いわゆる「ブランドショッピング」に興味はないのですが、買い物をしないわけではありません。
それぞれに「こだわり」の品があるのですが、出会えたり出会えなかったり。 海外は、お店の営業時間が短く(あげく、シェスタで閉めてしまったり…ってそれはイタリア&スペイン)、買い物も楽じゃない。 |
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● シャーロックホームズ博物館 →Sightseeingも見るBack博物館内にショップがあり、ところ狭しとホームズグッズが並べられています。種類が多くて、選ぶのもけっこう大変です。 定番は、ホームズのトレードマークである「鹿撃ち帽」でしょうか。
父娘2代のシャーロキアンである1号は父上用にキャップ(ホームズの横顔シルエットつき)とTシャツを購入していました。 それはよく覚えているのですが、2号と3号が何を買ったのか覚えていない(ばき)。
3号のメモにはピンバッチを購入したと書いてあり、ここで買い物するともらえるホームズの名刺も残っているのだが、肝心のピンバッチがないんですね~。 誰かにあげてしまったのだろーか?
● ウィンザー城 →Sightseeingも見る
英国王室直下(?)の観光スポットだけに王室にちなんだみやげものが多い。たとえば、
ヘンリー8世の形をした鍋つかみ ヘンリー8世と6人の妻チョコレート(全部で7ヶのセット) 正装したエリザベス女王&チャールズ皇太子の写真入りハガキ …etc
#日本人には理解しがたいセンスのもの多し。6人の妻をセットで売ってどーする
どこに行っても見かけたのが、そこの風景モチーフのクロスステッチの刺繍キット。かなりのスペースを割いて販売していました。 あまり買っている人は見かけませんでしたが、売れ筋商品なんでしょーか?ここで2号は水彩画の絵はがきセットを購入。中身は「ウィンザー城を描いた水彩画」だと思ったが、後でよくよく調べると、それを描いたのはなんとチャールズ本人で、「皇太子が描いた水彩画のセット(ウィンザー城とは限らない)(-"-)」であった。
「チャールズにだまされた」というところから、2号の英国における仮名は「ダイアナ」に決定。当時はまだ存命でした。
● ストーンヘンジ →Sightseeingも見る草原に突然姿をあらわす巨石群。そんなところにみやげもの屋があろうとは。 事前にオブザーバーMOより「ストーンヘンジでTシャツ買った」と聞くまでは知りませんでした。 …行ってみると確かにありました。でも一軒しかないので大混雑。
Tシャツはストーンヘンジがイラストになったものでバリエーションもいくつか。センスがよくてお薦めです。 しかし、大人用は品質の割にちょっとお高く、またどう見てもサイズが大きい。2号&3号はちゃっかりと"CHILD"を見つけてゲット(2号が黒、3号は白で色違い)しました。 大人用の約半額(約£5)の上、着てみるとチビTみたいで大正解。小柄な方は子供サイズを要チェックです。
ストーンヘンジに関する各国の解説書のほか、模型やオブジェ(灰皿型などもある)がメインのみやげもののようです。でも、置物系って重いんですよね…。
● ローマン・バス →Sightseeingも見る
海外旅行で頭を悩ますのは、職場や友人関係のお土産。とーっても親しいとか、行き先に関心がある人だったら頑張って選びますが…。 かさばらず、安くて気が利いたみやげもの探しってけっこう大変ですよね。忙しい旅ならなおのこと。
1号はそうしたみやげものを「くだらなみやげ」と名付け、配るときにも「くだらないものですが、どうぞ」と言って選んでもらっているとか。 日本人流謙遜の美徳のなせる技?
