番 外 編

<文責:女王様1号>


★ ドイツ インターネット事情 ★
 昨年の中欧に続き、今年も旅先からインターネット。ミュンヘン、ベルリン、ケルンと各都市でそれぞれ掲示板への書き込みに チャレンジしてみました。
 詳しい状況とその時書き込んだメッセージは以下のとおり(投稿時間は日本時間になっています。現地は-7時間)ですが、全般的に ドイツでは「インターネットカフェ」という独立の形態よりも、大型店舗の一角にインターネット・コーナーがあるというパターンが 多いようでした。




 泊まったホテル City Hilton室内のTVからインターネット接続が可能。 リモコンでインターネット接続メニューを選んだ後は、部屋に備え付けのコードレスキーボードで入力…のハズが、キーボードの 電池が切れており初日は使用できず。
 翌晩に再チャレンジしたところ、接続には成功したものの、ものすごく使い勝手が悪い。入力はキーボードでも、なぜか リモコンを使わないとスクロールができない。改行しようとすると、しばらく固まってからページ先頭に戻る(下記メッセージは 見やすいように改行済)。なんとかメッセージを書き込めたのは2女王様の連携プレーの賜物。
 そしてもちろんホテル内価格ということで、接続料金はお高い。15分間で5.9DM。ベルリンの倍以上、そして何とケルンの 4倍近いお値段でした。チェックアウト時に精算。
(写真はリモコンとキーボードの二刀流にチャレンジする2号)
CityHilton室内にて
Guten Abent! 投稿者:tomi&kichi  投稿日: 7月16日(月)05時13分03秒

Hello! We are in Munchen.
We access Internet from our room in CityHilton hotel.

Today we visited Neuschwanstein castle.
We are very tired, but we went to Augustiner beerhall in the evening. Beer is good!
Tomorrow we will go to Regensburg. To be continued?



 ガイドブックから、フリードリヒ通りにある大型書店 Kulturkaufhaus Dussmannにインターネット・コーナーがあるという 情報を得て、ペルガモン博物館見学後に立ち寄る。コンピュータ関係書籍の コーナーにでもあるのかと思ったが、特にそういうわけではなく、中央の吹き抜け部分を囲む一辺に数台のパソコンが並べられていた。 ちょっと離れたところに受付カウンターがあり、そこで「インターネットを使いたい」と言うと係のおねーさんがログイン手続きをして くれる。
 City Hiltonのキーボードの使いにくさに比べれば大したことはないが、ここのキーボードは左手部分と右手部分のキーが離れて 並んでいる(左手部分がひとかたまり、右手部分がひとかたまりになっている)タイプで、やはりちょっと使いにくかった。それと、 ドイツ仕様のキーボードはどれも「Y」と「Z」(だったかな?)のキー位置が逆になっているので、ブラインドタッチ だとタイプミスしまくる。
 料金は30分 5DM。ダメ元で日本語表示にチャレンジしてみたらOKだったので、皆様からの日本語メッセージも読めて大喜び の女王様たちだった。
(写真は慣れないキーボードに悪戦苦闘する1号)
ベルリンの書店にて
From Berlin 投稿者:TOMI&KICHI  投稿日: 7月19日(木)00時42分06秒

Guten tag! We are in Berlin now ( Internet corner in a bookstore "KulturKaufhaus", We can read Japanese).
Today, we visited Schloss Sanssouci in Potsdam & Pergamon museum.
We walk and walk and walk every day, ha---.

It was very cold in Munchen & Regensburg, but it is pleasant in Berlin.
We met Miss A in Regensburg. She is fine.
And we met Shinya Yamamoto Kantoku near Neuschwanstein castle, maybe "Tonight 2" location?

We like german beer (except "Berliner Weisse", it's too sweet for us).
German food is too much for our small stomach, and its taste is ???. (-_-)

On the first day, We ran in CDG airport, but our luggage were OK. Thank you.
(Hanashi no junban ga muchakucha.)

Tomorrow, we will go to Mainz. To be continued...?


