JH2CLV's Topics & Memorandam
October 2014

Oct 31 空き時間にやるデジタルチューナの修理?
朝カミサンが台所のTVが映らないと一言。休日に診ようと返事をすると、休日はやることがあるからそれ以外でやってときた。技術的な問題は黙っていても解決すると思っているから始末が悪い。蛍光灯や懐中電灯の球交換にラジオの電池交換、はたまた引き戸の滑り改善や風呂場タイルの目地洗浄など枚挙に暇が無い。 TVの話に戻る。そういや今朝、トランスレスのDXV501LでAM変調テスト中、誤って電源ラインのパスコンを筐体接地したら漏電ブレーカが飛んだ。早々に復帰させたが、その後デジタルチューナの電源が入らなくなってしまった。放置も出来ないので夕食後中を覗いてみた・・・カミサンの思うつぼだ。チューナはマスプロDT630。地デジハイビジョンを受信しNTSCへダウンコンバートしてアナログテレビの映像/音声入力につないでる。蓋を開けると写真の如くチューナと言うよりデジタルプロセッサである。基板の裏には金属パッケージに入ったMITSUMIのチューニングユニットがあるが、これとてシリコンチューナで全くブラックボックスだ。それで何が悪かったって?・・・電源ラインのSPDを突いてから電源投入すると何と復旧。一定時間通電しなかったことで回復してしまったのか。カミサンには「直した」と伝えたが、大した反応無し。

Oct 30 PWMパワーアンプをAM変調器に・・・
数年前に友人からイベントのPA(拡声)の依頼があり、昔の重たい機材を取り出すとふと最近のPA事情が気になった。試しにサウンドハウスのサイトを覗いたらビックリ。こんなもの恥ずかしくて現場へ持ち込めないやとなった。しかも昔では考えられないような低価格に仰天。出力1KWを越す8chパワードミキサが数万なんて、YAMAHAのPM-700を購入した35年前には考えられなかった。出力は10倍、価格は1/10何と言うことだ。調べるとそこにはPWMによる高効率&ハイパワーの存在があった。実はこれをAM変調に使えないだろうかと密かに考えていた。折りしもTHAMWAYのDXV501Lを入手することになり、いよいよその考えが表面化することになった。まだテスト段階だがその様子を別項でまとめている。
写真は有りモノの電源トランスを使ってDXV501Lにドレイン変調を掛けている様子。電源トランスのため直流磁化による影響でオンマウスの如く波形は恥ずかしい状態だが、追々改善されていく筈である。
DXV501Lはリニアアンプであるが、500〜600Wキャリアを連続で取り出せ、この目的には格好である。当面は直流磁化対策に奔走することになりそう。ちなみにオンマウスは2目盛が出力500Wのライン。

Oct 28 6ヶ月振りの遠笠山
所用があり遠笠山を往復した。8時に自宅を発ち、清水いはらICから新東名を東走。東名が集中工事のためいつもより車が多い。長泉ICから伊豆縦貫道を南走、大仁辺りでR136に下り修善寺の赤橋で左へ折れ狩野川を渡る。最後のコンビニMiniStopで弁当とお茶を購入。冷川まで走るが、時間があるのでスカイラインは止め下道を走る。伊豆高原ICから伊東市街へ下る道路を右折し、伊豆高原IC前を走り抜け遠笠山のゲートに辿り着くと8時。自宅からほぼ2時間の道程だった。伊豆縦貫道が三島までだった頃は、市街地を走るためこれより30分は掛かったから凄い。関係者と合流し遠笠山へ入山するが、周辺は紅葉か落葉の時期を迎え見通しが良くなっている。鹿の出迎えがあるかと期待したが今回は外れた。"奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき"…鉄塔だらけの山頂には、そんな万葉の風情は無いが、鹿が出てくると楽しい。所要は15時までに終り帰路に就く。防寒具を用意し寒さ覚悟で臨んだが、遠笠山は薄日が差し風もなく穏やかだった。帰路は会社のある静岡までなので2時間半の道程だ。 写真は遠笠山山頂付近の様子。オンマウスは帰り道、新東名からみた富士。山頂の冠雪と夕陽がこの時季を感じさせる。

Oct 25-26 夜叉神〜広川原の紅葉と農薬散布
25日、先週残してしまった農薬散布を、屋敷のポンカンと舞台のスルガエレガント、そして伊野のポンカンと青島、寺山の寿太郎に行う。しかし、今度は農薬を作りすぎて100リットル程残ってしまった。柿木や庭木に垣根のマキに散布したが、未だ半分位残ってしまった…さてどうしよう。晩は旧隣組の報徳の寄り合い、奇しくも日本シリーズ初戦が放送中で22時頃まで盛り上がる。その時紅葉の話になり南アルプスの夜叉神と広河原のことを思い出していた。
26日、オヤジに「夜叉神へ行こうか!」と話を持ちかけると「言ってもええ」となり、2011年以来3年振りに夜叉神〜広河原を訪ねることになった。新東名とR52を乗り継ぎ2時間半。南アルプス独特の赤や黄色の広葉樹、そして松や栂の常緑樹が織り成す光景が、谷沿いに何十キロも続く光景は壮観。さすがに90を超え80Kg近いオヤジは3年前と比べ体力が落ち自作の杖姿。3年前の記憶も曖昧で、思い出すまでに時間がかかりやや複雑な心境になる。写真は早川を下流方向に望むスナップ。延々と続く紅葉。谷底の早川の水は富士川へ流れ駿河湾に注ぐ。 カミサンは公民館(生涯学習センター)で秋祭りがあるため、25日は出展の準備、26日本番と多忙の週末だった。

