DOWLUCK


山根英彦がプロデュースするトップウォーターブランド「道楽」。ここのルアーには彼の好みとセンスがあふれており、最初に見たときはとにかくデカイと感じたものだ。ギャグで作っているようにも思えるが、けっこう動きが良かったりして、やっぱりちゃんと作ってたのかと感心するものもある。しかしあのネーミングとデザインには恐れ入る。値段が高くてなかなか買うことはできないが、店に並べられた道楽ルアーの数々を眺めるだけで、山根ワールドを堪能できるのである。
初期のころはだいぶ素人っぽいところがあったが、最近のものは塗装が非常にきれいで、すばらしい仕上がりになっている。しかし道楽ルアーの真骨頂は、漆塗りの研ぎ出しではないだろうか。あの深い味わいが個人的には非常に好きである。
これだけのビッグサイズにアタックしてくる根性のあるバスはなかなかいないが、それだからこそ、これで釣った一匹は何よりも価値のあるものである。
 チンチン                                                                
チンチンややエロ系のルアーだが、非常に優秀なルアーである。太い頭が抵抗になるためか、長いスライドは不向きだが、きれいなテーブルターンを決めてくれる。バリエーションには、ダブルスイッシャーのクルクルチンチン、連結になったクネクネチンチンがある。ボディにリングがついたような形のウッドワームもチンチンの仲間か?クルクルチンチンは、巻いて良し首振り良しの万能ルアーだ。クネクネチンチンは、写真のものはテールの羽根を取っているが、この方が釣れるように思う。驚くほど頭をよく振り、一振りごとに連結によるクネッとしたひねりを入れる。真っ昼間の釣れないときに投げると不思議と釣れる。


 シトシトピッチャン
シトシトピッチャン雨降りのとき不思議と釣れる、と言われるルアー。評判どおり雨の日に、よく釣れる。ナスのようなワームカラーの方は、道楽本店に行きたくて会社の社員旅行の幹事をして旅行の行き先を大阪にしてしまったとき、道楽本店で目が合ってしまったルアーである。ちなみにこのとき、山根直筆の迷言入りチンチン(写真上)も買ってしまった。



by Tamura


 ザラデッセ&ツクシペンシル
ノリデッセ、ナミキツクシ道楽のユニークなルアーの中において、最もオーソドックスなスタイルをもつペンシルベイト2種。ハードウッドの素材を活かした水に絡むロングスケートが身上。写真は道楽ビデオ「トップはつらいよ」の初期版限定おまけ。ツクシの方は、「トップはつらいよ4」のおまけで、「ナミキツクシ」。ザラデッセの方は、「トップはつらいよスペシャル」のおまけで、「ノリデッセ」。


 スネークダンサー
スネークダンサーたしかバルサ製だった、道楽の中でも3千円台という格安のルアー。しかし、道楽クオリティを保てないという理由で早々と製造中止になった。たしかに、コーティングが必ずといっていいほど割れてしまう。このつながり眉毛は、こち亀の両さんかと思えば、エヴィスマークらしい。しかしながら、ルアーの動きはすばらしい。形から想像できるようにファーストザラと古いザラUがモデルのようだが、ウェイトがあって水によく絡み、ここぞというときに威力を発揮する。


by Tamura


 アブラゼミ&ソノヒグラシ
セミアブラゼミは、東京道楽にて、つぶらな瞳と体毛に覆われたボディがあまりにかわいいので、思わず買ってしまったモノです。ファ−素材のボディは、かわいい反面、水を吸い1投ごとに重さを増す事が欠点ですが、ドボンドボンと、異常に重くこもった音を出し、バスを引きつけるようで、よくバイトがあるので多用しています。また、ソノヒグラシは、東京道楽にて,店員の「新作であとこれだけしかないんですよ」の一言につられて買ってしまったモノだが、アブラゼミほどのインパクトもなく、あまり印象のないふつうのルア−です。

by Isao


 バレリーナ
バレリーナ

このルア−も、大阪道楽に行ったついでの職場旅行の時に、松本さんに、「ヨ− クビフルデ−」といわれ買ったもので、これが道楽の初ルア−です。実際よく首を振りいい動きをします。しかし先日道楽展示会で「最近バレリ−ナ出さないですね」と聞くと「セミの型に変えちゃっタ」と答えられたのがちょっと心配です。


by Isao


 淀川トーピード
トーピードこのルア−は、水平に浮き、チョンチョンとロッドをあおると、首を左右にストレスなくふり、さすが淀川という名前を冠しているだけあり、川の流れの中や波だった水面でも飛び出ず水に絡んでいるという印象があります。




by Isao


 殿様フロッグ
殿様フロッグこれは、「トップはつらいよ」を見て欲しくなって買ったものですが、まだ1匹も釣れません。バイトはよくあるのですがどうもうまくフッキングしません。また、着水と同時にウラッカエシになってしまい、うまく使いこなせません。



by Isao

ヘドン ザウルス その他