 ケルン大聖堂前のインフォメーションでインターネットカフェの場所を聞いた ところ2ヶ所教えてくれたのだが、「こっちの方が安い」そうなので街の中心部にあるデパートへ。しかし教えられたフロアは スポーツ用品売場とレストランで、インターネット・コーナーがあるように見えない。ガセネタをつかまされたのか?と電気製品売場の ある別のフロアにも行ってみたが、そこにもなし。結局最初のフロアに戻って隅から隅まで探したところ、フロアの奥の方にようやく 発見(インフォメーションのおねーさん、疑ってスマン)。
 ベルリンと同様、受付で接続したい時間を申告して申し込む方式で、料金は30分間 3DMと本当に安かった。でも日本語表示は できず。あっという間に30分経ってしまい、インターネット中の写真を撮りそびれたので、この写真は自分たちが立ち去ってから コーナー全体を撮った「イメージ写真」です。デパートの一角でいきなり写真撮影をしている東洋人は結構怪しかったかも。
ケルンのデパートにて
From Koeln 投稿者:TOMI&KICHI  投稿日: 7月21日(土)00時23分17秒

Hi! We've just gone up to the top of Dom of Koeln. 509 steps! We feel our feet like sticks.

Before that, we enjoyed Rhein cruising. Lorelei is only rocks (It's called one of "Europe Gakkari Meisho". We thought so, too).

Yesterday, we saw Brandenburger Tor. The sheet is changed! Twisted columns are painted in new sheet!!!
Is it a German joke? (We can't understand its sense.)

And we looked for "Osharena Bunbougu", according to PINO's information.
But it was hard for us to find "Osharena Bunbougu". As we felt some goods "Oshare", they were made in Italy.
We were talking "Is this oshare?" each other during shopping.
After all, we could buy something that we felt "oshare" and made in Germany.

Tomorrow, we will leave Germany and come back to Japan.
Our travel is very busy and hard, but we are satisfied.
Thank you for your messages and advices.
See you again in Japan!


★ 窓口で年齢を聞かれたら ★
 初めてDBの切符を買ったミュンヘン中央駅でのこと。行き先を告げるとなぜか年齢を聞かれた。予期せぬことに動揺する 女王様たち(笑)は思わずハンパに3才ほどサバを読んで答えてしまった。
 どうして年齢を聞かれたのかをレーゲンスブルクのA嬢に尋ねたところ、26才未満は料金が割引になるそうな。そうか、 私たちって26才未満(の可能性あり)に見えるってこと?! 3才じゃサバが読み足りなかったか!(爆)
 しかし大胆なサバを読んだとして、身分証明書の提示を求められたりはしないのか? それに対するA嬢の見解は、学生か?と聞かれて そうだと答えたら学生証を見せろと言われるけれど、年齢を聞かれた場合は特に何かを見せる必要はないと思う、とのこと。

 これはいいことを聞いた…と思ったものの、結構小心者な女王様たち。その後もレーゲンスブルク&ボッパルトでの切符購入時に 年齢を尋ねられたが、またまたハンバなサバ読みに終始してしまうのだった。
 こんなことではイカン(イカンことはないが)とついに意を決して、最後にDBの切符を買うケルンでは思い切ったサバを読むことに する。ケルン→マインツ間は割と距離が長いので料金も高いし(←セコイ…)。ところがどっこい、ケルンの窓口では始めから年齢を 尋ねられなかったのでした。

 思えばミュンヘン、レーゲンスブルク、ボッパルトの3駅では窓口の係の年齢が結構高く、お客との間にプラスチックの間仕切りが あったのに対し、ケルンの係は女王様たちより間違いなく若いおねーちゃんで間仕切りもなかった。もう夜だったので女王様のお肌に 疲れも出ていて、年齢を聞くまでもなかったのかも。 (T_T)
 概して東洋人は若く見られるし、女王様たちの身長はドイツでは小学校高学年レベル。しかし中高年はだませても、若い同性の目は ごまかせなかった。やっぱり女の敵は女ですね(違)。


★ 山本カントクとの遭遇 ★
山本カントク  ノイシュバンシュタイン城を真横から見ることのできるポイント、 マリエン橋の上であれこれ写真を撮り、戻ろうとしたときのこと。来たときはなかった人だかりが橋の入り口あたりにできていた。 よく見ると頭上に差し出されている集音マイク、野次馬を制しようとする明らかに日本人のスタッフ。これはもしかして日本のTVの ロケ?! 芸能人の旅番組か?! 期待に胸躍らせる女王様1号が人垣の向こうに見た人物は!…山本晋也カントクだった。
 「な~んだ」と思いつつも(失礼)証拠写真を撮ってみる。カントクが「この城は戦争のために造られた城じゃないからね」とか なんとか言っているのが聞き取れた。

