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メンバーの変遷
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 ■ THE SEVENTH ONE TOTO (1988)

Joseph Williams - vocals
Steve Lukather - guitar,vocals
David Paich - keyboards,vocals
Jeff Porcaro - drums
Mike Porcaro - bass

 

 一般に彼らの最高傑作は、4th”TOTOW(邦題:聖なる剣)[1982]”と言われる。
 アルバムセールスもダントツNo.1、その年のグラミー賞総ナメという数的データは揺るぎない事実。
 次点が『売れっ子セッションミュージシャン集団、満を持してのバンド・デビュー!』で話題を
 さらった、1st”TOTO(邦題:宇宙の騎士)[1978]”。 
 この2枚のアルバムに共通して言えることをあえて一つあげると”ジャケット”。
 ”T”を剣、”O”を盾に見立てて、”剣”と”盾”の絵をモチーフにした彼らの象徴的デザイン。
 そしてこれらのアルバムと同系統のコンセプトのジャケットを持つアルバムが、
 7th”THE SEVENTH ONE(邦題:第七の剣)[1988]”。

 ずっとこのアルバムが彼らのカタログの中で最も過小評価されているように思えていた。
 僕は今作を、楽曲、演奏、プロデュース、歌唱等あらゆる面において彼らの最高傑作に掲げる。
 この期のVoは「スターウォーズ・シリーズ」や「スーパーマン・シリーズ」のテーマでもおなじみ、
 数々の映画音楽を手がける巨匠、JOHN WILLIAMSを父に持つJOSEPH WILLIAMS。
 だがそんな肩書きなどなくとも彼はTOTOの歴代ボーカリストの中でもNo.1の歌唱力を持っている、
 バンドの音楽的歴史を語る上でも最重要メンバーの一と断言致しとう存じます。
 ちなみに彼の1stソロ[1982]はAORファン達の間で”幻の名盤”として今でも語り継がれているが、
 もともと洗練された"TOTO系"の楽曲に傾倒していた彼がこのバンドに加わった時、
 その歌唱とバンドのサウンドが、あまりにも素敵にフィットしてしまった。
 その結果生まれた正にTOTOの"もうひとつの黄金期"。
 今は亡きTOTOの司令塔でもあったドラマー、JEFF PORCAROの卓越したドラムプレイと、
 それを素晴らしい形でアルバムに納めたプロデュース。この手の音楽には不可欠な要素と言えるが、
 とにかく今作は音が良く、特にスネアの音が実にシャープでクリア。
 僕自身、いたってこの手のスネアの音に弱い。クラッシュも実に爽快で心地よい。

 本当にうまい具合に"すべてが揃った"。 巡り合わせるに最高の好機、
 まぁ得てしてそういったものはまた、長続きもしないものなのだが__。

 STEVE LUKATHER のギターは”6.STAY AWAY”で少し派手目にフューチュアされているが、
 全体としては他のアルバムと同様、ハードロック作品としては控えめ。
 これは楽曲各々が、良い意味で洗練された"商品としての音楽"という指向性を共有しているため、
 収められているパートの一つ一つが必要な位置にあるべくしてあることの結果だとも言える。
 (彼のプレイにより触れたければ、ソロ作品やTOTOのライブ盤&最近のアルバムを聴くと良い。
  Edward Van Halenと共にノーギャラで参加した”Beat It/MICHEAL JACKSON”も忘れちゃならない)

 文句なしの高品質な楽曲が並ぶ中、自分にとっての圧巻は”8.ONLY THE CHILDREN”
 終始頭脳的にして一分の隙なし。 何故この曲がシングルカットされなかったのか、
 いくつかあるベスト盤や企画盤のほとんどに収録されていないのか僕には分からないが、
 いやむしろそういった"カタログ上で露出の少ない名曲"がある奥ゆかしさ? が
 また自分には魅力なのかもしれません。この曲と並んでこちらも時代特有のリゾート感が漂う
 ”4.STOP LOVING YOU”。この間奏部分でYESのJON ANDERSONがちょっとだけ歌っております。
 本編ラストの”11.Home Of The Brave”の後奏では、大空を舞うような華麗なドラミングが炸裂。
 そう、ジェフ・ポーカロが完全に主役。秀逸な今作を締めくくる大役を渾身のプレイで魅せる。

