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文句と御託

そして妄言。


根源論 3 2011年04月12日(火)

 中学に入ると漫画は必然的に下火になっていった。周りの読者(友達)もだんだんとそういう盛り上がり方を求めなくなっていったんだろうなというのもあるが、正直どうやって辞めていったかは覚えていない、が、14の時にながしろばんり営ろうと思って名乗ったんだから、継続的に何らかの活動はしていたはづだ。

 絵は、学年通信のカットというものがあった。必死になって描いた。もっと絵のうまい女子というのがいくらもいて(当時からBLはあった)そういうのとは別問題としてかなり描いていたと思われる。当時の学年通信をまとめたものが冊子として配られているので、カウントすればどのくらいの割合で取り上げられていたかがわかりそうなもんだが、まぁそういうのはわりとどうでもいい。

 ここでまとめておくべきは、「承認欲求」である。自分の描いたものが学校の先生に認められて、公的な通信のトップになるということで、必要以上の(ほんとうに!)自尊心が育まれていったのであった。周りと仲良く出来るタイプの人間ではなかったし、かといってマイノリティだったかというと、つっかかってケンカするタイプの中学生であったのである。キレやすかった。

 最近気づいたんだけど、この辺はアレなんですよ。家が厳しかったのに学校がそうでもないと、世の中が自分の家における厳しさの基準でないことに対して、激しい憤りを覚えるタイプだったんじゃないかと思うんですが、それはまた後日、別のくくりで考えていくとして。

 ごく些細な世界ではあったけれども、公的な場所で活躍する場を与えられていった、と。もともと尊大だったんだろうな。で、周りともうまく行かなかった。

 周りとうまくいかないことに関してどうしたか、というと、融け込むように努力しようとしたということは全然なくて、そうすると奇人として振舞うほかなかったのかなぁと思う。
 今考えると、あの当時のリア充(こういう言い方が正しいかどうかはともかく)って、彼らは彼らなりに外部から得た情報である「かっこいい男」「いけてる女」を己の身で再現しようとしていたのかもしれぬ。

 話が逸れた。

 ともあれ、「動機の根源」って、「感銘を受けたものを自分のものにしてみたい」という欲求と、「自分自身を承認されたい」という欲求でとりあえずは成り立っているらしい。

 ひとまず、いっかいまとめた。

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