CQ出版のRFワールドNo.26でネットワーク・アナライザ
実践活用法と言う特集が組まれている。実はNo.10でもはじめてのネットワーク・アナライザとして特集が組まれたことがあった。それでどんな内容なのかRFワールドの到着が待ち遠しい。そんなことがあって自前のネットワーク・アナライザ(ADVANTEST/R3765H)の調子を見たくなり電源投入。凡そ30年程前、職場の先輩JA2DJHからQSYした450MHz帯同軸キャビティの特性を調べてみた。 写真は中心周波数約460MHz、スパン500MHzで見る周波数特性。BPFが周波数が2倍になるBEFになることがよく分かる。スパンを高い方へ広げると、BPFとBEFを繰り返し単位長の同軸フィルタの特性が手に取るように分かる。しかしシングルではこんなもので、まともなバンドパス特性を得ようとすると複数構成にしないとだめ。 ところでこのアナライザ、ボタンを押せばベクトル表示(SMITH)やスペアナ・位相・遅延・反射表示等に切り替わり、これほど便利なものがあるのかと感心する。オンマウスはSMITH表示にしたもの。トラッキングジェネレータ内臓のスペアナとは一味も二味も違う印象だ。これで少しトレーニングをしてからRFワールドを読むことにしようか・・・。 |
所用があり名古屋へ出かけた。出発前にJJ2NYTとJA2BNVにその旨伝え、19時から龍園でのアイボールを約束。前の週に連絡するつもりだったが、諸々忙しく失念してしまった。所用を19時前に済ませ駆けつけると、既にJA2AAUとJA2BNVの長老連が酒盛り。どうやら18時過ぎから始めていたらしい。JJ2NYTは19時を回り暫くしてJG2CMJがやって来た。こちらは所用の終わりに懇親会がありアルコール変調済みだったが、後から来た2人はレベルが合うまで時間を要したに違いない。相変わらずの無線談義に華が咲く・・・近況、DX運用報告、50MHzコンディション、自作RFアンプ、SDR等々のアマチュアの話題から、AMラジオ局のTV-V-LOWチャンネルFM展開や新設コミュニティFM局など業界の話題まで、大いに盛り上がった。アマチュアって本当に面白い。そしていつもお世話になる龍園の奥様Mrs.Lee女史もお子様連れで飛び入り。あっという間の3時間だった。その後JA2BNVとJG2CMJを誘ってお決まりの2次会でDONNA_LEEを訪ね黒ビールにポテトフライと生ハムで最後の仕上げ。23時過ぎにホテルに入る。写真は右からJG2CMJ・JH2CLV・JA2BNV・JA2AUU・JJ2NYT・Mrs.Lee母娘。オンマウスは29日朝6時半頃、雨の龍園。 |
休みの日くらいゆっくり寝ていたいと思うが、夜が明けると自然に目が覚めてしまう。もうどれ位こんな状況が続いているのだろう・・・そして何時まで・・・などと布団の中で呟いていると、間もなく起き上がってしまうから始末が悪い。時計を見ると未だ6時前だ。真夜中に仕事関係の警報メールが何通も届くため、実は寝ている様でも寝ていないようで、慢性的な睡眠不足が続いている。 さて26日は依頼のあったスルガエレガント(スルガ甘夏)を西の谷津で100Kg程度収穫し箱詰めして発送。前日カミサンが掘ってきて茹でたタケノコをビニル袋に入れそれに忍ばせる。27日、甘夏の追加依頼が若干あり収穫。その足で大峰のヒノキ林へ上りタケノコの収穫。そのまま運ぶと余りにも重いので、包丁を持参し皮を剥ぐと重量は半分を切る。それでも30Kg程度になった。午前11時頃に釜に火をつけ約3時間ほど茹でる。噴出さないように火の番をするため、昼食はカミサンが作ったオニギリ。茹でた後は自然に冷まし流水に浸ける。 写真は西の谷津で収穫してモノラックに積んだ駿河甘夏。ここの自慢は完全無農薬。オンマウスは大峰のヒノキ林で掘ったタケノコ。皮を剥くと左の背負籠の中の様になる。掘ってから直ぐ茹でるのが鍵。 |
21日の晩帰宅すると玄関に怪しげな段ボール箱。何だろうと思う間もなく、それはJA1AEA鈴木OMからのモノと判った。OMとはもう何年も前から電話やメールで交流があるのだが、ひょんなことから「半導体PAユニットを要らないか?」と打診して来られた。断る理由も無く、ご好意に甘んじることに・・・そしてついでに懐かしいKenproのキーヤも入れといたよとなった。
