世の中には多くのツールがあふれています。
それらの中で多くのユーザーに支持されるには、まず操作性がよいことが重要であると考えます。
高機能であっても操作しづらいものであれば、それは機能していないことと同じでしょう。
hamaPatch の操作性はといえば・・・「悪くはないが痒いところに手が届くとまではいえない」といった感じでしょうか。
(この操作性というものは個人差が多いため一概には言えないので、あくまで個人的な意見なのですが・・・)
前回も書いたように、情報源となるものが少なく自分で試行錯誤しながら身に付けなければいけない部分が多いせいもあるのでしょう。
今回はまず画面の説明から入りたいと思います。
通常の画面はこのようになっています。
メニューに関しては、作業ウィンドウの左右にボタンとして振り分けて表示することもできますが、作業画面が狭くなるので画面の広い人以外は使わないでしょうね。
まずはツールの簡単な説明から。
新規ファイルの作成/開く/上書き保存|切り取り/コピー/貼り付け|バージョン表示
カメラX軸移動/カメラY軸移動/カメラZ軸移動/注視点X軸移動/注視点Y軸移動/注視点Z軸移動/視野角/ズーム/移動/オブジェクトの周りを回転/その場でカメラが回転
移動/拡大縮小/回転/ハンドル表示/Box選択/投げ縄選択/頂点追加/フリーハンド/カーブの重み/ノイズ変形|回転体作成/押し出し/複製|頂点削除/カーブ選択/カーブ削除|カーブを鋭角/カーブを丸く|コントロールポイント移動(連動)/コントロールポイント移動(個別)/コントロールポイントのリセット|X座標の固定/Y座標の固定/Z座標の固定
移動/拡大縮小/回転
移動/選択|X座標の固定/Y座標の固定/Z座標の固定
移動/拡大縮小/回転|ハンドル表示|X座標の固定/Y座標の固定/Z座標の固定|平面貼付/球面貼付/円柱貼付/トーラス貼付
レンダリング|選択部分のレンダリング/選択ウィンドウのレンダリング|POV-Ray/MegaPOV|BMRT/設定|Lightflow/設定
作業ウィンドウ上部のメニューの説明をしておきます。
視点 : 平行投影・透視投影の切り替え|トップ・フロント・ライトの視点切り替え|カメラの数値設定
表示 : 頂点・カーブ・面の表示|座標軸の表示|各グリッドの表示、ロック|下絵の表示/設定|カーブ、曲面の滑らかさ|ウィンドウの設定(メニュー、ツール、ダイアログなど)|オブジェクトのデータ/OpenGLの設定
ライト : 初期設定のライト・自分で設定したライトの切り替え
縦長表示/横長表示/全画面表示
とりあえず以上で画面の説明を終りにします。
ダイアログウィンドウについては、あまりにも設定項目が多いため、モデリングの流れにそって説明していきたいと思います。