と思っていた私ですが
経済的な理由以外に・・・
「取り付け場所をどーする?」
「装着によって車上狙いのターゲットになってしまう」
ってな事を考えてのことでした
でもナビがキライなわけではなかったから
一応情報収集はしてました・・・
ウチのクルマは「トノカバー」を使用せねばなりませんから
ダッシュボード上にモニタをデンと・・・出来ないわけです
「ツイーター埋め込み」でも書きましたが
トノカバー装着のためには
ダッシュボード上に何も置けませんです はい
それにいつものことですが
「後付け感」が強いのもイヤなものですから・・・
大体なんですかあのモニタ取り付け金具!
イチョウの葉っぱみたいでメッチャ不格好・・・
またそれが堂々と目に触れるなんて許せないですぅ
(なんぎな性格やな・・・笑)
でも後付け感なく取りつけるには
またトノカバーの邪魔にならないためには
これらを満たすには
どうしてもダッシュボード内ビルトインせねば・・・
でもそうすると
モニタサイズが4インチ程度に限られてしまいます
今時4インチモニタのモデルて・・・
と思っていたらありました
最新機種で4インチモニタ!
CASIOの「キュートナビ」
CD-romのくせに1枚のみで全国対応
(最近多いですねCD-romなのに1枚ですむ機種)
コレは要チェック!と思っていると
ある時某オークションで
まさにこのキュートナビ新品がお買い得値段で・・・
と落札してしまいました
やっぱ刹那的性格はどーにもならんな(笑)
さて取り付けは・・・結構簡単
本体もコンパクトなので容易に助手席シート下へ
電源はシガーライターから・・・
だがシガーライター用アダプターがでかい!
定電圧回路とヒューズ内蔵・・・
これじゃMDチェンジャーのコントローラーに干渉する・・・
でも面倒だから後回し(笑)
これが本体・・・小さい・・・
ンでGPSアンテナの設置・・・
GPSアンテナはボンネット中央へ
でもそこには例のワイパー足下隠しのレジンブロックが・・・
(「ボンネット周り」参照)
そうですその通り!
あのレジンブロックの中にGPSアンテナ埋め込むつもり ヘヘ
ンでこの位地へ
配線はエンジンルームセンターより少し助手席側の
サービスホールを利用して通してみました
あ サービスホールを塞いでる詮
なくさないように・・・
実は・・・落としちゃった・・・
ドライブシャフトのあたりのどこかにのっかったまま(笑)
見あたらないし届かないし・・・
とりあえずガムテープで孔塞ぎましょ
室内から見るとこのあたりに出てきます
さて レジンブロックあてがってみたんですが
サイズ的にGPSアンテナを隠しきれない・・・
ンで レジンブロックも新調する事に!
さっそく型採りぃぃぃ
GPSアンテナにラップ巻いて
シリコンラバー印象材で型採り
印象材はずしたところ
これを整形して原形作りです
カッターナイフでも削れるし
当然サンドペーパーも使えるので楽に整形できます
従来よりもやや幅広
かつロープロファイル(爆)に仕上げるつもり
モニタの取り付け場所は
かなり以前から考えていた
エアコン吹き出し口にビルトインすることにしました
だからそんなに悩みませんでした
ま そのかわり取り付けは苦労の連続です(泣)
まず勇気を持ってダッシュボード上に大穴を開けます(笑)
実際にはさらにもう少し上へ拡大することに・・・
一応私はダッシュボードをもう一つ持っておりましたので
事前に内面の構造をあらかた把握しておきました
にしてもだいじょうぶなんだろうか?(爆)
でももうやるしかないっすね
ちなみに私はホットナイフでカットしました
内部にはフレームが上下2本水平に通ってますが
下のフレームにモニタを固定すれば何となくイイカンジ・・・
ンでアルミ板を金ノコでカァァァット!