 このアルバムの難点?を(無理矢理!?)一つだけ挙げるなら、
 僕が持っている国外盤(学生時代に購入の初期プレス盤)は、やけに録音レベルが小さいな..。

 改めてJOSEPH WILLIAMS時代を振り返ると、初の参加作 6th”FAHRENHEIT”にて
 既にTOTOの持つロックセンスと彼がバンドに持ち込んだポップセンスが非常に高いレベルで融合、
 ”FAHRENHEIT”で基礎が形作られ、この”THE SEVENTH ONE”で見事に完成し
 花開いたと言えるのではなかろうか。
 個人的にはこの2枚のアルバムがTOTOの中で一番好きな時代だったように思う。
 (TOTOは全部好きだけど。。)

 ただ、時代は進んでネット社会になり、様々な情報を目にするようになっていくわけで...
 その過程で自分も、この期のTOTOが意外と評価が高く未だ根強い人気があるのを知ることになる。

 振り返れば結局この作品がいわば「産業ロックブームが残した最後の打ち上げ花火」だったような
 気もする。Metallica/METALLICAやNevermind/NIRVANA (共に1991年)が激動巻き起こす前夜、
 我々世代の人達はまさにそこまでを指して、「いい時代だった」と懐かしむのだろう。

(2017/10/18改)


 昔聞いた話なのだが、JOSEPH WILLIAMSがTOTOを脱退した理由は、
 ”クビになったから”らしい。 クビになった理由は、「ウタがヘタだったから」らしい。
 それを聞かされた僕としてはかなりショックでね(つーか、ほんとなのかよ?)。
 そして10年くらい前、BOBBY KIMBOLL復活の知らせに、
 結局メンバーの人達は彼のボーカルの方が好きなんだ。 僕にはよく分からんなぁ。 
 彼だったらまだルークやペイチのボーカルの方が好きだなぁ。。などと、
 バンドの方達と僕とは好みが違うようで、複雑な気持ちになったのを覚えている。
 まあ黄金期を共にしたオリジナルvoの存在感の大きさはどうやっても否定できないが...。

(2011/01/17改)


 違う違う。来日記念に合わせて刊行されたCROSS BEATのTOTO特集号にあった記事で、
 JOSEPHはSEVENTH ONEの発表後に、パーティーやらなんやらで声を潰してしまい、
 自己管理を怠った彼に対しキレたJEFF PORCAROが、(自分の強い推薦で彼をバンドに
 入れた責任もあって)TOTOを辞めるよう勧告したというピソードが掲載されていた。
 なお2013年からのワールドツアーでは素晴らしいパフォーマンスで往年のファンを魅了している。

(2014/06/20)


  track list

 01. Pamela (David Paich, Joseph Williams) - 5:11
 02. You Got Me (D. Paich, J. Williams) - 3:11
 03. Anna (Steve Lukather, Randy Goodrum) - 4:58
 04. Stop Loving You (S. Lukather, D. Paich) - 4:29
 05. Mushanga (D. Paich, Jeff Porcaro) - 5:35
 06. Stay Away (D. Paich, S. Lukather) - 5:31
 07. Straight For The Heart (D. Paich, J. Williams) - 4:09
 08. Only The Children (D. Paich, S. Lukather, J. Williams) - 4:11
 09. Thousand Years (J. Williams, Mark T. Williams, D. Paich) - 4:53
 10. These Chains (S. Lukather, R. Goodrum) - 4:59
 11. Home Of The Brave (D. Paich, S. Lukather, Jimmy Webb & J. Williams) - 6:51
 12. The Seventh One (Japanese bonus) - 6:18




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TOTO 談義【やっぱりジョセフ時代が好き!?】    .
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ロック好き2人がTOTOについてバキバキ語っている。    .



