カスカベボーイズ08:カレンダー不要の町?


あらすじ

ひろしとみさえは、マイクから借りた馬に乗って秘密を探りに行きますが、馬がなかなか動いてくれず、そしてやはり太陽は動いておらずに時間が止まっているようです。一方のしんのすけは、マサオ君から話を聞いてボーちゃんに会いに行きます。ボーちゃんは町から外れた場所に一人で住んでおり、しんのすけや春日部のことを覚えていました。そして、帰りたい気持ちは強いのですが帰る方法がわかりません。でも一緒に頑張って帰る方法を探そうと「かすかべ防衛隊ファイヤー!」を言おうとしますが、その言葉を忘れてしまうのでした。
結局ひろしとみさえは何も得られないまま帰ってきます。そして、やはり時間は止まっているとマイクから言われます。それでは時間の経過がわからなくて困るとのことですが、その心配はないのだとか。ちょうど一家の住む家の前の道を馬で引きずられる老人がいました。彼の名はオケガワ、怪しげな発明品を作っては没収されて引きずられることの繰り返しですが、とにかくその引きずられる回数を数えれば経過日数がわかるそうです。

感想など

あの馬がまたいい味出しているじゃないですか。顔もマヌケでなんともいえません。「雲黒斎」で登場した吹雪丸の馬・エンジは吹雪丸以外は乗せない気性の荒い馬でしたが、この馬はおっとりしていて…馬も飼い主に似るということなのでしょうかね。
このような状況でも、やっぱりボーちゃんはボーちゃんなのですね。ここまで動じないとなると、もはや仙人のような感じかも…。「かすかべ防衛隊ファイヤー!」を忘れるのは、後のクライマックスシーンへとつながる伏線になっているわけなのですね。
オケガワ博士、毎日毎日ああやって引きずられているようですが、こんな調子ではそのうち投獄されかねないのではとも思ってしまいますがそうはならず、ずっと同じ拷問の繰り返しというのはある意味幸せですね。


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