写真はダンボールで仕切られた個室(?)に丁寧に収められたPA(MRF422/PP)と部品。そしてモトローラとCCIのマニュアル。さらに急遽梱包されたKenproのキーヤKP-100。OMの几帳面さが伝わってくる。部品にはスプリッタやコンバイナがあり、ひょっとしてPAの2合成で半導体HPAを目指して居られたのか・・・想像が巡る。いやこれは、しっかりモノにしろと言っているに違いない。 ところで24日、先輩のご令室が逝去され川口市まで出かけた。この日は葬儀のつもりで赴いたが何と通夜日。なーんてこったぁ。晩までどの様に時間をつぶそうかと思ったが、午前中秋葉原のお馴染み店を回り、午後は恵比寿のFALを尋ねて世間話している内に時間が過ぎてしまった。通夜式は滞りなく行われ、19時過ぎ帰路に就いた。オンマウスは9時半頃、秋葉原万世橋から御茶ノ水方面を望む。 |
19日は最後に残った腐りミカンを大峰のヒノキ林に廃棄。先週12日は確認出来なかったタケノコが今日20日は足元に見える。カミサンは17日にも掘っているようだが、やはりこの時期は成長が早い。今日はカミサンと再び大峰へ赴いて掘り、昼過ぎまでに2釜分茹で上げる。写真は草木を払った地面に顔を出しているタケノコ。これは小さい方で、一般に言うところのタケノコより大分大きい30〜40cmのモノを堀る。現場で包丁を使い皮を剥いてから持ち帰る。沸騰後も凡そ1時間半程度茹で自然に冷ましてから水に漬ける。掘って直ぐ茹でると太いタケノコも柔らかく独特の食感になり美味しい。 一方オンマウスはR-390Aの本格的チェックのために運び込んだSG(HP5876D…一番下)。19日は接触不良でヒステリックになったアンテナリレーを洗浄し復旧させた。20日はSGからRF信号を放り込んで最大感度の確認を行った。何と驚くなかれ、CWなら-140dBm、40%変調のAMなら-130dBmの信号を分別できた。ローカルのラジオ局JOPKを+3dBmで捉える80m長の逆V-WindomアンテナをつなぐとAGCが破綻する理由を探るためだ。この後AGC特性をみることにしているが…これは能力なのか、それとも故障なのか。 |
8時、PA機材を軽トラに積み、友人市議の花見会場へ向かう。早々に機材セッティング。Mixer位置が昨年と変わりSPケーブルが足らない。別ケーブルを用意したがXLR3-12の中継コネが必要になり自宅往復。次回向けの反省として、20m級スピコンケーブルを作っておこう!。気が早いスタッフは既にアルコール変調。車なのでと断っても中々通じない。誰かに代行して貰うことにして朝から日本酒を頂く。最後に登場するシニアバンドの音合わせの様子を観戦。有名メーカーの機材に物持ちの良さを感じるも段取りがイマイチ。電気楽器の生音がPA不用な程に大で小音量の楽器が負けそう…。Solo系を組んでいたが、5人程度のBANDならもっと簡易PAで良いのでは・・・。老人会は早くも10時過ぎに着座、受け付けが始まる11時には既に多量の人。12時を待ち切れず開宴宣言となった。熱くも寒くもない好天に恵まれ15時過ぎまで盛り上がった。スタッフの皆さんは早朝からの準備から撤収と大変お疲れ様でした。それから三々五々集う支持者の皆さんの心意気にも拍手だ。自分の技がお役に立てたと思うと嬉しい。帰りは…カミサン所用のため友人に代行運転を要請、人と機材を運んで貰う。写真は女性トロンボーンカルテットと太鼓保存会。 |