 ■ FARENHEIT TOTO (1986)

Joseph Williams - vocals
Steve Lukather - guitar,vocals
David Paich - keyboards,vocals
Steve Porcaro - keyboards,vocals
Jeff Porcaro - drums
Mike Porcaro - bass

 

 ちなみにもう一枚。
 JOSEPH WILLIAMS 在籍時に発表された、もう一つの宝物。
 このアルバムもまた、音楽職人味に溢れている。
 ジャケットの、めっちゃ気温高いぽい晴れた昼下がりの、どこかほのぼのとした町の一角の
 風景が、まさにこのアルバムの音楽的内容と自分の中で強烈にリンクしてしまっている。
 外部ライターとルークの共作、5.I'LL BE OVER YOU が大ヒット(当時この曲で日本の
 TV番組にも出演)。全体的に突出したインパクトを持つ曲はなくとも、
 全編に渡り高品質AOR系サウンド、とにかくこれがほのぼのとしていて、
 遠き春の日を思う切なさすら感じられるのだ(意味不明)。
 2.WE CAN MAKE IT TONIGHT 4.CAN'T STAND IT ANY LONGER そして 8.COULD THIS
 BE LOVE など、おおよそ煮え切らないメロディを持つポップソングの数々。
 もうほのぼの加減全開で、あらゆる過去のスナップを引きずって来る。
 そして 9.LEA で。これに至っては、ここまで沁みた記憶が他に浮かばない。
 この楽曲は A Secret Love/HYDRA と並んで個人的「STEVE PORCARO2大傑作」の一つ。

 テクノ系サウンドで編まれるタイトルチューン、6.FAHRENHEIT はTOTOの全カタログ中でも
 異彩を放つが、よく聴けば彼らなりのうまさは感じられるものの魅力が薄い曲。
 (理由は明白で、昔の小室っぽさが自分にはNGだから。)

 自分はこのアルバムを、"THE SEVENTH ONE" への発展途上の経過ではなく、
 完全に一つの完成形として捉える。
 そりゃなんと言っても彼らは、いつだって一流の音楽職人集団だからだ。

 あと、STEVE LUKATHER のギターについて。
 もうこのアルバムに納められている曲は全て、
 ほのぼのとして落ち着いたポップソングとして完全にアレンジされてしまっているため、
 彼の派手なプレイを披露するような場面は、ほとんど無いに等しい。
 注目したいのはプレイよりも、その音色。
 彼のギターサウンドは、粒の粗い歪みにモジュレーションをまぶした音作りが特徴だが、
 このアルバムにおいて特にこの「ジリジリと強く歪む」FUZZ系サウンドがポイントで、
 曲全体の中で比較的低いレヴェルでうまくバランスされて、8.COULD THIS BE LOVE
 などでほのぼの感を演出するのに一役かっている所がすごい印象的。

 あくまで推測だが...この時期におけるルークは、ギタリストとしてTOTOが作る曲世界に、
 ある意味フラストレーションを感じていたということはないだろうか?
 少なくとも、このアルバムのグループショットにおける彼は、
 いかばかりか太っているのは確かな事実...。(いやそりゃまったくの邪推でしょ >o< )

(2017/10/16改)


  track list

 01. Till The End (Paich/Williams) - 5:17
 02. We Can Make It Tonight (Williams/J.Porcaro/Barry Bregman) - 4:16
 03. Without Your Love (Paich) - 4:33
 04. Can't Stand It Any Longer (Paich/Lukather/Williams) - 4:18
 05. I'll Be Over You (Lukather/Randy Goodrum) - 3:50
 06. Fahrenheit (Paich/J.Porcaro/Williams) - 4:39
 07. Somewhere Tonight (J.Porcaro/Paich/Lukather) - 3:46
 08. Could This Be Love (Paich/Williams) - 5:14
 09. Lea (S.Porcaro) - 4:29
 10. Don't Stop Me Now (Lukather/Paich) - 3:05



更にJOSEPH WILLIAMSの歌について加筆。


思えばこの2枚のアルバムにおける"全力で歌う"感いっぱいのJOSEPHのvoが、
あまりにも洗練されたバンドのサウンドとあそこまでマッチしていたのは
一体どういうことなのだろうか笑。

