風子(以下「風」) : みなさ〜ん!こんにちは!「Fu-Ken's Room」の新人アイドル風子です!
一実(以下「一」) : 皆様、こんにちは。私が「Fu-Ken's Room」のアイドル一実です。
風 : ・・・・・・
一 : ・・・何?(ニコッ)
風 : なんでもないです。先輩。
一 : 挨拶がすんだところで、私達が登場した理由をみなさんに説明してあげて。
風 : はい。 えっと、私達のマスターがDoGAで3DCGアニメーションを作るっていう企画を書くことにしたんですけど、「いままでの堅苦しい解説は飽きた。俺はもう疲れた。」とか言い出して・・・。
それで私達二人で作っていく過程を見せて自分は楽をしようと企んだんですよぉ〜!
一 : まったくいいかげんなマスターよね。
でも、それが自分の首を絞めてるってことに気付いてないのかしら?
風 : たぶん気付いてるけど、自滅するのが好きな人だから・・・
一 : まあ、マスターが決めたことだからしかたがないわ。
風子、あなたは3DCGって作ったことあるの?
風 : ないです。まったくわかりません。先輩!
一 : そう元気一杯に言われると気持ちいいわね・・・。
とりあえず私はマスターから一通りの説明を受けてるから、私が教えて風子が作ってみるってことにしましょうね。
風 : は〜い!
風 : 先輩、これから使うパソコンってこれですか?使い方を教えてください。
一 : ちょっと待ちなさい!(ポカッ!)
風 : 痛いですぅ〜!なんですか?
一 : いきなりパソコンを使って何をしようっていうの?
まずは何を作りたいのか、企画をまとめるところから始めないと。
風 : え〜?パソコンを使えばパパッとすごいのができるんじゃないんですか?
一 : 最低限、どんなシーンを作りたいのか、どんなデザインのモデルが必要なのかを決めて、静止画だったらラフスケッチ、アニメだったら絵コンテを作らないとダメよ。
うちのマスターみたいに行き当たりばったりで作ってると、いつまでたっても完成しないとか、完成してもバランスが変だったりデザインにまとまりがなかったりするのよ!
風 : ・・・は〜い・・・
一 : それじゃ、どんなシーンを作るのかを決めましょう。
風 : 宇宙空間での派手な戦闘!板野サーカス!MEGA-CDの名作シューティング「シルフィード」!
一 : ・・・・・・風子・・・あなた、それ女の子のセリフじゃないわよ・・・
風 : え?マスターに渡された紙にそう書いてあったから・・・
一 : ・・・マスターの趣味なのね・・・まあいいわ。
それじゃ、簡単でいいからメカのラフデザインと絵コンテを作っちゃいましょう。
一 : 発進シーンと戦艦の間を潜り抜けていくシーン、敵ボスメカの撃墜シーンと着艦シーン・・・私達みたいな初心者だったら、これくらいの内容でもかなり大変かもね。
風 : そうなんですかぁ?ボタン一つでポ〜ンとできないんですか?
一 : できません!でも、DoGAだったらかなり簡単に作ることができるのは確かね。
風 : あ、やっとパソコンを使うんですね。
一 : そうよ。まずはこの「DoGA-L1」を起動してみましょう。
風 : こんな画面が出ましたけど・・・
一 : DoGA-L1の機能は、この4つの機能、まあ「データを整理する」は別にして、上の3つの段階に分けられるの。
「物体をデザインする」は戦闘機とか戦艦とか、登場させたい物体を作る機能ね。
「モーションをデザインする」は作った戦闘機や戦艦の動きやカメラの動きを決める機能。
「アニメーションを表示する」は作ったモーションを並べて、アニメーションを作る機能よ。
風 : ・・・難しくてわかりませ〜ん。(涙)
一 : う〜ん・・・さっき用意したもので説明するとね・・・
メカのラフスケッチが「物体」
絵コンテの1コマ1コマが「モーション」
絵コンテを繋げたのが「アニメーション」
となるのよ。
風 : あ、なんとなくわかりました!
一 : それじゃ、まずは「物体をデザインする」から始めてみましょうか。
風 : え〜?今日はラフスケッチと絵コンテで疲れちゃったから、続きはまた今度にしませんか〜?
一 : ・・・しょうがないわね・・・今回は最初だからこれくらいにしとくけど、次回からはビシバシといきますからね。
ということで始まりました新講座。
いつまでこのネタでいけるのかわかりませんが、よろしくお願いします。
(マスター フッケン)