ペリゴール編
PERIGORD

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★ アクセス ★





 ペリゴール地方は、フランスの行政区分ではDORDOGNE県となり、ワインで有名なボルドーからDordonge川に 沿って内陸に入ったフランスの南西部を指す。トリュフフォアグラの産地で、美食の地として 有名。先史時代の遺跡群も豊富。

 パリからのアクセスは、
1.モンパルナス駅(Gare Montparnasse)からボルドー行きのTGVにて ボルドー手前のLIBORNE駅にてローカル線に乗り換える。
2.オーステルリッツ駅(Gare d'Austerlitz)からリモージュ行きの急行にて、リモージュ(Limoges)へ。 そこからローカル線に乗り換える。
どちらも、所要時間4時間半~5時間ほど。

 今回、往路は、TGVにてLIBORNEに行き、そこからドルドーニュ川に沿って走るローカル線(本数が極めて少ない)にて 終点サルラ(sarlat)へ。途中、TGVが突然止まってしまい(理由は不明)30分くらい遅れ、ローカル線との乗継時間が 10分ほどしかないので焦ったが、TGV強し。ローカル線がTGVが来るまで待っていた。 終点のSARLATまで乗っていたのが、我々含め数名という空き具合だったので、それも納得。
 復路は、ペリグー(Perigueux)からLimogesへ出て、急行にてパリへ戻った。Limoges-Paris間で停車する駅は一駅だけ。 (Chateauroux)だが、意外にこの駅での乗降客が多かった。オルレアン(Orleans)を通る楽しい路線だった。
 

★ 観光 ★









サルラ街並み
 ペリゴール地方の南西部に位置する古都サルラ(Sarlt)は、中世の街並みがよく保存された美しい街で、 フランスでは、よく映画のロケ(特に時代劇)が行われるという観光都市である。 (写真左:la Maison Escande)
 何と言っても、城壁に囲まれた旧市街の街並みそのものが一番の見処
しかし、これが駅から遠い。しかも、電車にほとんど人が乗っていないような状態だったから、 駅を出てもバスやタクシーの影もない。多分、普通の観光客は、電車でこの街には来ないのだろう。本数も少ないし。 結局、だらだら続く上り坂&舗装がいまいち良くない歩道を、スーツケースを 引きずりつつ歩くこと約20分。城壁の少し手前にあるホテルに、この日の宿を決め、ようやく身軽になって観光開始。

フォアグラ広場  まずは、旧市街のカテドラルの手前にある「OFFICE DU TOURISME」へ。ここで、SARLATの旧市街の地図を手に入れる。 カラーではないし、フランス語オンリーではあるが、見処が番号をつけてわかりやすく説明してあって重宝した。

 パリでは曇天に悩まされたが、フランス南西部のこの辺りは青い空の広がる良い天気。 黄色い石の壁とグレーのスレート葺き屋根が特徴の家並みと細い路地。まるで絵のような小さくて愛らしい街。 観光都市だけに治安もよく、いかにも観光客らしい太ったおじさん、おばさんが、のんびりと歩いている。 電車の便が悪いせいか、東洋人は我々以外に見かけなかった。

ラ・ポエシの家  この街で一番大きな建物であるカテドラルだが、中身は小さな街の普通の教会。 それよりも、普通の路地裏辺りのほんのちょっとした空間がいい。小さなホテルの看板、狭い路地をつなぐ藤の花のアーチ。
水曜日と土曜日に市が立つというフォアグラ広場(写真右→)は、 それほど大きな広場ではない。3羽のガチョウの像がフォアグラ広場の象徴らしい。 像は1mくらいの高さがあり、観光客のおばさんが、またがって記念撮影したりしていた。 かく言う2号もガチョウと記念撮影し(もちろん、またがったりしません。)友人にはフォアグラ4個などと言われていた。

