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■設計条件
糖尿病の専門医として地域医療に貢献してこられた先生による、山陽電車姫路駅の直下、「モルティーひめじ」でのテナント開業。 上部に駅舎という都市施設を持つ為、スケルトンの状態ではディフォルムされたような柱頭を持つ柱列の空間を明るくヒューマンスケールな空間にすること、また医院の面する通路はやや奥まっている為、存在が解り難く、煩雑な街中に埋没しそうな場所を患者さんに解りやすい診療所にすることが重要と考えた。

■計画
都心の診療所として、街との繋がりを第一に考え、道路から通路、玄関から待合室、待合から診察室・処置室へと流れるような連続性のある空間とし、乳白のガラスや格子で見え隠れしながら自然に繋がっていく空間を目指した。
医療の空間にはアンバランスな太い丸柱・頑強な柱頭を患者さんが主に利用する部分からは隠すため、倉庫などの従室に置き、また患者さん、先生、スタッフの動線が各々交差しないように機能的なプランを目指した。
自然光が余り届かない条件下、人工照明での計画となるが、照度を十分取りながら一部に間接照明を設けることで、優しさイメージになる様に配慮し、内装の色合いも明るく清潔な中に毅然とした品格が漂うことを目指した。

■ブルーサークル
ロゴマークの一部のブルーのサークルは世界で拡大する糖尿病の予防、治療、療養を喚起する国連の決議に際して、糖尿病抑制のシンボルとして国際糖尿病連合が採用したものです。

→「西川内科医院」ホームページ

 

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建築地 兵庫県姫路市
地域・地区 商業地域
構造・規模 テナント改装

敷地面積 -----u(----坪)
建築面積 -----u(----坪)
延床面積 189.17u( 57.2坪)

意匠設計: 古田建築設計事務所 古田充 山本直美
設備設計: 環境設計コンサルタント

施   工: 株式会社ホリエ

□内部仕上表
  壁/クロス貼一部化粧合板貼
  床/長尺シート貼
  天井/クロス貼
□主な設備
  冷暖房/空冷ヒートポンプ式エアコン
  給  湯/電気湯沸器


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(株)古田建築設計事務所