イーサ【い−さ】
IESA(Integrated Earth Space Army)
地球統合宇宙軍のこと。
(慣例として“地球”とあるが実際の地球圏=太陽系とは
 月、火星、木星を含む人類の活動範囲全体を指す言葉である)
しかし人類が戦争を放棄して相当の年月が経っているため
この時代人類唯一の正規軍であるイーサ(IESA)、
その宇宙艦隊でさえ10艦隊、兵員約32万人。
人類の総人口、活動圏の広さに比べると
保有戦力・規模とも大きいものではない。

地上戦力にいたっては、隕石回避用の核ミサイル以上の
破壊兵器が配備されている基地はなく、
陸戦隊の装備も暴徒鎮圧用の(火薬/低出力レーザー
両用のハイブリッド)銃どまりであったが
“月の縦坑”事件の際、ただ一機のイコノシャフトと戦って
刺し違えとなった一個中隊の教訓から、
未知の敵に対する軍備の増強や戦士養成計画が始まった。
ニビル戦役ファイター選抜DNAプロジェクトLBTニビルDNA
また“月の縦坑”事件太陽系外宇宙探査部隊全滅事件以降に
建造されていったIESA戦闘艦はあらゆる状況に対応するため、
エネルギー兵器と物理兵器をバランス良く混在させる設計となった。
プトレマイオス級はそのコンセプトを反映した代表的なクラスである)

本文:金子良馬、山口恭史 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
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