地震八日前の新潟
さる10月15日金曜日、日本PTA関東ブロックの研究大会で、新潟に行ってきました。さいたま市各区のPTA関係者35名程度で、大型バスで日帰りという強行軍。当日は朝からさわやかな秋晴れで、片道5時間、たっぷりと車窓を楽しむことができました。関越トンネルで三国峠を越えたとたん一転して雨が降り出しましたが、六日町あたりで雨はあがり、のどかな田園地帯が美しく展開していきました。そして、田畑の間に点在する民家のかたちにある変化がおきているのに気づきました。そのあたりがちょうど、今回の地震の被害が最も大きかった地域です。もちろんその時、次の週末に大地震が襲ってくるなど、誰が予想できたでしょうか。ただ、大会会場の朱鷺メッセの展望台から万代橋を見下ろした時、僕が小学生のころに起きた新潟地震の記憶がフッと頭をかすめました。40年を経て、またも地震で大変な痛手を負った新潟が、再度、美しく復興されることを祈ります。僕が関係している小学校のPTAでも、新潟への支援に動き出したところです。(写真・文;青山恭之)


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