カスカベボーイズ15:心がバラバラでは


風間君はバッチを取り上げられてもなお強気でしたが、しんのすけに悪役は向いていないと言われ、ついには強引にヒーローパンツをはかされました。こうして5人揃ったわけですが、何も起きません。マイクが言うには、ピンチにならないと性能が発揮されないとのこと。とそこに、保安官たちが馬に乗って攻めてきました。さっそく防衛隊の出動ですが、相変わらず風間君(あとネネちゃんやマサオ君も)は足並みを揃えておらずにあっけなく跳ね返されてしまいました。心がバラバラでは出せるパワーも出ないようです。その後保安官たちは銃を撃ってきます。春日部住人は逃げ惑います。知事に勝つことは絶対にできないのがこの映画のシナリオだとのこと…。その自信がどこからくるのかというと、おそらく立入禁止区域にあるのではないかというのがつばきの意見です。それならばそこに行ってみようということになります。ひろしがおとりになっている間に汽車を飛ばせばとのことでした。

感想など

バッチがなくなっても、悪風間君はそのままなのですね。てっきりバッチがなくなれば元に戻るのかと思っていたりしたのですが、映画の中に迷い込んでから知事にどれだけの洗脳を受けていたのやら…。あのパンツは5人揃ってもそれだけではうまくいかないとは、どこまでもすごい発明品なのですね。単に揃うだけでいいのならば以後の苦労はしなくていいことになるわけですが、まあそれだと何も面白くないですよね。立入禁止区域のことは前半にも説明がありましたが、忘れている人もいるだろうということで改めての説明だったのでしょうか。なんとも親切な映画ですね。そしてこの後、いよいよこの映画のクライマックスへと突入していきます。


←14  「カスカベボーイズ」トップに戻る  16→