黒田医院（内科）
−築30年のRC造の診療所再生−

1969年に建築された診療所の再生工事。当初は建替えを検討していましたが、既存建物にRC造の地階があり、その撤去費用がかさむこと、骨組みがしっかり残っていたこと、また資源の有効利用の観点からも考慮し、再生工事を行うことになりました。

まずコンクリートコア抜き、耐震診断により、耐震性を考慮しながら、先生・患者さんが利用しやすい開放的なプランに変更し、段差の解消、バリアフリー化しています。また断熱性能をあげることで省エネに配慮しています。外観は通りにアクセントを与えるため、外側にルーバーを設けています。

　
△改修前（外観／処置室）
（写真撮影／松村芳治）
※改修前の写真は事務所提供
「医院再生／Medical Renovation」作品