あらすじ 家に帰ると、帰りが遅いからとみさえに怒られました。ところが、しんのすけより先に帰ったと思っていた風間君たちがまだ誰も帰ってきていないという電話がありました。ということは、まだ風間君たちはカスカベ座にいるのかもしれないということで、野原一家が探しに行きます(シロは留守番ですが)。カスカベ座に着き、名前を呼びますが反応はありません。劇場に入ってみると、まだ荒野の映画が上映されていました。野原一家がそのスクリーンをしばらく眺めていると、いつの間にか一家は荒野に立っていました。呆然とする一家ですが、ともかく歩いてみることにします。途中には、鎖で頑丈に封印された大きな扉があったり巨大な人形が倒れていたりするうえ、太陽がまったく動いていないような気がする不気味な世界なのですが、やがて線路を発見します。線路を伝ってしばし歩き、一家は町に到着しました。 |
感想など
さすがに、ほとんど真っ暗になっていますからみさえが怒るのも無理はないですね。お約束条項の第5条に「5時にはおうちに帰ること」とありますし…。いよいよ一家が映画の中に迷い込むわけですが、巨大な扉や巨大ロボをここで見せておくのがうまいですよね。この段階ではさっぱり何のためのものかわからないわけですが、ラスト近くの場面でのスケールの大きさを実感したりもこれによってできるわけで。線路を見つけて助かったという展開は「ブリブリ王国」でもありましたが、さすがに今回はクレジットカードも持ってきていないようですし列車を待って乗るというわけにもいかなかったのでしょうかね。