カスカベボーイズ07:マサオ君とネネちゃんが


あらすじ

さて、今映画の中にいるとして、どうすれば春日部に帰れるのかということになります。ただ、この世界には今いる町と周囲の荒野しかないらしいのです。ただし3箇所の立入禁止区域があり、そこに何か手がかりがあるのだろうとマイクは言うのです。しかし行ってみても何もなく、しかも見つかってえらい目に遭ったようで…。その後ひろしとみさえは確認のため、外に出かけました。同じ頃しんのすけが、道を歩くマサオ君らしき子どもの姿を見つけます。しんのすけが声をかけますが、マサオ君はしんのすけのことを覚えていないようです。ともかく、家に帰って女房を紹介するとのことです。先に結婚していたと知ったしんのすけは大ショックなのですが、いざ家に行ってみると女房はネネちゃんでした。一安心するしんのすけですが、やはりネネちゃんもしんのすけのことは忘れているみたいです。春日部の話をすると、マサオ君はずいぶん昔の記憶として何となく覚えているらしい…。春日部に帰ろうとしんのすけは言うのですがマサオ君もネネちゃんも聞いてくれません。マサオ君は最初帰りたいと思っていたものの、今ではこっちで暮らしていくのに生きがいを感じているようで。

感想など

3箇所の立入禁止区域…この時点ではまだわかりませんが、後から思うと野原一家がカスカベ座からやってきた場所も立入禁止区域のひとつだったのではないかという気がします。よく保安隊に見つからなかったものだと。マサオ君が結婚していたと知った時のしんのすけの表情はやはり笑えます。ただ、なんだかんだでマサオ君とネネちゃんの関係はしんのすけと風間君の関係と同じくらい綿密なものになってきていますね。いつの間にそのようなペアができてきたのやら…。ただこの時のネネちゃん、やけに性格が悪そうな感じなのですけれども。春日部にいた頃はもう少し普通の女の子っぽい一面も持っていたのに…まあ近年のネネちゃんは普段から性格悪いかな。


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