クラミジアや淋病、梅毒など、性病と呼ばれよく耳にする病名はたくさんありますが、婦人科における感染症は子宮付属器炎(卵管炎、骨盤腹膜炎)子宮内膜炎、子宮頚管炎、膣炎があげられます。
性行為感染症は、男性よりも女性の感染率がはるかに高いだけでなく、不妊などの永久的な影響を受けやすいのも事実です。
下腹が痛い、おりものの量や臭いがいつもと違うと感じられる場合は、感染をはじめ炎症などの異常が起こっているという可能性があり、婦人科で診察を受けることを勧めます。
また、クラミジアや淋病などの性行為感染症は、女性では全く症状が無い事が多いのです。症状がなくても性行為感染症の可能性がある時は、検査が必要です。
性病についてはどうしても恥ずかしがる気持が先に立ち、診療をためらいがちです。しかし、治療が遅れると、腹膜炎をおこしたり、二次的に不妊症や子宮外妊娠の原因、要因になることがあります。放置せず、パートナーも同時に検査し、早急に治療することが大切です。また、ブライダルチェックとしても受けられます。
当院は、徹底したプライバシーへの配慮と、きめ細かな対応で、患者さんの受診しやすい環境をご提供しますので、お気軽にご相談ください。 |