「戦国大合戦」04:ついに廉ちゃんとご対面


あらすじ

そうして春日に着きます。又兵衛は殿様に会い、今回の戦の報告をするところです。でもしんのすけはチョロチョロと……。すでにしんのすけが未来からやってきたということは殿にも知られていたようで、しんのすけは未来の話を始めるのでした。飛行機や電話、カレーライスなどのことを話すのです。その話を興味深く聞いた殿は、しんのすけをしばらく又兵衛の家に置くのを許可します。その後、又兵衛は廉姫という女性に会います。ところがこの廉姫は、冒頭にしんのすけが夢に見ていた女性だったのです。廉姫もしんのすけのことが気になり、翌日にまた話が聞きたいとのことです。そしてその後、しんのすけと又兵衛は又兵衛の家に帰っていきます。その途中、又兵衛と廉姫が幼なじみだとか、いろいろと語るのです。やがて家に着きました。しんのすけの家とはだいぶん様子が違うようですが、じいちゃんの家に似ているようです。しんのすけは、又兵衛の家がやけにがらんとしているのが気になったようです。又兵衛の親や兄弟はみな病死あるいは戦死したらしいのです。そして、お嫁さんはいないのかと聞かれた又兵衛は、武士は嫁を持ったりするとこの世に未練が生まれて戦に集中できなくなると切り返しました。でも、やっぱり女子が好きなようで、戦場では鬼と恐れられているものの女子の前ではどうしようもなく臆病だとのことなのです。

感想など

しかしこの殿様、ユーモアがよくわかる人ですね。周囲の家老たちは今にも、という感じでしたが。もしもこの殿様が他の家老たちと同じような反応を見せていたならどうなっていたことか…。ストーリーがつながらなくなるから、そういう考えをしてはいけませんね。廉姫と会う時、しんのすけはお尻丸出しになりますが、「これじゃオラが人前でお尻を出すのが好きだと思われる」なんて言ってましたね。すかさず「好きではないか」と返す又兵衛、このあたりは王道パターンだと思うのですが、劇場での反応はそれほどでもありませんでした。男が好きなの?と聞かれた又兵衛がムキになっているあたりの会話がなかなかいいものですね。


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