あらすじ そんなわけで逃げようとした高虎の前にしんのすけが立ちはだかるのです。「お前、えらいんだろ。それなのに逃げるのか?」などと鋭く批判します。高虎は怒り、刀を抜きます。そしてしんのすけに襲いかかった!その時、みさえが又兵衛から受け取った刀で高虎の刀を受け止めました。その後、一瞬の隙を突いてしんのすけは高虎の股間に行き、そのままジャンプして股間に頭突きをかまします。ということで高虎はそのまま倒れてしまいます。こうして、この戦は春日軍の勝利が確定するのです。又兵衛は高虎の首を取ろうとしますが、しんのすけが訴え、結局ちょんまげだけを取る又兵衛でした。そして終戦後、それぞれの軍は城へ戻っていきます。又兵衛の乗る馬にはしんのすけも一緒に乗っています。 |
感想など
しんのすけが高虎に対して発した言葉「お前、逃げるのか? お前えらいんだろ。だからこんなことになったんだぞ! なのに逃げるのか! 全部お前のせいでこうなったんだぞ! 逃げるなんて許さないぞ!」
5歳児が言うような言葉じゃないですね。すごいですよ。まあそれはともかく、その後のみさえがまたかっこいいわけです。この映画において、みさえの見せ場はここくらいなのですけれど(^^; でもって最終的に勝負を決めるところは、やっぱりクレしんだなぁとある意味安心したりもしました。そして、又兵衛が高虎の首を取ろうとした時の「もういいでしょ、オラたち勝ったんだよ。こいつ悪いやつだけど、もう大丈夫だよ。おじさんが強いってわかったからもう攻めてこないよ。だから許してやろうよ」ですが、現代の倫理からすれば当たり前なのかもしれませんけれど、これもなかなか言える言葉じゃないでしょう。しんのすけはこれまでの映画でも、悪人でも見捨てずに助けようとする姿勢を見せてきています。とにかく命の重さをよく知っているのですよね。それなのに普段の言動によって、子どもに悪影響を及ぼ(以下略)