Oct 18-19 尾羽畑総の草刈…ミカンに農薬散布
18日は8時から尾羽畑総の草刈りに参加。東名高速の袖師トンネルを東から抜け出ると、右手に整備されたミカン畑が見える。もう10年以上経つと思うが、山の上部を傾斜状に削り、新たな農地に展開する総合整備が行われた。急傾斜地の天辺が僅かばかりそれに掛かった。車横付けでコックを捻れば水が出る環境に、寿太郎を植えてある。さて草刈りは、関係者が100人近く集まり、朝礼の後地区毎に分かれて作業を始める。道路法面を草刈り機の届く範囲で除草したが、夏場除草剤散布が行われ作業量としては例年より大分軽い。10時過ぎには流れ解散となった。 19日はミカンに農薬散布。昨年はアカサビダニに苦慮したが、タイムリーな農薬散布に努め何とか難を逃れている。しかしハダニが心配とカミサン。それでこの日は約1200リットルを田んぼに散布。屋敷と舞台を残したが、カミサンが平日にやると宣言。夏場と異なり、今は大した汗もかかず快適だ。あと1ヵ月もすれば収穫出来るミカンが目前にあり、気持ちに弾みが掛かる。 写真は尾羽畑総入口の草刈状況。高い方まで丁寧だ。オンマウスは80%程度に着色した早生。もぎ取って食べると結構いける。今年は全体に着色が早そうだ。これ以上台風など来ないことを願っている。

Oct 16 RJ45-先バラ変換
最近無線機のRJ45コネクタを触る機会があった。 有線LANでは一般的だが、この場合は殆どコネクタ〜コネクタの処理で終わってしまうだろうから、コネクタを付けるだけで何も露出することは無い。 ところが無線機の場合は違う。マイクと無線機の接続のみRJ45に依存しているから、外部からPTT操作をしたり、外部にMICアンプをつないだり、受信音声を取り出したりする場合はどうしてもRJ45〜バラ線変換が必要になる。このバラ線は色分けだとPin番号との変換テーブルが必要だが、最近の乏し記憶力ではそれが頭に入らない。RJ45にしたってどっちが1番なのかもはっきりしない。 そこで写真の様にケーブルにテプラシールで番号を振り、コネクタには1番Pin側に黒マークを付けた。 これで調査やテスト時の作業効率が飛躍的にアップ。一度使うと止められなくなる。自作派に是非お勧めしたい。 事の発端はKenwood無線機にMotorolaのMicをつなげたいと言うリクエストがありやり出したものだが、色々調べると同じRJ45でも使い方はまちまち。これって昔の各社バラバラだったアマチュア用のメタルマイクコンセントを思い出させる。 作業中に、やはりPin番号を知りなくなるケースが多々あり上記の変換ケーブルの製作・登場となった。

Oct 13-14 台風19号通過
台風19は先週の18号より明らかに雨量が少ない。しかし18号の反省なのか、県内の自治体は早くから避難情報や避難勧告の連発。そう言われても、海から県境を控える当地で一律なの?となる。するとさすが静岡市、学区単位の情報が追加された。しかし伝えたと言っても1wayだから、伝わったかどうか分からないし、どうするかも分からない。伝える行為と、伝わるという事はイコールではない。一日中台風ショーのマスコミ、そして同報無線やエリアメール。カミサンと呟いた、結局自分の身は自分で守るしかない。そうこうしている内に、今度は組長から自主避難の連絡。90の親父はここが一番ええ。地元を知る人の経験と知恵は、あながち外れてはいない。
さてそのさ中、恥ずかしながら19時過ぎ出社。台風による停電対応にあたる。結局先週の18号並の対応で済み大事には至らず幸いだった。暴風雨の中入山し、危険をかえりみず電力確保をされる電力会社の皆さんには本当に敬意を表したい。台風が過ぎ去るのを確認し、夜明けまで仮眠し帰宅。写真は13日16時の台風19号の進路。オンマウスは台風一過の14日晩、再び黒い雲がかかってきた静岡葵区英和女学院のテニスコート越しの西空。

