「誰もが知ってる(と思う)名作」小めにゅ
1.「グランディア」
2.「マザー1&2」
3.「LUNER SILVER STAR STORY(ルナ シルバースターストーリー)」
4.「『ルナティック ドーン』シリーズ」

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1.「グランディア」(セガサターン・プレイステーション)
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特徴
・セガサターン史上最高のRPGと言われている。
(でも、プレイステーションに移植されていますが)

・非常に万人向け。ゲームシステムも、ストーリーも、ゲームの難易度も。

・かなり独特のシステムで行なわれる戦闘。
(ストーリーを進めるだけならそんなに深く考えなくてもいいですが、強敵に勝つには
非常に頭を絞る事になります。私だって、セカンドプレイ以降にようやくこのゲームの
戦闘システムの奥深さにようやく気付いたぐらいですから)

長所
・非常に難易度が低いため、RPGが苦手な人にも楽しめる。

・プレイヤーをぐいぐいと引っ張る(やや強引かもしれませんが)ストーリー。

・とても魅力的な登場人物達。

・奥深い駆け引きが可能な優れた戦闘システム。

短所
・あまりにも難易度が低いため、あっさりクリアできてしまう。
(プレイ時間は長いので、時間はかかりますけど、「苦労した」という思いはできないはずです)
総評
  ゲームの完成度だけなら及第点以上。
非常にいい出来です。遊んで損なし。
  ですが、もう一ひねり欲しかったような気もします。
  隠しダンジョンなどの要素で多少ひねりを加える努力をしている
ように見受けられるのですが、何か突き抜けた物が感じられません。
  私のように異常なゲーム(世間様では「クソゲー」と
呼んでいるようなシロモノです)ばかりやっている人間には
少々刺激が足りないかもしれません。

  ただ、その独特の戦闘システムには目を見張るものがあります。
(初心者には初心者なりの、上級者には上級者なりの楽しみ方ができます)

  蛇足。
  「スー」って、性格が良すぎるような……。
  あのぐらいの子供って、もっと聞き分けが悪かったり
駄々をこねたりするのが普通だと思うんですが……。
そんなことないかな??
  第一、小学校2年生(8歳)の冒険者なんて
聞いたことありません。ちょっと現実ばなれしたキャラクターでした。

  極めたとは言えませんが、しっかり最後までクリアしました。

点数評価
私お気に入り度:★★★★★

ゲーム性:★★★★★

目新しさ:★★★★

手に入りやすさ:★★★★



2.「マザー1&2」(1はファミコン2はスーパーファミコン)

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特徴
・一昔前の近代国家っぽい世界観。
(バスとか電車とかデパートとかが出てきます。
ファーストフードの店でハンバーガーだって買えちゃいます)

・もちろん「魔法」は存在せず、「魔法」の代わりに「超能力」が存在する。

・「マザー1」は最大3人パーティ(裏ワザを使えば4人パーティも可能ですが)
「マザー2」は最大4人パーティで繰り広げられる。
基本的なシステムは非常にシンプル。

・「マザー1」はランダムエンカウント制(敵の姿が見えない)だが、
「マザー2」は敵の姿が見える。

長所
・とにかく、曲や、雰囲気が秀逸。

・非常に分かりやすいシステム、初心者向けの難易度。
(「マザー1」は、少し情報不足で難しいかも)

短所
・「マザー1」は、情報不足のため、少々難易度が高いかもしれない。
また、「マザー1」では、武器防具の種類が非常に少ない。
(かなり序盤で最強の防具が手に入ってしまう)
総評
  こういういわゆる「現代物」RPGに抵抗がない人ならば
買って損なしの名作。
  システム的にはあまり特徴的なものはありませんが、
(瞬間移動の「超能力」は、本当に走って使用する
っていうのが面白いですが)

  このゲームを愛してやまない人も数多くいます。
ただ、「マザー1」は、いろいろとまだ粗削りな点が見られ、
少しクリアするのにてこずるかもしれません。
(粗削りなだけあって色々面白い裏ワザができるんですが)

まあ、ぶっちゃけた話「マザー2」の最大のポイントは
伝説のキャラクター「どせいさん」でしょう。
あの「どせい」文字は、一度見ると二度と忘れられませんね。

  どちらもしっかりとクリアしました。

点数評価
私お気に入り度:★★★★★

ゲーム性:★★★★

目新しさ:★★

手に入りやすさ:★★




3.「LUNER SILVER STAR STORY(ルナ シルバースターストーリー)」
(セガサターン、プレイステーション)

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特徴
・特徴らしい特徴もないごくごく平凡なRPG。
(戦闘中、「攻撃」の時のみはキャラクターによっては1ターンに複数回行動します)

・要所要所でアニメーションの演出が入る。

長所
・お約束のオンパレードな展開ゆえ、先は読みやすい。

・パーティメンバーがカップル×3なので、ラブラブ(死語)な展開が好みの人は特にハマれる。

短所
・あまりにも普通すぎて面白味がない。

・とってつけたかのようにカップルが成立しているのが個人的にはちょっと……。

総評
  色々書いてきましたが、このゲームを一言で言い表す言葉があります。
「粗製『グランディア』」。

  「グランディア」の戦闘を激しくつまらなくして、シナリオの練り込みを甘くした感じです。
全体的な雰囲気は「グランディア」とよく似ています。
  多分、作ったスタッフは同じなんじゃないかって思えるぐらい似ているんで、
「グランディア」が好きな人だったらはまれるかもしれませんね。
あと、登場するヒロイン達に萌えられる人は買ってみてもいいかもしれません。

  一応クリアしました。
後半の方はひたすら面倒でしたね。ただ、ラストダンジョンに出てくるボス達は
ちょっと手強かったです。ラスボスは体力があるだけ……かな?
  あと、できるだけサターン版は回避した方がいいかもしれません。
我が家ではサターン版は途中でフリーズしてしまったもので。

点数評価

私お気に入り度:★★

ゲーム性:★★★

目新しさ:★

手に入りやすさ:サターン版は★★プレイステーション版は★★★★


4.「『ルナティック ドーン』シリーズ」(パソコン・プレイステーション・プレイステーション2)

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特徴
・最大にして、最高の特徴は、「シナリオが(やらなければならない事が)例外無く存在しない。」
ということでしょう。たとえ、どんな冒険だろうと、途中でキャンセルできます
(ただし、その結果何が起こってもそれは全てプレイヤーの責任ですけど)。
長所
・シナリオが全く存在しないため、本当に自分のやりたい事がのびのびとできる。

・隠し要素が大量に含まれているため、とにかく長い間プレイできる。

・まるで美術品のような美しい絵(あえて「グラフィック」とは言いません)と、
耳に残る素晴らしい音楽。

短所
・素晴らしい自由さの副作用だが、目的を自分で見つけなければあまり楽しめない。
総評
  よく考えてみれば、「シナリオが無い」ということ以外は特に優れた点はないんですよね。
それにもかかわらず、ここまで面白いゲームになっているのは、ひとえに「アートディンク」社の開発スタッフの卓越したセンスのおかげでしょうか。忘れかけていた夢を思い起こさせてくれます。

  シナリオがなく、最後の敵もいないため、「クリアした」という線引きが非常に難しいですが、
普通のRPGで言うところの「クリア」ぐらいはやり込んだ、という自負があります。

点数評価

私お気に入り度:古い物は★×99、「V」「W」は★★★★

ゲーム性:★★★〜★★★★★

目新しさ:★★★★★

手に入りやすさ:古い物は★、最新作なら★★★★★