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文句と御託

そして妄言。


根源論 2 2011年04月12日(火)

 今から考えてみると、小学生時点の「漫画を書く」という作業の動機はなんだったかというと、実は「自分もFFを作ってみたい」ということだったんじゃないか、という気がしている。
 単純に、自分がかっこいいと思ったものを、自分の手で再現してみたい。おそらくはこれに尽きた。

 その証拠に、アタシの当時の漫画というものには「コマ割り」という概念がない。「コマ割り」はあるんだけど、B5版の自由帳を縦横の線で12分割するというだけの話。
 だから「漫画」がやりたかったんじゃあないんだろう。そうではなくて、RPG的な、冒険をして、手に入れた武器を装備して、悪玉を倒すという一連の流れを自分の手で再現してみたかったんだろう、と思うのであった。

 だから、冒険には動機がない。いきなり雑魚と戦うところから始まる。雑魚とはいえ手を変え品を変え、いろいろな攻撃方法を繰り出してくる。

 ここが面白かったんだろうなぁ。

 で、後日談があって。
 中学になってワープロ(当時は起動にフロッピが二枚要った)で、自分の書いた漫画の小説版を書こうとして、そして挫折しています。理由は簡単で、自分が書きたいのであろう一連の流れに行き着くまでの「事情説明」がいやだった。本編にいくまでに、どうしてこういう状況に至ったか。ここに整合性を求めようとして、結局は厭になった。正直、どうでも良かったんだものなぁ。

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