがある)

サイズこそ軍用の約1/4だが、武装はLBT用バトル・グリップ
(ライフルは火薬式、ブレードはヒート[高熱]ナイフ)をはじめ、
決勝ブロックからは胸部機銃(ブレスト・ガン)、
両肩にマイクロミサイル(12発)ポッドを各1つずつ
&それに対するチャフ(電波反射/撹乱弾)装備が標準とされ、
重火器による交戦はさらに迫力あるものとなる。

LBT用コマンドシェルの操縦は
専用CSバーチャルリンクシステムにより
リモート・コントロールで行われ、
操縦者は会場にほど近いモニター室から
ユニットと自分の動きをシンクロさせる。
よって、バトル中ドライバー同士は、別々のモニター室で、
「格闘」することになる。
なお最近のLBTでは操縦者のサポートはコンピューターAEON
に任せるのが一般的であるが、ヒロトマリオのような
人間(ヒューマン)オペレーターもルール上、認められている。

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:I-p1 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
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