 もう一つ有名な建物がラ・ボエシの家(←写真右)。 由来はよく知らないが、上の階に行くほど大きくなり、道路に張り出してくる中世的な造り。 どうしてそういう不自然な造りになっているかというと、道路の幅が決められていて、1Fはあまり大きくできず 何百年か増築していく度に新しい階を広くしていくという方法が取られていたらしい。地震大国日本では有り得ない構造。 建物の中にも入れるようだったが、残念ながら私は入らなかったので、何があるのかは不明。

 観光都市だけに、お土産物屋さんが豊富。ほとんどの店の一番の目玉はフォグラの缶詰だった。  






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ペリグーはドルドーニュ県の首都。小さいけれど古い歴史を持つ街で、 駅から15分ほど行ったところにある中世的な旧市街と、線路近くの ガロ・ローマ遺跡の2つが主な見どころ。 土日に開かれる朝市も有名なフランス有数の美食の街です。

サン・フロン寺院 ○サン・フロン寺院
ビザンチン風の5つのドームが印象的なペリグーのシンボル的教会。 イル川の下流(上流かも?)の橋から観るのが一番良いと言われているので、わざわざその橋まで行って写真を撮った。 (写真右→)
でも、川岸の駐車場が前景になってしまうので、いまいちな気もする。橋より手前の対岸の散歩道からが個人的には 一番きれいに見えると思う。
教会の中はロマネスク風で、木彫のキリスト昇天図が前方の祭壇に飾られている。 0.5ユーロを入れると30秒くらい明かりがつく仕組み。外観の奇抜さに比べると、中は素朴。

○ペリゴール博物館
ペリゴール地方の様々なものが集められた博物館。入館料:3.5ユーロ
1Fには、いきなりポリネシアン風の民芸品みたいなものがたくさんあって 何かと思ったが、誰かのコレクションの寄贈品らしい。 中庭には、彫刻や、建物の壁の一部、墓石などが、かなりランダムに置かれている。(ここにトイレがある。) 2Fには、先史時代の発掘品がいろいろ展示されていておもしろい。 石器に始まり、人骨や動物の骨など、ペリゴール内の遺跡で見つかったものが数多く展示されている。 幼稚園の社会科見学みたいな団体とぶつかり、ものすごい騒々しさだったが、 なぜか2Fには来なかったので、ゆっくり観ることができた。 午後のラスコーへの良い勉強になった。

○ガロ・ローマ遺跡
ベルゾンヌの塔 フランスがガリアと呼ばれていた時代にローマ人たちが作った遺跡が多いのもこの地方の特徴。 ただ、ローマ時代に作られ、ローマ人が去った後に、この地方の人々に要塞として使われたりしたようなので、 ローマ時代そのままの姿で残っているわけではないらしい。

"Chateau Barriere"は、線路際に建つ崩れかけた要塞である。英語の説明書によると、ローマ時代に作られたこの建物を 後のバーバリアン(野蛮人?)進入の時に要塞として使ったとか。。
この石造建築に既に天井はない。扉も固く閉ざされている。線路際の方は危険なためかロープが張られていて、近づくことはできない。 誰もいない草むらの静かな空間に忘れ去られたように建つ静かな廃墟だ。

"Tour Vesone"(←写真左)は、直径20m、高さ27mの塔で一部が崩れている。 この建物が何に使われていたのか、どうして、このような形で塔の片側だけが崩れてしまったのか、それらは 今も解明されていないらしい。ぽっかり崩れ落ちた空間に青い空に映える、不思議な風景であった。

"Jardin des Arenes"は、ローマ時代は円形競技場だったところだが、 競技場の名残は、片隅に残る石垣(?)のみ。今はのどかな公園でした。

○ラ・シテ教会(Eglise la Cite)
ガロ・ローマ遺跡が点在するラ・シテ地区にある教会。サン・フロン大聖堂よりも古い時代に作られた ロマネスク建築の教会で、丸いフォルムとあまり大きくないサイズに親しみをもてる。
 





先史時代の壁画で有名なラスコー洞窟。発見当時は一般に開放されていたが、空気の流れの変化、 見学者達の出す二酸化炭素のせいで、カビや脱色がおこり、1963年に一般見学は中止された。 今見ることができるのは、精巧に作られたレプリカ洞窟 「ラスコーⅡ」である。

