JH2CLV's Topics & Memorandam
February 2010

Feb 27-28. 2010  帰省中に訪ねる名古屋・・・静岡の山下清展etc
昨晩の電車での帰省は福井へ赴任した頃を思い出させる。さて今日27日は、名古屋で所用がありカミサンと日帰りドライブ。豊田JCから初めて伊勢湾岸道へ入り名古屋市高速経由で久屋大通りの松坂屋前に辿り着く。ここからカミサンは知人と合流、自分は大須を回った後、大曽根の平丸ムセンを訪ねる。第2アメ横のタケイムセンでICを買いながら「親父さん元気?」と尋ねると「リタイヤした!」と寂しい返事。入口のヤケヤ電子の親父は相変わらず理解困難な方言をまくしたてる・・・でも年取ったなぁ。それから第1アメ横のKDSの親父は半田ごてを温め、眼鏡の上からビデオデッキを覗き突いていた・・・これには正直涙物。2Fのボントンラジオではご夫婦がお元気そうだった。買い物より懐かしい顔を拝見し声を交わすだけで気持ちが豊かになって行く。そして平丸ムセン。田舎のミカンをお土産に持ち込みしばし歓談。へー、ご主人の出身が長野だと初めて知る。それに自分より10も先輩だと。暫くすると奥様が現れごあいさつ。やっぱりみんな年取ったなぁ…でも若いねと笑う。期せずして帰りの時間になり松坂屋前でカミサンと合流。瑞穂区で最後の所用を済ませ帰路に。写真は第1アメ横のボントンラジオ、オンマウスは2ケ月振りに走る名古屋。
28日、朝から雨。野良仕事を急きょ変更。7時半頃から青島温州の撰果とはるみの荷作りで朝が過ぎる。ここ数日の温度上昇で腐りが多い。残り数百Kg、何とかしなければとやや焦った気持ちになる。全く商売にならないのに、やる事には拘ったりするから人間って面白い。経営感覚を持ち込まない家内工業だからこそ続いているのかも知れない。文化継承の巻きを見るようだ。その後カミサンと静岡の駿府博物館で開催中の山下清展に赴く。今日が最終日とあって多くのお客さんで賑わう。気の遠くなるような貼絵の世界を見ていると、絵を描いているというより画素を置いている感覚に陥る。そして待てよ、これってデジタルじゃん!と手を打ったりする。一つ一つの画素を全体をイメージしながら置いて行くセンスは何処で身に付けるのだろうか。驚きだ。傍らに掲示された清のコメントを読むと彼の素朴な人となりが見えてくる。カミサンが耳打ちする感想が自分と余り違わないのが楽しい。自分たちは人目を気にし、それに影響されるが彼にはそれがない。自分の人生にもそういう時間を持ちたいと呟く。さてこの日は12時過ぎの新幹線で帰路に就き、名古屋・米原で乗り換え福井へ辿り着く。写真は山下清展会場入り口、オンマウスは雨の山切川。

Feb 25-26. 2010  初めての秋田、そして福島へ
所要で秋田と福島を尋ねた。25日、小松発JAL便で順調に旅が始まる筈だったが羽田行きが大幅遅れ。羽田が稀に見る濃霧でダイヤは麻痺。8時20分ANA便も、我々の9時25分JAL便も、出発は11時半に近かった。何とか羽田上空に辿り着くが、今度は着陸順待ちで時間ロスし12時JAL便はおろか13時ANA秋田便にも間に合わない。結局15時50分のANA便に変更、その間待つハメに。空港カウンターは払い戻しや便変更をする人々で溢れ大変な状況。我々もバスでJALターミナルへ移動しJAL便の払い戻しに並ぶ。しかし、これが中々進まずANA秋田便の時刻が刻々と迫る。最後は諦め行列を離脱、バスでANAターミナルへ引き返す始末。何のために並んだのか!。秋田便ゲートはウイングの一番端。時間を気にしながら必死に駆けつけると、何と今度は30分近くの遅れ。結局出発は16時半頃になり秋田空港到着は18時半で辺りは真っ暗。秋田での所要はその晩21時半近くまでに何とか完了。おかげで楽しみにしていた先輩JA7GYPとの再会はお流れに・・・。翌26日は新幹線「こまち」と「やまびこ」を乗り継ぎ福島へ。15時迄に所要を済ませ15時47分東京経由で帰路に着き静岡途中下車で帰省。写真は秋田駅とオンマウスは雨の福島駅。