ここローマン・バスはそういった「くだらなみやげ」が豊富です(ホメてるんだろーか?)。 温度計つきマグネットやら、宮殿の形をした風呂用スポンジ(ちょっとかさばる)や石鹸など、くだらないんだけど「海外に行ってきたぞ!」というみやげものがたくさんあって目移りします。
もちろん、エレガントなバースにふさわしいみやげもの(お高い系)もちゃんとありますのでご安心を。
● 建築紙模型 1号は自他共に認める「建物好き」である。それも三拍子そろっているから筋金入り。Back1と2は誰にでもわかるだろうが、問題は3。建築物を紙で組み立てるキットがあることを3号は1号にきいて初めて知った。 (余談だが、3女王様は全員スペインの「サグラダ・ファミリア完成の姿(50cmX40cmX40cmくらいか?)」を組立てた) 紙模型コレクション(?)については、いずれ1号本人が「お墨付き」に書くと思うので割愛。
- 見る
- 登る
- 組み立てる
といっていたら、1999/08/30に建築紙模型コレクションがオープン! ウィンザー城、セントポール大聖堂、そしてソールズベリー大聖堂などのスーベニア ショップで「組立紙模型のセット」をしつこく探す1号の姿があった。しかし、イタリアやスペインでは売られていたのに、なぜかイギリスにはないのである。 ラテンの国にあってなぜアングロサクソンの国にないのかは謎。
#タワー・ブリッジの紙模型(それもかなりちゃち)があったのみ 特にソールズベリー大聖堂は1号のお気に入り。 それほどの建物好きではない3号も「もう1回行きたい場所」の一つだ。しかし、ここにも組立紙模型は、影も形もなかった。
ある時「うなるほどお金があったら何をする?」という3号の問いに対し、
即座に「ソールズベリー大聖堂の建築紙模型キットを作らせる」と答えた1号に、その思い入れの深さと無念さを感じた。● スマイソン 有名な老舗高級文具店。1887年創業で王室御用達となれば、女王様も行ってみたくなるというもの。自分用の便せんや封筒をあつらえる、なんて憧れてしまう。
文具といっても紙製品ばかりではなく、革製品(小物類)も扱っている。1号の持つガイドブックには、スマイソンのトレードカラーである空色の革小物の写真が載っていた。 以前(幻の卒業旅行,キャンセルしたロンドン経由ケニヤ旅行)から彼女はこれが欲しくてたまらなかったらしい。
テムズ川クルーズを終えた1号&2号と別行動の3号はここで合流すべく待ち合わせ。 老舗だけあってドアは重く、店の雰囲気も高級感が漂っている。1号は水色の革小物を探すが、その色だけ見あたらない。
意を決して1号が、中年の渋めの紳士(店員)に「水色のグッズはないのですか?」とたずねてみる。 すると「2年前に製造中止になり、今はない」とのお答え。思わず泣き顔になる1号に、彼はやさしく
"Don't cry. You're too late."と言ってなぐさめるのであった。
#この二つは「買いもの編」ではなく「買えなかったもの編」でしたね
● バーバリー Burberrys 165 Regent St., W1 イギリス土産の定番として挙げられるのは(特に日本人にとっては)、やっぱりここのカシミアマフラーなのでは。 男性用コートが有名だけど、重いしサイズ選びが難しい。 現地の三越、伊勢丹でも売場スペースを割いていました。Back海外で日本資本のデパートへ行ったことはなかったのですが、旅行代理店から粗品券と割引券をもらったので、つい…。 やはり中には日本人観光客(それも年輩系)が多い。確かに、免税手続の説明(英国の付加価値税VATは17.5%。そのうち15%が対象)などを親切に日本語でしてもらえるのはありがたい。
売場面積は小さいのに、なぜか店員さんが売るほど(たくさん)いる。 3号は突然スパークし、カシミアマフラーを2つも買ってしまいました。 日本で売っていない色や柄があったのと、かつてケニヤ旅行の帰りに諸事情でロンドンの免税店を通過する羽目になり(^^;、約束したお土産を買って帰れなかった「リベンジ」のため。
カシミアマフラー 約£70。(店によって値段に違いあり。割引券があればお得)