自作金具を作りました
艶消し黒で塗装までして・・・
ンな所見えないっての(爆)
ンなカンジ・・・
でも結局もっと穴を広げることに・・・
ほらね(笑)
モニタの取り付け位置が決まったので
あとは「がわ」を作ります
完成時のカタチを考え
光重合レジンで大体の骨格を作り
パテを盛って形を作っていきます
トノカバーの邪魔にならないカタチ・・・
せめて格好悪くならないようなカタチ・・・
上の画像はまだパテ盛り初めの段階です
ココからが実は苦難の連続なんです
今回使ったのは
得意の光重合レジンに
タミヤのエポキシパテ
それに初めての試み
「瞬着」パテも使ってみました
「瞬着パテ」はその名の通り
瞬間接着剤に基材を混ぜ
接着だけでなく成形が出来るようにしたものです
何より硬化が早く(数分)
せっかちな私には打ってつけです
その分高価なんですがね・・・
また硬化後のヒケやカケがほとんどないのも嬉しいです
ただ小さな部分の成形にはいいのですが
大きなものを1から作り上げるのには適しません
大きく成形するのはエポキシパテということになります
エポキシパテは硬化に時間がかかるのですが
やっぱり
硬化後の「ヒケ」がほとんどないのがありがたい
一応パテ盛り成形が出来たところで
トライアルフィッティングしてみましょ
・・・色々あらが見えてきます・・・
いろんな所が・・・
平行でなかったり
平らでなかったり
微妙に左右でカーブが違ってたり
まああちこち不備があるのでいやになります
一方向から光があたった場合
単色で塗装された場合
周囲に比較対象となる線が存在する場合
こんなとき人間の目は
おっそろしく正確になります
ちょっとした面のうねり
線のゆがみ
凹凸なぞ簡単に見破ります
でもコレをきちんとすると
仕上がりは格段によくなるはずです
がんばりましょう(泣)
「自分との戦い」とも言う(ド爆)
とりあえずサーフェイサーを塗ってみます
白一色ぅぅぅ
これ夜中の3時頃・・・
ンな時間にサフ吹くなっての(ド爆)
でも休日前夜にまとめて作業しようとすると
どうしても夜中までかかってしまいます・・・
こうして見てみると
面のうねりとか凹凸とか
ゆがみなんかもハッキリしますから
鉛筆で丸つけておきます
ンでそこはまたパテ盛って
ヤスリでやすって・・・
延々コレを繰り返します
塗って盛ってやすって・・・
そりゃあもう飽きるほどね(大泣)
上から見たところ
色の違うところがパテ盛りしてやすったところっすね
ちなみに手前の穴が「ふあこんえき出し口」っす
モニタをわずかですが運転席に向けてあるので
モニタのひさし部分は左右対称ではありません
念のため・・・
このあとさらに延々と塗って盛ってやすってのくりかえし・・・
(やっぱり夜中にサフ吹き・・・爆)
無限に続くこの作業・・・
やってみて思ったのですが
たかがこのサイズのものでンだけ苦労して・・・
バンパーなんていう大物となったら一体・・・
ううう 板金屋さんごめんなさい
実を言うとあなた達の仕事すこーしなめてました(爆)
いやほんとそう思いますです
すぴわん号のバロントフンパーなんて・・・
もし私が作ったのなら
100年かかっても完成しないであろう(ド爆)
「いまさら」ですが
板金屋さんってやっぱプロの仕事なんですねぇ
勉強になりました
まだまだやるべき事がいっぱいなんですが
防犯のためにとりあえずグレーに塗ってみました
この状態ならば車上狙いもねらいにくいでしょう
その後
パテヒケを待ちつつやる気をなくす(爆)
しばらく放置してあったんですが
「GSSビートミーティング鈴鹿」なるものに参加することに・・・
ンでやる気再燃!
ヘッドライトの4灯化と並行して
いよいよルーバーに取りかかりました
まずは得意の光重合レジンでフラップを作ります
問題は回転軸・・・
回転軸は2o径のビスを使いました
っていうか手近にあっただけなんですが・・・
まずはビスにキズを付け
エポキシパテを使い頭の部分を埋めてしまいます
んで成型をしてらしく整えます
吹き出し口の方も中隔を付けます
そして軸受けを作りルーバーを取り付けたのがコレ
ルーバー付けたらなんかフツーになりましたねぇ
でもまだまだやることがあります
2枚のルーバーが連動して動かねばなりません
ンなの簡単ジャン!リンケージ作ればいいだけ・・・
とタカをくくってたんですが大間違い!
色々動きを考えてリンケージがこんなカタチになりました
むふふ これだけだと訳分かんないでしょ
でも装着すると・・・
一番閉じた状態
少し開けた状態
一番開けた状態
ほらね いいぐあい・・・
リンケージがあのカタチになるまでに
相当悩みましたです
コレであと塗装すればOK!
こうなれば水平方向のルーバーも付けたいですね
あとナビ画面横の穴
ナビのスピーカーとリモコン受光部のための穴なんですが
スリットでも付けてもうちょっと格好良くしたいです
このあたりはまた後日
ほーむ |
ビートとっぷ |