「オトナ帝国の逆襲」06:防衛隊コンビニ・スナック珍道中


あらすじ

やがて昼過ぎとなります。しかし野原家には食料が何もありません。そこで、近くのコンビニに行くことに。ところが、そのコンビには小学生のグループが占拠していて中に入れさせてもらえません。そこで、ゴミ箱などをかぶってこっそりと侵入することに。うまく入り込み、おやつを服の中に押し込んでいきます。そして外に出ようとしますが、しんのすけが棚の上のチョコビを取ろうとして大きな音を立ててしまい、小学生に見つかってしまいます。なんとか逃げ出しますが、逃げる途中で大半のお菓子を落としてしまうのでした。その後、「スナックカスカビアン」に入るのでした。そこではネネちゃんとしんのすけによる争いとかいろいろと繰り広げられて楽しいひと時を過ごすのですが、店から出たとたんむなしさに包まれます。もう夕方ですが、大人たちは帰ってきません。すると、突然街頭の灯りが消えました。パニックになる子どもたちです。

感想など

さて、このシーンは今回の映画で何度かある笑いどころの中でも最大級のひとつです。まずコンビニですが、しんのすけがチョコビを取ろうとして音を立ててしまい、小学生に見つかってしまった時、しんのすけが隠れていた植木鉢の上にリーダーの小学生が座りましたが、植木鉢の穴から上を見上げるしんのすけの構図の頃からすでに場内では笑いが起き始めていました。やがてしんのすけが手を組み、穴にグサッといった場面で爆笑モードです。やっぱりこういうシーンがあるのがクレしんらしいですよね。さらにその後の「カスカビアン」での、それぞれの言動がまたいいんですよね。冷静さを保っていたかと思われた風間君も最後には壊れるし、マサオ君もやけにハイテンションだし、しんのすけとネネちゃんの争いも面白いしボーちゃんはさまになってるし・・・。でもって店から出た後、「お酒の匂いかも」と何気なくネネちゃんが話しますが、実はここで「匂い」というキーワードを出して後々への伏線を作っていたわけなのですね。え、そうとは限らない?


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