ヤキニクロード15:ここは戦場じゃない


あらすじ

その頃、ひろしたちはついに熱海に到着、スウィートボーイズの看板を掲げる建物を見つけます。ほぼ同時に、途中で海に投げ出されていたみさえも流れ着きます。まだしんのすけはいないのですが、とにかく再会を喜んでいるとスウィートボーイズに囲まれてしまいます。それからしばらくして、遠くから「やきにくぅ〜!」と叫ぶ声が。しんのすけがやってきました。しんのすけは坂を猛スピードで下ってきて、ひろしたちが受け止めてどうにか止めることができましたが、追いかけてきたスウィートボーイズたちは勢い余って海へ転落…。しかし、スウィートボーイズは次々と出てきます。しかし野原一家は、しんのすけの尻アタックやひろしの足のにおい、さらに気迫で敵を圧倒します。すると堂ヶ島少佐が「ボスの元に行くことを許可する」と言ったのです。天城は反対しますが、堂ヶ島少佐にビンタを浴び、「ここは戦場じゃない、熱海だ」と言うのです。そして堂ヶ島少佐はサーフィンをするため姿を消し、下田は家に帰り…。

感想など

ついに一家再会、あれから何時間が過ぎたことでしょう。もうすっかり夕暮れの空になっていますが、これでも実際には時間は足りないくらい…なのですよね。そして、ここで一家の絆の強さが見られます。どの作品でもそのようなシーンはありますが、今回はいつになくものすごい気迫を感じました。あの表情ゆえにそれほどの気迫を感じたのかもしれませんが。堂ヶ島少佐が一家の強さを認めた後、天城が何か言おうとして、堂ヶ島少佐は写真を見せていましたが、当時はいまいちよくわかりませんでした。今となってみると、きっと天城は堂ヶ島少佐に恋心を抱いていたのだろうと思うのですが…下田は奥さんに呼ばれて帰ってしまうし、野原一家以外もそれぞれ「家族」がテーマになっているシーンのようですね。


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