Figures

おなじみプライザーからは、少数ながら(HO、Nスケールなどに比べてですが)、1/43人形が出ています。ずばりレースメカニックっていうのもあるけど、面白そうなのは、こんなおっさん達のほう。

置くだけでこんな良い感じ?に。とにかくプライザーのは他社に比べ、ポーズが自然で、にもかかわらず動きが感じられます。難点は価格の高さか。塗装済みしか出ていないポーズもあるし。

実際の人間でも20cmぐらいの身長差は普通。ジオラマでも、身長、体型があまりに揃っているのはコワイ。これはプライザー1/50のおじいさん。小柄なあの人になってもらいましょう。

こちらは1/43のベテランメカニック。さらに足を伸ばして、バナナ好きのテクニカルディレクターに昇格です。

使ったエポパテは、デューロパテというもの。AFVモデラーには結構使われていますが、パテは好みがあるので。これはタミヤの速乾に比べて凝固がやや遅く、べたつきが少ないといった感じです。私には凄く使いやすいです。

ヘッド(というより顔)は別に作ります。写真を見ながらですが、なかなか似ませんな。先に似顔絵が描けるほど特徴をつかんでいれば良いのですが。左はメカニックの一人です。

シューはデニゼンの腕を組むグラハム・ヒル人形に、ICMのUSAF整備兵のヘッドを組み合わせたもの。小顔過ぎるが、あごにパテを盛ったら、なんとなく似たので、そのまま使用。ロスブラウンは厚手のウインドブレーカー、トッドはいつものセーターです。

日本GPでサインもらった左端クリス・ダイアー(ホントいい人です)のつもりと右端のメカニックは上でも登場のプラウザー。中二人はドラゴンのドイツ空軍(1/48)出身。

レースのジオラマで一番問題なのが、スーツのスポンサーワッペン。いくら良い人形があっても・・。市販デカールの流用も限度があるし。

当然、デカールを自作となるのですが、最近はアルプスよりもインクジェットで印刷してます。ケイトレーディングのミラクルデカールというもの。なんといっても中間色がきれいに出るのが強み。でも印刷面はコーティングしても凄く弱いです。

ホワイト地のミラクルデカールを使用。こんな感じに服の生地ごと印刷します。でも最近メーカーサイトにはクリア地しかないんやけど・・もしかして白は絶版?

作業はiPodに大量に写真入れて見ながらやってます。

デカール貼った後に服地の赤を塗っていきます。リキテックスかファレホを使っています。臭くなくて水性はいいわ。発色も良いしね。でも、ベースのサフは普通のタミヤです。

腕を組んでキャビネットにもたれる予定のシュー。よくあるスーツ腰結び、上半身アンダーウェア姿。見難いけど上はデカール前に陰影をつけてます。

腕に隠れるところをあらかじめカットしてデカールを貼ります。このデカール自体物凄くやわらかいので、軟化剤は不可。インクよりもデカールが溶けそう。綿棒でなじませるのも、すぐに崩壊してしまうのでソフトにソフトに。

デカールさえクリアできたら、フェラーリチームは塗るのは簡単。ルノーなんかは悪夢。でも肌や髪の色、個人差(人種差?)出すのは結構難しい。ヘッドセットなどの通信機器や腕時計なんかもチマチマ作る。手前のメカは結局スキンヘッドに。

製作途中の写真はこれ以上ないので、あとは完成品より。ロスの眼鏡はアニメのセルフィルムと0.15mmの洋白線。物凄く難しかった。ヘッドセットはエポパテを丸めて半分に割ったものと洋白線。

クリス・ダイアーは似ていないので眼鏡はやる気力がなくなって・・もう誰でもいいです。前かがみで厚手の上着、ポケットに手を突っ込んだ姿はなかなか気に入っているのですが。
キャップ姿のシューもですが耳の周りの処理ってフィギュアでは大事です。

スキンヘッドのメカニックさん。なかなかカッコ良いぞ。実は一番上のコマの左の人。

メカニック2人。太った方は翌年渦中のあのひとに似ている・・?。

 

 

 

Equipments 1 のページへ
Equipments 3 のページへ