午前中カミサンは田んぼミカン畑で枯れかかった老木をチェンソーで伐採。自分は屋敷ポンカン畑と伊野2年生ポンカンと1年生青島にボルドーを300リットル散布。屋敷を散布中にカミサンが余り減っていないと農薬タンクを覗いて呟いたため入念な散布に…。300リットルを使い切ったら、カミサンが寺山の寿太郎もあるときた。農薬が残るのを嫌い植木にも調整目的でかけたのに全く取り越し苦労だった。結局来月もかけるから止めようとカミサン…随分アバウトだ。午後はカミサンの倒した老木に加え新たに2本を倒す。枝を落とし幹を切断するのだが、周辺に展開する枝木は結構な量だ(写真)。薪になる幹を残して軽トラに積み大峰のヒノキ林へ廃棄に上る。この季節は丁度タケノコの時季。ヒノキ林は下方から竹の根が忍び込み林の中心まで伸びている。幸か不幸か毎年タケノコが出る。そのまま放置すると竹藪と化すため、もぐら叩きの如くタケノコを掘るが、今年はそれが見当たらない。年令と共に視力や観察力が落ちたのも事実だが、それにしても可笑しい。先週のヒヤミズと言い、ちょっと異変が起きている感じがする。晩は明日の友人市議の花見会でPAの支援をするため機材準備と音だし確認(オンマウス)。暗くなっても忙しい。 |
家の近くにある竹薮にタケノコを掘るつもりで赴いた。ところが竹薮には肝心のタケノコは全く見えず、予想以上に枯れ竹が多くビックリ。結局枯れ竹の伐採に半日を費やすが、未だ大半が残っている。枯れているとは言え、根元の直径が20cmもある孟宗竹は長く重い。下段にある墓地に倒れ込まないように山側からロープを掛けてから切り倒し、枝を払う。写真はその現場。遠くに東名と新東名を結ぶ連絡路が見える。帽子は枝払いに悪戦苦闘するカミサン・・・たくましいこと!。今日の作業はタケノコ収穫どころじゃなく完璧に景観維持だった。 オンマウスはバッテリが上がってしまい充電中のカミサンの車。電圧は1.2Vまで低下し、エンジン情報等は完全に崩壊状態だった。ALINCOのDM-330MVを充電器代りにつなぎ凡そ半日間で充電。早々にエンジンが起動し一安心だったが問題はそれから。どうもアクセルを踏んだときに吹き上がりが変。ディーラーに勤める長男に事情を聞くと、長時間電源が供給されないと学習したデータが無くなるらしい。隠しコマンドを伝授されそれを実行。エンジンキーのON/OFFの繰り返し4回と10分程度のアイドリングを2回やると見事に工場出荷時に復活。バッテリ交換する場合はそれなりの注意が必要だ。 |
朝カミサンが「来て!」と叫んでいる。何事かと赴くと風呂場の横で土の中から水が溢れている。一瞬にして水道漏れと気付く。手を突っ込み水道管の噴出部分を確認。聞くと2日前にブシューと音がしたらしい。何だよ、それならもっと早く言えよと言いたいが、どうもそんな雰囲気じゃなかった。早々に元栓を締め水道管周りの土を掘る。水道管は鉄製で酷い錆び状態だった。元々湿気のある場所だからと思うが、表面はゴツゴツでスゴイ腐食だ。7時半過ぎに地元に水道屋へ一報すると8時過ぎにはやってきて素早し修理対応をしてくれた。埋設部分を撤去し耐候製の塩ビ管へ交換し難を逃れた。写真はちょっと分かりにくいが作業中の様子。5月で90になる親父が、気になるから離れていてと言っても聞く耳を持たず、近くで覗き込み声を掛けプレッシャーを与えている。良い仕事はリラックスからと思うのだが昔の人はこの意味が良く分からないらしい・・・Hi。 オンマウスは倉庫の軒先にセンサーライトを取り付けた際、トタンにドリルで予備穴を空けたら、何と内側のVVFケーブルの片線を切断してしまい停電。まさかと思ったがこんなことがあるんだ・・・とトホホ。でもここに中継コンセントを付け電源分配したから不幸中の幸いか。 |
3月29日にK8AJA/Davidからの突然メール。拙作HPサイト公開の3-500Z/144MHzアンプのコイルデータを求めてきた。HENRY/3-500Zx2のHFアンプを144MHzに改修したいらしい。とりあえず手元にあった写真数枚を送ると、早々に感謝の意を伝える返事が届いていた。それで本日、17年振りにアンプを取り出し終段ボックスを覗いた。蓋を開けた瞬間、製作した1997年当時が蘇ってきた。名古屋市守山区大森の3DKアパートで子供たちとの生活…懐かしい。そういや未だインターネットなんて好き者の世界だった。久し振りに覗いた出力タンク回路、3-500Zvs144MHzという難題に挑戦した跡がそこかしこに確認できる。接地してある筈の同軸シールド部とシャシ間での放電は、RFの振る舞いの不思議さを教えてくれた。同軸シールドは対シャシ間で先端短絡の線路共振を起こし定在波を招く、電圧の高い部分はシャシ間で放電し熱となり被覆を溶かす。信号源側も接地しておけばその様な事態にはならない。ちょっとしたノウハウだが、リンクコイル取り出しの場合は、オーディオ風1点接地をやりたくなるが、この周波数になると危険。話が回ってしまったが、コイルの採寸を行いながら予想以上にしっかりとした造りだと自己満足。 |
