あらすじ 電気も消え、外に出ていた子どもたちは泣きながらそれぞれの家へと帰っていきました。防衛隊の面々も野原家に戻り、ラジオつき懐中電灯の灯りだけが頼りの状態です。ラジオからは聞いたことのない古い曲ばかりがかかるのです。すると、そこにイエスタディ・ワンス・モアのリーダー・ケンからのメッセージが流れてきたのです。「親たちは20世紀博で楽しく過ごしていて、時間は逆戻りを始めもう進むことはない。君たちの未来は消えたのだ」とのことです。迎えが行くからそれに乗れというのです。乗れば親にも会えるが、もしも乗らなかった場合は翌朝8時をもって捕らえ、親にも会わせないとのことです。ケンが言い終わるとほぼ同時に、町内にはオート三輪がやってくるのでした。そして、子どもたちは次々と家から出てオート三輪に乗せられていくのです。しかし、防衛隊の面々は外に出ませんでした。これは罠かもしれないというわけなのです。事実、実際には子どもは親には会わせずに隔離するとのことのようです。でも明日朝には捕まえるとのことなので、もっと別の場所に隠れようということになりました。するとしんのすけが、いい場所があると言い出したのです。さてそのいい場所とは、サトーココノカドーでした。その屋上から町を見ると、一角だけが明るく輝き、懐かしのギャグが流れているという状態でした。 |
感想など
イエスタディ・ワンス・モアの巧みな心理作戦ですね。普通はああ言われたら絶対に出て行ってしまいますよね。マサオ君の反応もまあ当然と言えば当然なわけですが。そこにいくとマサオ君以外のみんなはしっかりしていると言うのか、5歳児にしてはしっかりしすぎと言うのか・・・。なお、このシーン冒頭のラジオで流れていた曲が「聖なる泉」(「モスラ対ゴジラ」より)だとのことです。パンフレットには歌詞が書かれていますが、何度聴いても私にはちゃんと聴き取れません・・・。