一 : 今回はDoGA-L1の解説じゃないけど、DoGA-L1で作ったムービーを編集するためには必要なことだからちゃんと聞いとくのよ。
風 : はい!がんばります!
一 : 今回使用するツールは「TMPGEnc」よ。
風 : 何をするためのツールなんですか?
一 : 基本的な機能としては、AVIファイルをMPEG1に変換することができるの。
あと、音声を合成したり、MPEG1の編集(切取、結合など)をする機能も備えてるの。
風 : へぇ・・・で、AVIとかMPEGとかってなんですか?
一 : ・・・そこから説明が必要だったのね・・・
簡単に言えば、圧縮してないデータがAVI。MPEGはそれを圧縮して音声も付けることが出来る形式ってくらいに思ってればいいわ。
詳しいことは専門書を見るとかネットで検索してみるとかしてね。
風 : えっと・・・DoGA-L1で作ったデータはAVIで、それじゃサイズが大きすぎるから圧縮してMPEGにする・・・ってことはわかりました。
一 : それだけわかっていればいいわ。 TMPGEncの入手先はここよ。
一 : このツールは市販されているゲーム機のゲームのムービーなんかにも使われてる高機能なツールなんだけど、なんとフリーなのよ!
風 : 早く使い方を教えてください!
風 : 先輩、とりあえず起動してみました。
一 : 「映像ソース」の横の[参照]を押して、DOGACGAのフォルダ内の自分のムービーフォルダを開いて、前回製作した「s01.AVI」を選択してね。
風 : はい。あ、最初の画像が出ました〜!
一 : じゃあ、次は[ストリームの種類]で[System(Videoのみ)]をチェック。これで変換されたファイルの形式が「.mpg」になるわ。
風 : ・・・と、はい、チェックしました。
一 : で、[設定]を押して設定画面を開いて・・・
風 : なんかいきなり難しいんですけど・・・(涙)
一 : とりあえず、このソフトは設定したい項目のところにマウスを持っていくと詳しい説明がでるから、ここではサイズだけの変更でもいいわ。
あとは自分でいろいろ設定を変えて試してみないとね。
ちなみにマスターはレート調整モードは「固定品質」で品質は10にしてるわ。
風 : ん〜〜〜、よくわかりませんけど・・・これからいろいろ試してみます。
一 : 設定できたら[OK]でもとの画面にもどってね。
風 : は〜い。
一 : 次は・・・「出力ファイル名」のところの[参照]で保存場所とファイル名を決めてね。
風 : ・・・ん〜〜、マイ ドキュメントに新しく保存場所を作っちゃお。
一 : できた?あとは[圧縮開始]で圧縮が始まるわ。
風 : よ〜し!スタート!!
(圧縮中)
風 : ・・・って、あっという間ですね!
一 : は、これで完成。
風 : ファイルサイズは・・・あ〜、かなり小さくなってますね!!
一 : マスターが作った、128x96に縮小したファイルだと・・・182kbね。
風 : なるほど、これならサイトにアップできますね!
一 : というわけで、完成したシーン1はこちら。
風 : なんだかシーン一つ作るのにもずいぶん時間と手間がかかるんですねぇ・・・
一 : 大変なのは最初だけよ。慣れればサクサクできるわよ。
風 : でも、まだシーン1なんですよね?
一 : 次回からは細かい説明はしないわよ。ポイントとなるところや、ワンポイントテクニックの説明だけにするからね。
風 : ・・・サクサク進むといいなぁ・・・