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明治40年以前に建築された築100年以上の茅葺屋根、4間取り田の字型の農家住宅を体験型宿泊 施設に改修。改修の程度は耐震補強、プランの変更など最小限の工事とし、水廻り等は現在の ライフスタイルに合わせ清潔にし、また快適に過ごせるように床暖房設置をする一方、現状の 建具を使用するなど極力部材の取替えなどは最小限に抑えることで、昔ながらの伝統家屋の雰 囲気を残しながらの改修を行った。

土間側の6帖2室を一間の広間とし、テーブルとしても利用できる1帖程度の大きな囲炉裏を設置し た。また西側の妻壁には開口を設け、谷あいの風景を望めるようにした。玄関もたたき仕上げとし、土間の雰囲気をそのまま再現している。一部の天井を取り払い、茅葺屋根の 裏側や天井の大きな梁をダイナミックに見せる構造にし、日本の伝統家屋の魅力を充分に楽し める造りに仕上げた。

→田舎生活体験宿泊施設「大谷山荘」ホームページ

     
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建築地 兵庫県加西市
主要用途 農家民宿
構造・規模 木造伝統構法 平屋建(母屋部)

延床面積 111.00u(33.5坪)(母屋部)

意匠設計: 古田建築設計事務所 古田充 山本直美
構造設計: ルート構造設計 太田彰
施   工: すぎもと工務店


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(株)古田建築設計事務所