モンティニャックの街並み この洞窟がある町"Montignac(モンティニャック)"(写真左→)は、 川岸に佇む小さな愛らしい町である。 電車が通っていないので、車のない観光客には、訪れにくいところでもある。
 我々は、ペリグーから電車で30分ほどのCondat le Lardinという駅まで行き、駅員さんにタクシーを 呼んでもらって、Montignacの町へ入った。タクシーの所要時間は20分ほどで料金は約14ユーロ
 まずは、モンティニャックの観光案内所でラスコーⅡの見学予約をしてチケットを購入(7.2ユーロ)。 見学は何人かのグループで案内人に付き添われて行われるため、一度必ずここで予約をしないといけないのだが、 ここからラスコーⅡまで、実は3.8kmもある。バスでもあればいいのだが、そんなものはないらしい。 観光案内所でタクシーを呼んでもらおうと思ったが、到着した昼は、チケット売場以外は、ちょうどお休み時間(12:00~14:00)。 見学の予約は14:20~なので、開くのを待っているとぎりぎりになってしまう。。 町を歩いて探したタクシーオフィスも、昼休みなのか人はいない。 ほかに選択肢はなく、カフェでサンドイッチを買って、食べながらラスコーに向かって歩くことにした
 道路標識の"Lascaux"の文字を頼りに、とぼとぼと田舎道を歩く。どうやらラスコーは丘の上のようだ。 時間に間に合うよう急ぎ足で上り坂をあがっていくのはかなり辛かったが、どうにか時間前にたどり着いた。(汗だく)

ラスコー壁画  この時間帯の見学者は30人くらい。(東洋人はいなかった。)まずは、ラスコー発見から閉鎖、そして レプリカが作られるまでの過程がビジュアルに説明されている部屋に通される。 しかし、人が多くて説明版に近づけないし、全部フランス語だから(表示もフランス語のみ)ちんぷんかんぷん。 しかも説明が長い。。。ちょっと目がうつろになってしまった。カビによる退色の具体例や、絵の具の原材料が興味深かった。
 説明終了後、いよいよレプリカ洞窟に入る。まずは「雄牛の間」が再現された部分へ。 壁から天井を埋め尽くす絵は、レプリカとはいえ、充分に迫力がある。(写真左参照(絵葉書撮影)) 大きな雄牛がやはりこの壁画の中心だろう。ほかに鹿や馬が活き活きとした躍動感で描かれている。 説明員が懐中電灯で巧みに絵の線をなぞりながら、長い説明を加えているが、フランス語のわからない私には いささか拷問。。もう少し好きに動いて鑑賞したいのに。。。(30人入ると、ほとんど身動きできないのだ。)
「雄牛の間」を過ぎると、洞窟は少し狭くなる。馬の絵が多い。足場を気にしつつ、壁画を見ながら歩いていくと。。。 なんと、もう外に出てしまった!!え?これだけですか??
最後の間にあるという鳥の頭をした人間の絵は? しかし、これでも80%くらいは再現されているらしい。所要時間40分。

 帰りは下りだし、時間制限もないので、のんびり写真撮影でもしながら帰ろうと思っていたら、親切なドイツ人の ご夫婦が町まで車で送ってくれた。どうせなら往きに拾って欲しかったが、疲れきっていたので助かった。 後は、帰りの電車の時間まで、モンティニャックの町を眺めながらのんびり過ごした。

★ 食事 ★







 サルラで宿泊したホテル(St-Albert et Montaigne)のレストランが、 ミシュランガイドのオススメだったので夕食を食べてみた。
電車が遅れて昼食が遅かったので、ワインとメインだけを注文。ワインは、この地方の地ワインとなる ベルジュラックの赤で、色は濃い赤。まろやかで濃厚な南のワインらしい力強い味だった。
メインは、私は鴨のコンフィを、友人は鴨のアンドゥイエットを頼んだ。フォアグラが名産のこの地では、 言うまでもなく鴨そのものが名産品だ。コンフィとは塩漬け肉で、アンドゥイエットはソーセージのようなもの。 どちらも洗練されたというよりは、野性的な勢いのある味で、非常においしかった。
料金:約17ユーロ
 