変わったことに「彼が歌うアルバムとの出会い」=「TOTOとの出会い」であった自分が
そのサウンドの魅力に完全にヤられてしまっていた高校時代、
それらは余りにも完成された、そして余りにも自然に受け入れていた
正に"高級音楽商品"であった。
疑問の余地など微塵もなくすべてを信頼してそのサウンドに寄り掛かっていたこの耳に、
ジョセフのこの"全力感"がまったく意識されることがなかったのは、
今思うとほんとに不可思議で、脅威ですらある。

そして時を経て歳重ねて一つ一つ聞こえなかったものが"聞こえて"きた時、
あらためて"聴く"ということの多元性を考えさせられることになる。

でも多分、
こうした「音楽を聴く」などという有機体の所業にきっと数多の説明など要らなくて、
ただいっぱい"感じ"たらいい。そしてたくさん幸せになれればいい。

そのために音楽があるのは、おそらく間違いない。

(2011/01/17改)





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 ■ FAHRENHEIT TOTO
    (2013年 国内盤 [2005年 DSD MASTERING] )


 

 本当に久しぶりにCDを購入したのだが、なんで今更このアルバムなのかと言うと、
 これ、2005年に米でデジタルリマスターされた音源を使用して、
 昨年Sonyが自分んとこの自慢の規格"Blu-specCD2"で再発したもの。
 (レガシーレコーディングシリーズ)
 正直そこまで期待はしてなかったが
 ハイが若干強い感じするけど、音の分離、抜け、立体感が
 ガッツリ良くなっていて、再びこのアルバムに「出会い直した」感じ。
 余りにも大好きな作品だけにめちゃくちゃハッピーだった。
 もし、80〜90年代当時のアナログ・マスタリングのCDしか聞いたことがなければ、
 はっきり違いがわかると思う。
 他の初期のTOTOのカタログも同シリーズで再発盤が出ているようなので、
 興味あれば是非チェックを。


(2014/03/03)



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 ■ THE SEVENTH ONE TOTO
    (2013年 国内盤(限定紙ジャケ) [2005年 DSD MASTERING] )


 

 これもSonyの"Blu-specCD2"による再発。
 同シリーズの"FARHRENHEIT"を購入(上記)、素晴らしい音像の向上に感動して
 "我が青春のサウンドトラック"であるSeventh Oneもと、大いに購入意欲が湧いた。
 が、全然知らなかったのが今作は紙ジャケの限定生産だったということ。
 早速購入しようとレコード屋に赴いた時には在庫はなく
 他の店舗も連絡して調べたがすべてだめで、結局新品は既に完売状態だった...。
 Amazonでも新品が1万を超えていて(定価\1800ですぜ!)、(その時点では)中古品も見当たらず。
 最終的に中古で¥3700(DISKUNION)を見つけて購入。状態は"B"となっていたが、
 帯も含めジャケットも盤もコンディションは良好だった。
 それはともかく、こちらも素晴らしい仕上がりで1。どんだけかというと、
 学生の時初めてメガネをかけた時の感動に比するべく音の輪郭、立体感の向上。
 Dレンジも上がった感じで、もっと"奥まで"聴きたくなってしまい、
 ついついヘッドフォンヴォリューム上げすぎてしまうので、難聴に気をつけたいと思います。
 原盤との相違点は、Stop Loving Youで何故か間奏のジョン・アンダースンの
 ウルトラ・ハッピーなVoがなくなっております。
 なので「Seventh Oneはそこがいいんだよ!」という方にはお勧めできないんだ(苦笑)。。


(2014/10/10)






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 ■ HYDRA TOTO (1979)
 

 2nd HYDRA (1979) もすごく好き。
 TOTO の中では比較的プログレ色の強いタイトルチューン、HYDRA に始まり、
 エンディングは、極上のバラード、”08.A SECRET LOVE”で締めくくる。 完璧な仕事。
 ジャケットも余りに素敵。
 ただ、裏ジャケで、故JEFFREY PORCARO にだけ女性が絡みついているのが、
 気に入らず。。(別にいいだろ。)

