Fu-Ken's Room

人体モデル第一号実験体(通称「一実」)再生計画

7.後髪

1.パーツ分け

前髪と同様の手法で他の髪も作成する。
使用するテクスチャは以下の二枚である。

カラーマップ 透過マップ

前髪とちがって長い分、光沢の回数などを調整している。
今回は、左右に二枚ずつ、後に一枚、前髪のパーツも含めると6枚のパーツで構成する。

2.後髪

新規レイヤーで、前髪のときと同じように平面に張り付け、等分割する。
このとき、縦の分割数を多くするには、縦の辺のみ選択して等分割すればよい。

分割

この平面を変形して髪型を整える。
このときパーツの横幅は、前髪のパーツと大きな差がないようにする。
幅が極端に異なると、テクスチャが引き伸ばされて髪の太さが違って見えるからである。
また、あまり平坦になり過ぎないよう、凹凸を持たせる。

髪型単色 髪型テクスチャ

このパーツを複製して残りの髪を作る。

頭・前 頭・後

今回の髪型は比較的単純な形状としたが、もっと複雑な形状の髪にも挑戦してみる予定ではある。
なおポーズをつけたあと干渉するような部分は修正を加えるため、現在の状態は暫定的なものでしかない。
現在の状態を保存しておく。(kazumi08.6kt)

3.顔

次回は顔のテクスチャを作成するが、その前に鼻の高さ、頬の膨らみ、顎のライン、目の形など、好みの顔に修正する。
モデリングに関してはメタセコイアの方が使い慣れているので、メタセコイアでの作業とする。
修正は、髪を作る前のモデル(kazumi06.mqo)を開いて行う。
(髪をモデリングする前に修正しておけばよかったと後悔している)

修正中

ここで修正したモデルをLightWave3D形式で出力する。
“kazumi08.6kt”から髪以外の立体を削除し、修正顔のモデルを読み込む。

修正後

これを“kazumi09.6kt”として新規保存する。
次に首から下と首から上を塗り分ける。

塗り分け

これを複製し、新規レイヤーに移動、頭部以外を消去する。

頭部複製

この頭部のみの立体を選択し、テクスチャ用の展開図を出力する。

テクスチャ下絵

この展開図を頭部に貼り付けて状態を確認する

試し張り

次回はこの展開図を下絵として頭部のテクスチャを作成していく。

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