マシニッサ【ましにっさ】
観測ステーション。司令はIESAの大尉が勤めているが、基地は
地球統合機構(IEO)の管轄である。

マシニッサ自体は木星圏の開拓中継基地をかねた
全長430mの大型観測ステーションであり
木星軌道に常駐し、木星や太陽系外の宇宙観測を行うために
設置されている、乗員にとってはいわゆる僻地の“職場”である。
名前はB.C202ザマの戦いでスキピオ率いるローマ軍と共に、
ハンニバル率いるカルタゴ軍と戦ったヌミディア王の名に因んでいる。
司令官1名、クラスBレジスター1名
三交代制の観測隊員150名で運用されており、
6ヶ月に一度、補給と交代要員が地球圏から送られてくる。

隕石回避用にヌークリア・ミサイルを装備していたが
イコノニウムレーダー配備前で観測不能である)
超質量の遊星ニビルの接近、イコノシャフトの攻撃には
成す術もなく破壊された。

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:I-p134 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
※当ページに含まれる全ての文章について、一切の無断引用、複製、配布等を禁じます。