(2001/01/02)



Bobby Kimball- vocals
Steve Lukather - guitar,vocals
David Hungate- bass,guitar
David Paich - keyboards,vocals
Steve Porcaro - keyboards,vocals
Jeff Porcaro - drums


  track list

 01. Hydra (David Hungate, Bobby Kimball, Steve Lukather, David Paich, Steve Porcaro, Jeff Porcaro) - 7:31
 02. St. George and the Dragon (D. Paich) - 4:45
 03. 99 (D. Paich) - 5:16
 04. Lorraine (D. Paich) - 4:46
 05. All Us Boys (D. Paich) - 5:03
 06. Mama (D. Paich, B. Kimball) - 5:14
 07. White Sister (D. Paich, B. Kimball) - 5:39
 08. A Secret Love (D. Paich, B. Kimball, S. Porcaro) - 3:07






 ■ HYDRA TOTO
    (2014年 輸入盤(紙ジャケ) [REMASTERED 96kHz/24-BIT] )

 

 音のパーツの一つ一つが鋭利な彫刻刀で丹念に切り出され、
 ぐいっと前面に押し出されたかのような音世界。
 綺麗な低域を芳醇に含んで迫る強力な音圧と、
 表面のざらつきが視覚的に浮かぶがごとくの感覚は
 あたかも現代のデジタルレコーディングで製作されたものを聞いているようである。
 79年当時の米ロックのアナログ然としたセピア色的な郷愁感はあまりなく、
 これはもう従来のHYDRAではないとも言える。
 
 だが一度#1をスタートすると、あまりに見事にアップデートされた”音”に引きこまれ、
 ラストまで聞き通してしまう。
 
 96kHz/24BITというスペックがどこまで効いているかはわからないが、
 2mixサウンドがここまでに処理できてしまうとは本当に画期的で驚くほかない。

(2017/09/28)











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 ■ ISOLATION TOTO (1984)
 

 ちょうどyoutubeでジョゼフ・ウィリアムズ時代のTOTOを漁ってた訳だが...。

 高度なIT社会ゆえ知り得たって事で良いのか、知らんかった自分は阿呆なのか、、、
 どう感じたら良いか分からん、この情報の洪水の中で自分、きっとなんか、"麻痺"してるモノ
 あるだろう。。俺は"Isolation"は大好きだと言いながら... 闘病中とは知っていたが、
 TOTO 2代目ボーカリスト、ファーギー・フレデリクセンが1月に亡くなってたっていう事実に、
 たった今偶然たどり着く_____。

 びっくりした。つい最近インタビューでその病が末期であることを告白してたの読んだばかりで。。 
 その後AOR化していくバンドの音楽性の中、”ソフトなバラードが不得手だから”というのが
 離脱の理由とも言われてたけど彼はTOTOで本当にロックしたかったんだよね。
 そしてIsolationはその通り素晴らしいロックアルバムでマジ最高のVoが入ってた。
 決して特異点などじゃない、紛れもなくあれも"最高級のTOTO"だった!______R.I.P.

(2014/03/05)


Fergie Frederiksen - vocals
Steve Lukather - guitar,vocals
Mike Porcaro - bass,guitar
David Paich - keyboards,vocals
Steve Porcaro - keyboards,vocals
Jeff Porcaro - drums,percussion


  track list

 01. Carmen (Paich/J.Porcaro) - 3:25
 02. Lion (Kimball/Paich) - 4:46
 03. Stranger in Town (Paich/J.Porcaro) - 4:47
 04. Angel Don't Cry (Frederiksen/Paich) - 4:21
 05. How Does It Feel (Lukather) - 3:50
 06. Endless (Paich) - 3:40
 07. Isolation (Frederiksen/Lukather/Paich) - 4:04
 08. Mr. Friendly (Frederiksen/Lukather/Paich/J.Porcaro/M.Porcaro) - 4:22
 09. Change of Heart (Paich/Frederiksen) - 4:08
 10. Holyanna (Paich/J.Porcaro) - 4:19


  Fergie Frederiksen - Angel Don't Cry (Official video / New album 2013)