Feb 21. 2010  久し振りにTTLやCMOSロジックICと戯れる
GPSロックのOCXOが転がり込んで来た。やっぱりスゴイ。家庭で10E-12の安定度を手に出来る時代なんだなぁと感慨にふける。しかし、これって「使うだけじゃん」と、自分で作りたくなった。実に悪い癖だ。高級な事は出来ないが、ロジックICを並べた細工なら朝飯前だ。受信モジュールまではメーカー品に依存し、出力される1秒パルスで10MHzのXO(X-tal_Osc)をロックさせる。10MHzを1/10000000分周し1秒パルスと位相比較してXOを制御。早々に回路を描き手持ち部品を確認。不足分を買い求めマルツ電波へ走るが、これが全く無い・・・特にIC。止む無くICソケットを実装し配線を始める。何とか形にするがICが無いので動かせない。それで再び部品を探す。IC群をじっと見つめると類似品があった。実装し通電テスト。しかしダメだよなぁ、Decadeカウンタ162が欲しいのにBinaryカウンタ161を使っても・・・とんでもない分周比だから。当地では望み薄なので横浜のサトー電気に打診する。50半ばのオヤジがこんな事していると可笑しいだろうか。でも集中力や記憶力チェックには非常に良い。自力で形に出来るのは一つの技術力かもしれない・・・と自己満足。写真は基板とオンマウスはICケース。20歳頃に買ったTTLを未だ大切に持っている。

Feb 17. 2010  TL-922新型バンドスイッチの頒布
14日に届いたJA1IIV窪寺氏発注のバンドスイッチのサンプル。当HPやBBSでご案内すると、早くも問い合わせ。以前からHELPメールを頂戴しているK9LPK/Davidへも案内メールを送ると直ぐ感激の返事。当初は1個のつもりだったが、今朝になって2個欲しいと伝えてきた。実は一昨日、そのやり取りを窪寺氏へ伝えると、そちらの手持ちが無くなるからとサンプル品を追加で送ってくれた。それが昨晩届き手持ちが2個となっていた。これ幸いと2個を段ボール紙で包んでガムテープを巻き、EMS封筒へ押し込みDavidの期待に応える事にした。昼休みに福井中央郵便局へ赴きEMSで発送すると\1.2K。もう少し重いと上のランクになるのでラッキィだった。さて問題は価格。窪寺氏は@\7.8Kとアナウンスの予定だが、これを$80と読み替え2個で$160。そしてEMS\1.2Kは$12、その他を$8とした料金を含めると合計$180。Kenwoodのスイッチは\9K以上だったから、お値打ちじゃないと内心。Davidには我々はRadioAmateurでNoCommercialと宣言して了解を頂いた。全く商売っ気無く奉仕の精神で、煩わしい事に挑戦される窪寺氏に敬意を表する毎日だ。 写真は中央郵便局で手にしたEMSのパッケージ。オンマウスは新型TL-922バンドスイッチ。

