NO.1 MTB ブリヂストン ネオコットクロモリ・プロフェッショナル
SPEC
フレーム:ブリヂストン '98ネオコットクロモリプロフェッショナル(※)
フロントサスペンション:'98ロックショックス SID
ヘッドセット:ケーンクリークSL-5(NEW!02/6/8)
シフター:'98シマノ XTR
フロントディレイラー:'98シマノ XTR
リヤディレイラー:'98シマノ XTR(ローノーマル)
ブレーキ・ブレーキレバー:'98シマノ XTR
クランク:'98シマノ XTR
チェーンリング:'00シマノ XT(NEW!01/11/10)
スプロケット:'98シマノ XTR
ペダル:タイオガ シェアフット
ホイール:マビック クロスマックス
タイヤ:タイオガ エクストリームXC(2.1)
サドル:アボセット O2AIR40
シートピラー:THOMSONエリート (NEW!01/5/28)
ハンドルバー:EASTON MonkeyLiteカーボンコンポジットライザーバー(NEW!01/9/24)
グリップ:ATI
ステム:KALLOY(?)
重量:10.065kg(02年乗鞍出場仕様9.6kg)
(※)ネオコット(NEO-COT:新最適形状理論)
通常円筒のパイプを溶接してフレームを形成する。円形が全ての方向からの力に強いからである。
しかし自転車のフレームとして見た場合、全ての場所・方向に同じ力がかかるわけではない。
そこでブリヂストンはフレームにかかる力を解析し、パイプ断面、厚みを最適にデザインした。
最近のMTBではパイプ場所によって扁平させたり、厚みを2段階から3段階に変化させることは珍しくないが、繊細で有機的な形状と厚みを無段階に変化させたネオコットはその比では無い。
ネオコットは軽量で最適な剛性バランス(クロモリの性質を生かしたしなやかさ、かつコギの軽い剛性感)を持つクロモリフレームだ。
最近のレースは短距離・高速化が進んでいるためパワーを逃がさない軽量アルミが主流になりつつあるが、ブリヂストンの自転車レーシングチーム、「チームブリヂストン・アンカー(アンカー:98年に誕生したブリヂストンのレーシングブランド)」のMTBチームのエース、鈴木雷太選手はネオコットクロモリを選び、2000年シドニーオリンピックに出場したり、2002年には全日本チャンピオンを獲得するなど、国内外で好成績を残し続けていたが、2003年からはアルミとカーボンのハイブリッドバイクをブリヂストンが開発したためそれに乗っている。
噂によるとやっぱり雷太はネオコットが好きらしい。ただしネオコットの設計は今のサスペンションのロングストローク化に対応していないため、断念しているという。
ネオコットクロモリの乗り味というのは本当にマイルドですばらしい。新設計ネオコット希望!!
トップチューブ・シートチューブ・シートステー接合部 ヘッドチューブ・トップチューブ・ダウンチューブ接合部
ブリッジを排除したチェーンステーは泥詰まりに効果的 シートステーの曲げ加工はブレーキの効きを強める
それにより剛性を落とししなやかさも演出 泥詰まりにも効果的