                 他の重要作品


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Toto - Hold the line (Live in Tokyo_1980)
 エッジの効いた演奏とパフォーマンス。
 HRバンドとしての躍動にあふれている
 ■ TOTO TOTO (1978)

Bobby Kimball - vocals
Steve Lukather - guitar,vocals
David Hangate - bass
David Paich - keyboards,vocals
Steve Porcaro - keyboards,vocals
Jeff Porcaro - drums,percussion

 

 売れっ子セッションミュージシャン集団の満を持してのバンド結成で大いに話題をさらった、
 センセーショナルなデビューアルバム。 邦題 『宇宙の騎士』。
 一番のお気に入りは、最高にお洒落な”05.You Are the Flower”


  track list

 01. Child's Anthem (David Paich) - 2:46
 02. I'll Supply the Love (David Paich) - 3:46
 03. Georgy Porgy (David Paich) - 4:09
 04. Manuela Run (David Paich) - 3:54
 05. You Are the Flower (Bobby Kimball) - 4:11
 06. Girl Goodbye (David Paich) - 6:13
 07. Takin' It Back (Steve Porcaro) - 3:47
 08. Rockmaker (David Paich) - 3:19
 09. Hold the Line (David Paich) - 3:56
 10. Angela (David Paich) - 4:45

(2016/10/02)




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Toto - I Won't Hold You Back (Live_1990)
 Lukatherが紡いだ不朽の名バラード。究極
 のAORというべきエッセンスが詰まっている














LINK                .

BOOWYの最高傑作      .

HM/HRの3大傑作アルバム      .

王者Yngwie Malmsteen      .

King Crimson(Metal-Era)      .

スラッシュメタル相関図      .

ヘアメタル兄弟伝説      .
 ■ TOTO IV TOTO (1982)

Bobby Kimball - vocals
Steve Lukather - guitar,vocals
David Hangate - bass
David Paich - keyboards,vocals
Steve Porcaro - keyboards,vocals
Jeff Porcaro - drums,percussion

 

 通算4作目。Rock/Pop界を代表する大ヒット曲目白押しで、収録曲10曲すべてがシングルカット。
 グラミー賞6部門を独占し、その後の彼らのイメージを決定づけた最強作。 邦題 『聖なる剣』。
 一番のお気に入りはダントツの秀”03.I Won't Hold You Back”。迷う余地なし。


  track list

 01. Rosanna (David Paich) - 2:46
 02. Make Believe (David Paich) - 3:46
 03. I Won't Hold You Back (Steve Lukather) - 4:09
 04. Good for You (Bobby Kimball, S. Lukather) - 3:54
 05. It's a Feeling (Steve Porcaro) - 4:11
 06. Afraid of Love (S. Lukather, D. Paich, Jeff Porcaro) - 6:13
 07. Lovers in the Night (D. Paich) - 3:47
 08. We Made It (D. Paich, J. Porcaro) - 3:19
 09. Waiting for Your Love (B. Kimball, D. Paich) - 3:56
 10. Africa (D. Paich, J. Porcaro) - 4:45

(2016/10/02)

  "TOTO IV"についてもかれこれ1年以上前に「THE LEGENDS OF ROCKシリーズ(輸入盤)」
 (REMASTERED 96kHz/24-BIT)
を入手していて、その劇的な良音に感動していたが、今回
 たまたまヘッドホン(SONY MDR-F1)で聴いていたっけ、"10.Africa"の前奏のビートのところで
 笑い声が入ってたってのを今日初めて知ったから! 今更発見(発聴?)って何気にショックだ
 な。ジェフリーの声だろうか。
 余談を一ついくと、ジャケットの"剣"に鏡のように映っている「こちら側」の様子に突如気が付い
 てとても気になる。広大な地の向こうにほんのりと夕焼けか朝焼けっぽい空、すなわち我々が
 そこにいるってわけか。
 ともあれ、この「30年越しの気付き」ってやつがやっぱり痛快で。テクノロジーだって、そりゃ
 有機的なギフトをたくさんくれるんだ。要は受け手次第ってわけだ。

(2019/01/27)




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