ここの背景画像は「beautiful」さんからお借りしました。

 本の紹介(参考文献)  

ここでは私がこのホームページを作成するのに参考にした本を中心にご紹介します。★は私の独断によるお薦め度です。(価格は私が買ったときの価格ですので、値上がりしているのもあると思います)

フランス革命全般 初心者 個人を取り上げたもの 女性 小説・フィクション 英語版

 女性を取り上げた本

「物語 マリー・アントワネット」
  ★★★ 作者:窪田 般彌 出版社:白水社 価格:1,600円 (H11.6.1.UP)

マリー・アントワネットに関する本はたくさんありますが、この本は簡潔にまとめられてとても読みやすいです。画像も手紙などの引用も数多くあります。ツヴァイクやカストロのマリー・アントワネットの本を読む前の下準備として最適です。 (221p)

「異国へ嫁した姫君たち」ヨーロッパ王室裏面史
 作者:マイケル・ケント公妃マリー・クリスチーヌ 出版社:時事通信社 価格:2,718円

主に19世紀に外国へ嫁いでいった姫君たちを取上げていますが、例外的にマリー・アントワネットも登場します。この本は普通の本とはまるで違って、政治や歴史の詳細には触れておらず、姫君たちのファッションの好み、食事の好み、家庭生活などを詳しく述べています。あまり知られていない様々なエピソードがたくさんあるので興味深く読めます。(352ページ)
とりあげている女性達:エカテリーナ女帝、マリー・アントワネット(54ページ)、マリア・カロリーナ(マリー・アントワネットの姉)、レオポルディナ(ブラジル皇后)、ウジェニー(ナポレオン三世の皇后)、ヴィッキー(プロシア皇后)、アレクサンドラ(イギリス皇后)、ミニ―(ロシア皇后)の8人。

「華麗なる宮廷の誘惑」
   出版社:集英社 価格:?円  (H11.6.22.UP)

それぞれの人の略年表がついていて、ざっとした流れがわかります。ほぼ同時代の女性たちでまとめられているので、18世紀の女性に興味ある人には面白いかもしれません。でも、歴史的背景を知らないと(私の場合はアルバ公爵夫人)、なんだかわかったようなわからないような…。結局アルバ公爵夫人(スペイン人)のどこが魅力的なのかさっぱりわかりませんでした。
とりあげている女性達:ブイヨン公爵夫人、マリア・テレジア、ポンパドゥール夫人、エカテリーナ二世、マリー・アントワネット(35ページ)、ロラン夫人(39ページ)、アルバ公爵夫人、ジョゼフィーヌ(26ページ)の8人。

「フランス革命の女たち」
★★★ 作者:池田理代子 出版社:新潮社 価格:1,300円

フランス革命を彩った女性達(女装の男性もひとり含む)の波瀾に満ちた生涯を描いています。写真がたくさんあって見るだけでも楽しい本です。文章も読みやすいです。お薦め。
とりあげている女性達:エオン・ド・ボーモン、ジョフラン夫人、デュ・バリー夫人、ヴィシジェ=ルブラン夫人、ロラン夫人、テロアーニュ・ド・メリクールシャルロット・コルデー、リュシル・デムーラン、マリー・テレーズ・ド・フランス、デジレの11人

「フランス革命期の女たち(上・下)」
★ 作者:ガリーナ・セレブリャコワ 出版社:岩波新書 価格:上下とも490円

革命側にかかわった女性達の生涯を詳しく描いています。ブルジョワ女性を少々辛辣に書いているのは、作者がソ連の女性だからでしょうか。ロラン夫人は元々人気がありませんが、この作者はものすごく嫌っているようでちょっとかわいそうになります。
とりあげている女性達:テロアニュ・ド・メリクール、シモーヌ・エヴラールとシャルロット・コルデー、マノン・ロラン、ジャンヌ・デュ・バリー、クレール・ラコンブ、リュシル・デムーラン、エリザベト・ル・バ、テレジア・タリアン、ジョゼフィーヌ・ボナパルト、メアリ・ウルストンクラーフトの10人

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