Feb 14. 2010  帰省・・・諸々と朗報
14日、今日はバレンタインデーだが田舎は何時もと変わらないペースで始まる。小3まで住んだ昔の家の下隣の小母さんが12日、97歳で逝去された・・・大往生だと思う。通夜・葬式は週明けと案内が回ったが13日の晩に線香を上げに訪ねた。子供の頃はお宅の周りが遊び場でよく小母さんからご指導を頂いたものだった。と、ご子息のご主人としばらく懐かしい話をさせて頂いた。ご冥福をお祈りする。そして本日、最後まで残った小玉ポンカンの撰果と叔父のミカン山からの荷降ろし(写真)をカミサンと行いあっという間に半日が過ぎた。昼食後、カミサンから小玉ポンカン数Kgとはるみとレモン数個をお土産として受取り、福井への帰路に就くと12時15分。高速道路は相変わらず走行車線不明状態だったが、まずまず快適なドライブで16時前に帰還。途中浜松辺りで上村愛子選手の五輪モーグル決勝に一喜一憂。帰宅すると宅急便が届き誰からだろうと見るとJA1IIV窪寺OMの差出。TL-922用バンドスイッチがラインナップに加わり頒布品(オンマウス)のサンプル全てが顔を出しビックリ。早々にOMへ御礼の電話を入れHPBBSで紹介する旨を伝える。TL-922のバンドスイッチはメーカー供給が途絶え世界中のアマチュアに朗報になるに違いない。

Feb 13. 2010  帰省・・・はるみの出荷
相変わらずの真夜中の帰省は24時半だった。高速のETC\1000騒ぎも落ち着いたのか、金曜から土曜への境目でも車の込み具合が余り気にならなくなった。と個人的には感じているが如何だろうか。寝る前に今治のOMより依頼のR-390A内臓SSB復調回路の資料を確認し26時過ぎ床に就く。7時半、眠い目を擦りながら起床。午前中、今年初の出荷となる「はるみ」の撰果と箱詰めを実施。昨年12月に収穫し約1ヶ月半貯蔵したものだ。オンマウスはそのスナップで左は力の入るカミサン。年が明けると日ごとに糖度が上昇し、本日のサンプルでは15.5〜16%にまで達しビックリ。今年は糖度が高いと言われているが、青島温州ミカンや太田ポンカンの貯蔵より、2〜3ポイントも高く驚かされる。オンマウスは「はるみ」のサンプルとクラシカルなATAGOの糖度計(0〜32%)。この日は5Kg・10Kgが箱詰めされ、お昼までに地方発送された。話だけでは分からないので、是非このさわやかな甘みを味わって頂きたい。興味のある方はOrange Villageのサイトを一度ご覧ください。「はるみ」の出荷が始まったが、未だ「青島温州ミカン」の訳ありがダブついている・・・。大変手前味噌で恐縮の胸中だが、ご希望の向きの皆さんからのコールをお待ちしている。

Feb 10. 2009  モズのはやにえと春の訪れ
モズのはやにえって知っている方がどれ程いらっしゃるだろうか?。自分も久しくお目にかかっていなかったのだが、カミサンがその写真を送ってきた。モズは元々肉食で、昆虫や小動物を食料にするのは周知の事実だ。しかし、その食料を生のまま木の小枝に差し込んだり、引っかけたりする奇妙な習性には驚かざるを得ない。最近はインターネットの検索時代、百科事典を引くより便利になった。「モズのはやにえ」で検索すると多くのサイトにヒットし、その数の多さにも驚く。それで左が送られてきた写真。携帯電話カメラで撮ったらしいが良く撮れている。殿様バッタが見事にミカンの木の小枝に串刺しになっている。昆虫は表情を持たないから普段と何も変わらない様に見えるが、串刺しに目が行くとその異様さがようやくわかる。犯人モズの心境を聞いてみたいものだ。恐ろしい光景だが、滑稽にも見えるのは昆虫だからだろうか。もしカエルやトカゲだったらもう少し驚きが違うのかもしれない。さてこの日は前後して実家の畑で咲き出した河津桜のアップも送られてきた。北陸では未だ雪が降ろうとしているのに、東海筋の季節の早さには驚かされる。