 Cros-St-Front
美食の町ペリグーで、ミシュランで検索したレストランを昼間の観光時から物色し・・・手頃な値段で 感じも良さそうだったので選んだ店。名前の通りサン・フロン寺院の近くにある。
 明るいインテリアのなかなかお洒落な雰囲気で、お客さんも結構入っていた。20ユーロのMENUを注文した のだが、これは、アントレ+メイン+チーズorデザートのコース。どれも何点かの中から一つ選ぶ方式。 飲み物は今回もベルジュラックの赤ワインを頼んだ。サン・アルベールの時とは違って、比較的軽い味だった。 また、コースが始まる前に、 日本のつきだしのような感覚で、カナッペが出てきた。彩りのきれいな一口サイズで、3種類。 アントレは、私はフランス3日目にして既にお米が恋しくなり、エビのリゾットを、友人は追加料金を払って フォグラのソテーを頼んだのだが、このフォアグラはさすがにおいしかった。リゾットも悪くはないけど、やはり 多少お金はかかってもフォアグラを食べるべきだった。。と、ちょっと後悔。
メインは、牛肉のベルジュラック(赤ワイン)ソースがけを選んだ。上品で美味でした。 最後のデザートはアイス。大きかったが、味は普通。
 





ペリグーからパリへ帰る途中、Limoges-Paris間の急行列車の中で、ペリグーの朝市の中華料理屋台(?) で買った 春巻鶏肉、朝市近くのパティスリーで購入したサンドイッチと、サルラで買った サンテミリオンの赤ワインで 豪勢なランチをした。
 春巻きは、生春巻と焼春巻両方買ったのだが、思ったより「焼」はおいしくなくて(時間が経ってしまっていた せいか)「生」の方がおいしかった。鶏肉は、ただ蒸したものかと思ったら、中に野菜や肉の詰め物が入っていて、 予想外のおいしさ。冷めていてもまったく問題なかった。そして、フランスパンのサンドイッチがボリューム満点。 固めのパンがもっちりしていて非常にいい味で、具の野菜や卵も朝作ったばかりの新鮮さがあり、ラスコーに向かう道すがら 食べた出来合いのサンドイッチ(袋に入って冷やされていた大量生産品)とは雲泥の差だった。
 動く車内で、飛ぶように去る景色を見ながら、隠れてワインを飲みつつ。。というシチュエーションの妙もあったと 思うけれども、実においしく楽しいランチだった。(総額一人6ユーロくらい。但しワイン除く。)

★ 買い物 ★






フォアグラ缶詰
写真は、サルラの"Le Canard du Midi"という店で購入したフォアグラの缶詰。たくさんのお土産屋が建ち並ぶ街中でも、 青が基調のちょっと高級そうな雰囲気のお店だったが、意外にもそれほど値段は高くない。
フォアグラの値段は、ワインと同じように産地の範囲が狭くなるほど高級品になる。また、フォアグラの含有率、 トリュフ入りかどうかでもかなり変わる。ちなみに、この缶詰は「BLOC de FOIE GRAS de CANARD」65gの最小サイズ。 左は、「DU SUD OUEST」(フランス南西部)という限定があり、右はただの「produit de France」なので、 左の方が高級品。produit=フランスで加工されたという意味なので、原材料はフランス産とは限らないわけです。 そうは言っても、安い方で3ユーロ、高い方で6ユーロくらいだったような気がする。
味は、掲示板等でも書いたけど、柔らかくジューシーで、軽くトーストしたフランスパンにつけて食べると絶品。 2種類同時に食べ比べていないので、差はよくわからない。どちらもおいしかった。  