 全然知らない若いおねーちゃんタレントが隣にいるところからも想像がついたが、結局これは「トウナイト2」のロケで、 7月末頃に2週連続で放送されていた。しかし腐っても「トゥナイト2」、新聞のTV欄に「カントク絶叫!ドイツストリップ事情」 などと書かれていた (^^; ように、もちろんメインはお色気情報(?)で、まっとうな観光情報はほんのサワリだけ。ノイシュバン シュタイン城は1週目冒頭の5分くらいでした。


★ ドイツの流行りモノ ★
 今回のドイツ旅行で1番驚いたことは、もしかするとTVで「風雲たけし城」を放映していたことかもしれない。それも毎日 朝晩別々の回を放映していた。レーゲンスブルクでA嬢に聞いてみたところ、ドイツの大学生にも大人気らしい。もう10年以上も 前の番組なのでご存知ない方のために説明すると、たけし&たけし軍団(他にボクシングの渡嘉敷とかもいた)が守っている城を 一般参加者が攻める、という設定でいろんなステージに挑戦する「お笑いテイストの『筋肉番付』」(どちらもTBSだし) みたいな番組です。
 状況を説明しているらしいドイツ語のナレーションが入っていましたが、セリフは特に吹き替えておらず日本語のまま。おそらく たけしが事故だか事件だか起こして出られず、ハリボテのたけし人形が出ている回も放映していたけど、ドイツ人はわけわかっているの かしら…。
謎のカラフル風車  CMに入るところで画面には「TAKESHI'S CASTLE」というタイトルが表示されるのですが、なぜかそのときバックに流れる 音楽は中国風。 (^^; やはり完全には理解されていない気がする。もう1つ、この番組が日本ではとっくに終了していることも理解 されているかナゾ。これから日本に留学するドイツの学生さんが「風雲たけし城」に出たいと張り切っていないといいが。

 外国で放映されている日本のTV番組といえば、何と言ってもアニメ。数年前の「ルパン三世スペシャル」(年1回夏頃に放映される) を30分くらいずつにぶった切ってやっていた。流暢なドイツ語をしゃべるルパンや銭形はちょっと賢そうだった(笑)。

 TV番組とは全然関係ないが、マインツの街で流行っていたのがハデハデ風車(右上写真)。おしゃれ地区・キルシュガルテンの 店先などで見かけたので、マインツではおしゃれオブジェなのかも。


★ 2001年夏の気候 ★
 事前にレーゲンスブルクのA嬢から得た情報によると、2001年6月のドイツは雨が多く、かなり気温が低かったとのこと。しかし、 関東の気温は7月前半既に軽く30度を突破。このギャップから持って行く服装のチョイスに非常に頭を悩ますことになりました。実際 にはやはり相当涼しかったです。

  • ミュンヘン:我々がノイシュバンシュタイン城に行っている間、ミュンヘン市内は非常に気温が上がって激しい夕立があった らしいのだが、帰って来た頃にはすっかり涼しくなっていた。翌日、レーゲンスブルクでA嬢に「昨日すごく暑かったでしょう?」と 聞かれても、「???」という感じ。
  • レーゲンスブルク:曇天続きで1番寒かった。街の人々はどう見ても冬物の上着を着ていた。朝晩の気温は13度くらいで、 女王様たちは重ね着してなんとか持ちこたえる。
  • ベルリン:行った都市の中では1番北にあるにも関わらず、天候に恵まれて非常に過ごしやすかった。サンスーシ庭園を 歩き回っていると軽く汗ばむほど。と言っても、最高でおそらく25度前後?半袖を着ていられたのはここくらい。
  • ライン川流域:天気予報を見ていると、ずいぶん頻繁に「シャワー(にわか雨)」という表現が出ているのだが、ライン クルーズ後のケルンで遭遇した雨もかなり強くさーっと降ったかと思うと薄日が射してきたりして、確かにシャワー。
 しかし女王様たちの帰国後、ドイツは100年ぶりだかの猛暑を迎え、ベルリンでは東京並に35度を越したそうです。ドイツでは暖房は あっても冷房はついていないことがほとんどなので、その厳しさは日本以上だったらしい…。


[TOP] [バイエルン編] [ベルリン編] [ライン川編]

海外旅行記一覧へ
旅好き3女王様の小帝国トップへ