Feb 7. 2010  OMからのプレゼント「お宝JUNK」を開梱
東京単身赴任時代にロシア球GU-74Bが縁で知り合ったJA1HOU渡邊OM。2001年4月29日、14MHz/SSBでの1stQSOから自作HPAの話で盛り上がり、その後9年もe-mailでの情報交換が続いている。後で分かった事だが、OMが在籍された会社には仕事で幾度も足を運んでいた。今年になってOMからゴミを引き取って欲しい旨のメールが届いた。二つ返事でOKすると早々に発送連絡があり1月7日晩に受け取った。TS-940のダンボール箱で届き、空けるとエアキャップで包んだJUNK部品がぎっしり。と、ここまでは順調だったのだが、時間の都合や、このところの低温で帰宅しても力が涌かず放置状態だった。そのせいだろうか、何か後ろめたさを感じ気の重い日が続いていた。それが本日、久々に見る長時間の日照。掃除洗濯を済ませ遂にJUNKの開梱が始まった。写真はその様子。OMは控え目にゴミと言われたが、私にとっては宝物ばかりだ。ロランCナビ、YamakiとKyowaのメーター、隈取モーターのシロッコファン、高圧ドアノブコン、ギアモーター、スピーカー、磁器センサ、テフロン同軸、各種リレー、高圧ケミコン・・・etcと書き出したらきりが無い。でも待てよ、メーターやドアノブコンにシロッコファン・・・これって「HPAを作りなさい!」とOMが言っている様にも思えてきた。オンマウスは久々に姿を現した白山。

Feb 6. 2010  続く怪しい天気・・・はるみの予約受付試行
昨夜のアルコールが心地よく残る朝だった。7時15分に起床すると窓外から日差し。ここ数日雪混じりの天候が続いていたので「やったぁ!」と思ったのも束の間。あっという間に暗くなり雪が舞い出した。今日もおんなじ天気だと思っているとTVニュースが名古屋市内の積雪や飛騨方面の大雪を告げていた。今日は三国で職場の関係者による遅い新年会が予定されているが、天気が悪いと気も重くなる。そんな独り言を呟いているとカミサンから試しにOrangeVillageで「はるみ」の紹介をしようかと電話が入った。それで早々にサイトを修正し「予約受付開始宣言」を行った。数量限定だが興味のある方は是非覗いて頂きたい。はるみはポンカンときよみの交配種で清水で生まれた品種。写真はカミサンが携帯電話カメラで撮影して送ってきたはるみの写真。カミサンにしては良く撮れていたが、トリミングしてサイズ修正した。大きさはL〜2Lなので、夏みかん程の大きさがある。収穫後約1ヶ月半貯蔵し熟成させたものだ。 この日は三国の民宿で遅い新年会があり、北陸3県と東海方面からも同僚達が集まった。ここ数日荒天が続きカニ漁が出来ない状況だったが、民宿森口(オンマウス)のはからいで無事越前ガニに舌鼓を打つ事が出来た。

Feb 3-4. 2010  節分に雪と快晴
今年も既に2月。そして3日は節分。あちこちでその風景に接することができた。町内にある不道明王では飾り付けが行われ、通りには露店まで現れた。職場の食堂では「鬼は外」と書かれた袋に入った豆が振舞われ、スーパーの寿司コーナーには太巻きが山積みだった。太巻きの食べ方には何やら流儀があるらしいと職場の後輩。この日は朝から雪がちらつく寒い一日。晩からはしんしんと積り出し、福井市街では4日朝までに8cmの積雪とニュースが伝えた。これ位の雪では都市機能に全く影響しないのはさすが北陸だ。 そんな天気とは裏腹に、カミサンから快晴を告げる写真が3日朝8時に携帯メールで届いた。故郷の通称大嶺山頂近くから北方向を臨むもので、南アルプスから伸びる稜線は白く雪を頂き美しい。オンマウスは4 日朝9時の福井市宝永2丁目の路地…まだ暫くは長靴が欠かせない。しかしどうしてこんなに天気が違うのかと苦慮する毎日だ。