イコノニウムレーダー【いこのにうむれーだー】
通常のレーダー波を吸収してしまうイコノニウム
観測できるレーダー。

通常レーダーでほとんど捉えられないイコノニウムであるが、
エネルギー源として使用したとき独特の波長が検出される。
イコノシャフトも(身体を構成する物質は“擬似”イコノニウムなのであるが)
その活動を行う際、エネルギー源となる
内部のイコノニウム塊を使用しているため
これを捉える事が可能になった。

ニビル戦役では地球艦隊にとって必須の装備となったが、
イモータルおよびセルゲイによって、ニビル襲来は
1年以上後と予測していたため、同レーダー装置は
火星基地までは配備が間に合っていたが、
木星観測ステーション“マシニッサ”には配備されておらず、
悲劇を生んだ。

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:I-p147 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
※当ページに含まれる全ての文章について、一切の無断引用、複製、配布等を禁じます。