朝市の様子 美食の街ペリグーは、朝市でも有名だ。毎週土曜日と日曜日に、旧市街の広場に市が立つ。 たまたまペリグーを出る日が土曜日だったので、電車に乗る前に朝市見学をした。 市の立つ場所はよくわからなくても、大きな籠を持った人々の後についていけば自然とたどり着く。 (但し、籠を持った人は圧倒的に年配者が多い。)
動物の頭肉 野菜、肉、チーズ、パン、魚介類。それほど大きな市ではないが、様々な食料品が並んで活気があった。 果物はイチゴがシーズン。1.5ユーロで20個くらい入ったものを買ってみたが、酸味の効いた自然な味でおいしかった。
個人的に、私の興味を惹いたのは肉屋。鶏が丸ごと売られているのはともかく、必ずちゃんと嘴が残っているのがリアル。 店によっては、頭だけ毛が残っていたりして。更に、気になるトレイに並べられた動物の耳らしきもの。。。 あれは、子牛か。。ともかくだ。あの頭をどう料理するんだろう。 (右写真参照)

見ているだけで楽しい光景だった。旅行者でなければ野菜や肉を買って帰りたかったけど。。 とりあえず、市の外れに出ていた中華料理の屋台で、電車の中で食べるようの春巻き等を買って、少しだけ マーケットに参加した。  

★ ホテル ★








住所:pl. Pasteur - Sarlat-la-Cancda  TEL:05 53 31 55 55 FAX:05 53 59 19 99
ツイン1室1泊48ユーロ(除く朝食)  サルラ駅(徒歩20分)と旧市街(徒歩5分)の間
StAlbert  HPのミシュランガイドに載っている☆☆クラスのホテル。広場を挟んで向かい側にある"Hotel Montaigne"と 同じ経営らしい。バスタブ・トイレ付で、部屋も広く、この値段は安い(一人3000円弱)。 今回の旅行で一番コストパフォーマンスの良い宿だった。
 しかし、このホテルには今でも気になることが・・・。
翌日は朝早く出発予定だったので、チェックイン時に清算も済ませて、心置きなくホテルから出ようとしたが、 ドアに鍵がかかっている。フロントには誰もいない。そういえば、 夜は施錠されるから、その場合は、ドアの横にあるボタンに暗証番号を打ち込んで自分で 開けるようにと、番号が書かれた紙を渡されていたことを思い出した。しかし、肝心のボタンは外側にしかない。 困っていたら、道路を通りかかった男性がドアの方にやって来て、外からドアを開けようとしてくれている。 ドア越しに数字の書かれた紙を見せて、ジェスチャーで番号を打ち込むようにお願いした。 無事にドアが開き「メルシー」とお礼を言ったら、その男性に「こちらこそ」という感じでお礼を返され、あれっと思う間に 我々が出て行くのと反対に、彼がホテルに入っていった。
 そのまま我々はホテルを後にしたのだが、あの男性が泥棒だったらどうしようと、ひそかに心配しているのです。  






住所:37,rue Antoine Gadaud-24000 PERIGUEUX TEL:53 08 75 90 FAX:53 07 00 49
ツイン1室1泊朝食付 74ユーロ  ペリグー駅より徒歩10分
ブリストル
 この旅唯一の☆☆☆ホテル。フロントのおばさんの感じも良く、小さいが快適なホテルだった。 部屋の調度も、三ツ星だけあって今までよりも豪華。お洒落な鏡付きのクローゼットもあったし、洗面所のグラスも ちゃんとガラス製だった。(☆☆クラスだと、カップはプラスチック)。 部屋も充分な広さがあり、ベッドも大きめ。
朝食は、フロント横の食堂でいただくのだが、大きな窓から外が眺められて(駐車場だけど)明るい雰囲気。
 駅から近いとは言えないが、歩道が広くちゃんと舗装されているので、スーツケースをひきずってたどり着いても 苦ではなかった。(でも大概の客は車で来ていたようだ。)旧市街まで歩いて5分ほどで、観光にも不便はない。 静かでゆっくりできるホテルであった。もちろん、ミシュランお墨付き。
 

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