● アクアスキュータム Aquascutum 100 Regent St., W1 イギリスのお店はシェスタこそないものの閉店が早くて18時頃。おまけに通常は日曜休業(日系デパートは時間は短くても開けている)という殿様商売(^^)。 そのため、観光を欲張ると買い物をする時間が殆どなくなります。21時頃まで明るいんだからもう少し営業して欲しいところですが。
ピカデリーサーカスのお店がどんどん閉まっていくのを悲しく眺めていると、1号が「アクアスキュータムなら19:30まで開いている!」。 お店によって違いますが水・木は閉店時間を1時間~1時間半程度遅くする傾向があります。
当時はセール期間にあたり、高級店でも入りやすい雰囲気でした。セール品も眺めてみましたが、セール品には欲しいものがナイ(というか二流品、はっきりいって「なめてんの?」という感じのもの)。
結局、定価品のなかから1号&2号はあるもの(もらったアルバート氏(仮名)いわく「まさかコレを買ってくるとは思わなかった」)を購入。 クレジットカードの読みとり機の調子が悪かったりして時間はかかりましたが、ここの袋はなかなかかわいかったです。
● リバティ Liberty 210-220 Regent St., W1 花柄のリバティ・プリントのファブリックが有名なお店。建物にも趣があって、すぐに「ここだな」とわかります。 店内は意外と広くて、中間階(中2階など)があるつくり。渋谷の東急ハンズみたいな感じで迷ってしまいそう。 ファブリックもの以外も充実していて、生活用品まるごとそろっている感じです。
3号はここでやや落ち着いたトーンの花柄でひと揃い、ポーチその他(7~8種類)を買って母にプレゼントしました。 自分用に買ったものも合わせて免税を受けられる額でしたが、精算時にVAT FORMの請求を忘れて損をしました。
リバティ・プリントのオンパレードを見ると、女性はきっと興奮して買い込んでしまうのでは? 女性向けのお土産はここに来ればまるごとOK。 空港の免税店にもショップがありますが、本店の品揃えにはとてもかないません。 プリントにも人気があるらしく、特定の柄だけ品薄だったりすることも。
● ウェッジウッド Waterford Wedgwood 173 Piccadilly, W1 英国屈指の陶磁器メーカー。でも1号が買ったのは器ではなかった。(ヴェネツィアとイスタンブールでは皿、バルセロナでは陶器人形。ひょっとしてワレモノ好き?)
3号が日系デパートでマフラーを選んでいる間に1号はここのペンダントが気に入ったようです。 置いてある種類が少なかったので、急遽直営店の方へ寄ることにしました。 ここもセール中だったのですが、何せ店員さんが少ない(三越から派遣した方がいいくらい)ため、これを買う!と決めてから1号が手にするまではかなりの時間のロスがありました。
1号は確かスペインでリヤドロ人形を買うときも…。いずれスペイン旅行記で紹介されるハズ。 ● フローリス Floris 89 Jermyn St., SW1 ここは、王室御用達の香水店らしい。それほど大きな店ではありませんが、男性用を中心にフレグランス類、日常使う化粧品、アロマオイルなどが所狭しと並んでいます。 マダムが慣れた様子で入ってきて「いつもの」という感じで買っていく様子は見もの。 ヨーロッパはバスタイムなど、身近に香りを楽しむ習慣があってうらやましい。
ここで2号はアロマオイルセットを購入。日本の半額くらいだったので、もう少し買っておけばよかったというのが、彼女の弁。
● ウィッタード Whittard 43 Carnaby St., W1 紅茶というとフォートナム・メイソンやハロッズが有名ですが、こちらも1893年創業の老舗。 当時はコーヒー専門店からスタートしたらしい。カップ&ソーサーのイラストのついた缶が何ともいえずかわいくて、お土産に購入しました。 小さな缶の詰め合わせ(2種の紅茶とジャムのミニ瓶の組み合わせetc)などはお薦め。量り売りもあり。 お店は、市内あちこちで見かけるので買いやすく、お店も入りやすい雰囲気です。