カスカベボーイズ06:マイクとの出会い


あらすじ

その時、表通りでは捕らえられて虐待を受ける人の姿が見えました。立ち入り禁止箇所に侵入したらしいのですが、蹴りを入れられたり振り回されたりしています。つばきによると、あの人もよそから来た人で、人一番帰りたい気持ちが強いらしく、おとなしくしていないので保安隊にひどい目に遭わされているとのことです。とそこに、この町の知事ジャスティス・ラブがやってきました。しかし知事は虐待を止めることなく、より虐待を加えるのでした。つばきは知事が帰ってきたので、もう知事のもとに行かなくてはならないようです。今いる家はどうやら空き家だったようで、好きに使っていいそうです。つばきが去った後、まだ縛り付けられたままになっていたさっきの人を野原一家が助けました。その人は自分のことをマイクと呼んでほしいようで、野原一家と同じくカスカベ座で映画を見ていたらいつの間にかやってきたようなのです。マイクだけでなく、この町にやってきた人はみんな同じようにやってきているようなのです。ということは、ここは映画の中の世界なのだと…。

感想など

マイクが登場しますが、ああいう体型だと性格もおおらかになるものなのでしょうか。個人的には今作品で最も好きなサブキャラだったりするのですが、某実在映画評論家が無断でモデルに使われたとかいう話が後に出たりもしました。展開次第によってはお蔵入りしかねないところだったのですね…。それにしてもあの虐待、見ていてこっちまで痛くなってきますよ。マイクはああいうことを何度もされているようですが、もう顔も覚えられているでしょうしそのうちにもっとひどい目に遭うのでは、と思ったりしないのですかね。まあ春日部に帰りたい気持ちのほうが勝っているのでしょうが。


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