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◆練習編 2/【全身像の練習】 - 人体のバランス - page 3  [身体を動かす]
■色々な角度から見る
全身像-斜め上  ちょっと斜め上から見た図。
 どの角度から見ても、だんごの基本的な組みたて方に変わりはないんですが、視点が水平である場合と比べると、身体の厚みが加わります。

 ということで、長方形の箱の中に、だんごを入れる感じで組み立ててみました。
 だんごだけでは身体の厚みや奥行きを捉えにくい場合、これに箱のイメージを加えます。箱をイメージすることで、視点を上下にずらしても、対象を立体的に捉えることが、比較的容易になります。
全身像-箱の角度を変える  箱の角度を変えれば、こんな感じ。頭部〜腰骨までの5つのだんごをまずベースにして、箱を上から覗いたら/下から覗いたら、どんな風に組み合わさって見えるか考えます。

 色々な角度から見た描画例。
 手足の動かし方は、基本パターンと一緒。やっぱり関節の位置を決め、繋いでいきます。

全身像-色々な角度から

■手を描く
手を描く  全身のだんごが描けるようになったら、次は手を描いてみましょう。
 今まで、全身像の中では、手は1個のだんごとして扱っていましたが、今度はこれをさらに手のひらや指に分けていきます。

手を描く
手を描く
手を描く
手を描く
手を描く
 で、基本はほぼ一緒。
 まず、指の付け根のところで、手を大きく2つに分ける。要するに、手のひらの部分と指の部分の境界を分けちゃう訳です。
 んで、その境界に沿って、指の付け根の関節に、やっぱり小さなだんごをぽこぽこと入れる。左図のような感じ。

 この小さなだんごを基点にして、指を入れていきます。今までのように、最初に関節の位置を決めて繋ぐという方法を取ると、ごちゃごちゃするので、ここでは、指の第一関節、第二関節・・・といった細長いだんごを一つの単位にして、これを直接組み合わせて位置取りをします。

 指の付け根の小さなだんご、指を関節ごとに分けた細長いだんご、これを組み合わせると、指が動かしやすいんですよね。んで、影も付けやすいし。まぁ私だけかもしれませんが(^^;、私はわりと重宝してますです。
 実際、どういう感じになるかというと、下図のような感じ。右側は、左のだんご図に色を乗せてみました。

手-ラフ 手-サンプル

◆雑記
 大きなだんご、小さなだんご、細長いだんご。
 だんごをくるくる描いて組み合わせていくだけで、結構、簡単に身体が描けるもんでしょう?(^^; 難しいことはとりあえず横に置いといて、らくがき気分で、くるくる、くるくる〜、っと、だんごに色んなポーズを取らせて遊んでみて下さいね。

 それにしても、もうちょっとマシな呼び名にすればよかったよ・・・(--;。


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