根源論、ととりあえずはタイトルをつけたが、本当にそれでいいのかは迷うところだ。ともあれ書いているうちに変わるかもしれない。
いろいろ思い返しておったのです。こういう仕事につくまでに、どういう動機でものを作っていたか、という話。 今ひとつその辺がよくわからなくなっているところがあって、で、考えていた。考えていた、というか、焼酎で頭をふやかしながら、つらつらと思い出していた。
創作の始まりは小学校四年生の時に「漫画を書こう」と思ったのであった。忘れもしない11月10日木曜日である。水泳教室の帰りであった。自転車をこぎながら「あ、漫画描こう」と思ったのである。
で、描いた。当時はFF4がちょうど売りに出てた。FFのラグナロクという単語をずっとラグラロンだと思っておった。で、FF4のようなRPG的なものを書いておったわけである。
あの当時、ドラクエにせよFFにせよ主人公サイドは4人であった。考えてみるとFFの方により影響を受けていたところがある。というのも、鳥山明にそんなに馴染みがなかったからかしらん。少なくともジャンプは読まなかった。この年まで週刊誌は買ったことがない。捨てられないからである。ガンガンとかギャグ王を買っていた時も捨てられなかったのである。好きな漫画はページを剥がして集めた。
そのおかげで、実はギャグ王の漫画なんか良かったんですがね。「最後の楽園」も「モコ」も「ミョンミョン博物記」もいまだに単行本化されてない。だが、どこかに断片的にあるはずである。
何の話だったか。
|
|