月曜が新年度の始まりだと決まりが良いのだが、3月31日だったので火曜の4月1日は何となく間が抜けた感じがする。写真は1日の昼休みに、駿府城公園の堀端の歩道を歩いていて撮影したもの。桜並木の向こう側、堀を挟んでガラス張りの裁判所と私立病院が見える。3月30日の雨と強風で散ってしまうのかと思ったがこの通りまだ十分に花を付けている。 オンマウスは5年前、親父がスルガエレガントを植えたいと、雑木林と化していた実家脇の畑を整地して植えたもの。昨年までは木を強くするために生った実は全て落としていたが、今年初めて実を付けさせたもの。まだ若木のため実が木より大きく見える。数えると200Kg位にはなりそうで、近日中に収穫してご希望の筋に頒布する予定。味は若木のためバラツキがあるが、中々グッド。山の段々畑に生る実は5月頃にならないと色が来ないが、平地では早々に色が着き切り取る時期を伺っている。 追伸・・・中々時間が取れないため、2日朝6時前に起床し遂に初陣。朝食前にコンテナ3杯分収穫した。朝食時、一つ皮を剥き、親父とカミサンにも味見をして貰う。山の実とは明らかに違う印象だった。 |
写真は29日の参加メンバー。左よりJH2AHZ、JA2AYH、JH2CLV(オーナー)、JA2IYJ/1、JA2JZのお歴々。JA2IYJがFlexRadio SystemsのSDRトランシーバFLEX6500とELECRAFTのK3を持込む。 オンマウスはFLEX6500で-100dBmの信号を受信中(縦カーソル位置)、+20KHz離れた位置に強力な信号を注入し、ノイズフロアが持ち上がる限界を示したもの。分かり難いかもしれないが、0dBmを放り込んでようやくノイズフロアが浮き始める(AF出力S/N悪化1dB)。また80m長逆VウィンドムANT(+3dBm出力)で受かるJOPK(882KHz)の内部2倍高調波(1764KHz)は、IC-780(ノーマルゲイン・AGC入り)ではS9+10dBで受信できてしまうが、このFLEX6500では全く感じることがなかった。また受信レベルのdBm表示は、絶対量・相対量共に非常に正確でビックリ。マウスによる操作やネットワーク環境設定には慣れが必要だが、それでもこれは大したキカイだと全員一致。LCを使わず共振に依存しない、いわゆるシリコントランシーバの夜明けを感じないだろうか。8時から昼食を挟んで16時まで、「永遠のラジオ少年」達は元気だった。 ところで今日は残念なことにK3の動作が何故かNGで、比較テストができず仕舞いだった…JA2IYJ悔しそう。 |
ADVANTEST/4131A。平成10年頃最初に入手したスペアナだ。周波数は3.5HGzまでで、分解能(RBW)も最大1KHz、表示レンジも80dBで、自動測定機能もリムーバルメディアへの画面コピー機能もない、今時のスペアナに比べたら全く幼稚そのものだった。 しかしスペアナの基本動作を理解するにはこれでも十分で、自動機能がないから作業で測定手順の全てが分かっていく。色々教えられることも多く、妙に愛着があった。 実はこのスペアナ、何時頃からか忘れてしまったが、時々入力のNコネ付近で接触不良を起こしていた。叩いたり、コネクタを突いたりしてしのいできたのだが、先日遂に「断」になってしまった。 まぁ他に新しいスペアナがあるから実害は無いのだがと言いながら、どうもほ放って置くのが苦手な性格。たまたま30日は雨の休日となり、思い切って修理することにした。 写真とオンマウスはその様子だが、結果は何とコネクタ芯と基板(Input ATT)の間が接触で導通が保たれていただけで、半田が流されていなかった。よくもこれまで使えていたものだと感心するが、知らぬが仏ってのはこのことか・・・。 |