薬物カプセル【やくぶつかぷせる】
ヒロト作戦ルナシャフト“真の作戦”を伝えた
セルゲイが、手渡した毒物カプセル。

ヒロトの奥歯に仕込んでおき、噛むだけで千人分の致死量の
毒物が排出され(あるいはヒロトが自ら“命令”を
実行できなかったときのために、ビルキスにいるセルゲイ
遠隔操作で開封する事も可能であった)
ヒロトは苦しまずに死ぬはず……であったが、
ニビルと同化を始め、肉体構造の一部がイコノニウム化し始めていた
ヒロトにはすでに生体への毒は効かず、後のベアトリーチェ
命令拒否とともにセルゲイの数少ない誤算となった。

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:II-p156 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
※当ページに含まれる全ての文章について、一切の無断引用、複製、配布等を禁じます。