Oct 12 台風19号襲来前に…PWMアンプでAM変調機構想
実は大変お恥ずかしい話。豊年祭りの撤収時、神社の石段で転んでしまい、頭から石垣に倒れ込んだ模様。右目のこめかみからまぶたにかけ切ってしまった。この瞬間、軽い脳振とうを起こした模様で記憶がはっきりしない。眼鏡はには血の跡があったが、特に壊れた様子はない。カミサンが救急医を探し辿り着いたのは静岡日赤。救急車の患者が複数あって後回しになり、処置をして貰い帰宅したのは26時半だった。これでまたカミサンに頭が上がらない…。
祭りの機材を片づけているとPAに使った1KWのPWMアンプが目に入った。以前から気になっていたAM変調器の可能性を探りたくなった。奇しくも7F71Rのフィラメントテストで4V/80Aのヒータートランスも足元に出ている。台風準備の空き時間を縫って、PWMアンプの出力をヒータートランスの4V巻線へ接続、100V側は40Wのホーロー抵抗を3個直列にしてつなぎダミーロードとし、オシロスコープを当てた。アンプの入力に低特から1KHを入れVRを上げて行くと凄い。トランスが唸りだすが負荷状態で1000V程度を確認できる。ホーロー抵抗群は早々に煙を上げる。負荷は換算すると2.6Ωでオーバーロードだが、これ行けるじゃん!。写真は実験中のスナップ。

Oct 11 大盛況の東久佐奈岐神社_草ヶ谷・山切豊年祭り(豊年踊り)
写真は19時頃の本部放送席。今回から踊りの楽曲再生をCDプレーヤーからPCに変更した。CDに至る前はカセットテープ、そしてEPレコード盤と辿ることが出来るが、まさかこんな時代が来るとは夢にも思わなかった。PC画面で曲目を確認できるばかりではなく、マウスクリックでいわゆるポン出しが出来るため、もうCD環境に戻ることは無いと思われる。CDの場合も、実はPCで曲目整理を行い最後に焼き込んでいた。しかしその作業も来年からは無くなるだろう…。
ところで左端はBERINGERのパワードミキサーとCLASSICPROのPWMパワーアンプ。両者のミュージックパワーの合計は最大で1.5KW程度と思われる。しかしスピーカーの能率は97dB/w/m(4基)なので、35年前に110dB/w/mのフロントロードホンSPを200W程度で駆動していた時代の方が音量は勝っている。これも時代だろうか…。
ところで右はMCのSさん、左は自治会社会部長のNさん。PC再生に慣れてくると、Sさん1人でオペレートが可能になった。
オンマウスは19時頃、本部前で行われた子供会の腕相撲大会に集まった皆さん。随分と盛り上がっていた。人が余りにも多くて腕相撲そのものが見えない…ゴメンナサイ。

Oct 6 台風18号通過
7時過ぎに家を出て出勤。昨日から降り続いている雨で大川(山切川)の水も道路から2m位の処まで来ていた。清水IC南のR1バイパスは20cm程の冠水でスピードが上がらず渋滞。唐瀬ICを降り麻機街道へ出て2番目の信号器の辺りでは、冠水した横断歩道を足首上まで水に浸かりOLと思われる女性が歩いている。辿りついた先は信号待ちした自分の車のすぐ横のバス停。ここも同様に水浸しでおまけにバスは運休。踏んだり蹴ったりだろう。昨夜から停電が各地であった。自宅でその対応に追われた事もありやや早めの出勤をしたが、大きな被害もなく台風は過ぎ去った。 処がカミサンから電話があり、山切川の山側が崩れ、樹木と土石が川を塞ぎ、溢れた水が地上を流れ大変なことになっていると。また流された樹木が下流にある橋の下を塞ぎ、ここでも水が溢れ床下浸水などの被害が多数出ているらしい。そうこうしていると、興津と由比の間で山が崩れJR東海道線を塞いでしまった。また高部辺りでは遊水池の水が市街地に溢れ一面水浸しの映像がTVニュースで流れた。大変な状況が伝わってきた。午後には雲が切れ陽が差す空模様で、午前中に何があったのと思うくらいだ。帰宅する道中にはその爪痕がそこかしこに確認できた。

Oct 4-5 台風襲来前の週末
4日は再び休日出勤。1週間前に残した仕事を完了させる。台風18号が沖縄方面あって北上中。本当に東海方面へ曲がるのかと思っていると、4日晩になるととそれが間違いではなさそうだから面白い。4日は日中は陽が差したが、晩には曇り出した。5日朝、布団の中で雨音が聞こえる。これじゃウィークエンドファーマーは無理だなと内心。しかし台風に備え家周りの整理に忙しい。そして、これ幸いと不用品の焼却も行う。晴れだと煙が目立ち周辺に心配を掛けるから。かなり雨だったが、害虫でやられたミツバチの巣箱を焼却。巣はロウが主成分なので雨などもろともせずよく燃える。、ついでに生活ゴミを放り込むと一気に片が付く。さて2個1でIC-756が復活したが、新潟の友人が測定器でそれを目論んでいた。奇しくも同型のアンリツMS8604Aが手元にありCALが出来ない状態にあった。これがデカくて収まる箱を探していたのだが、福井から到着したIC-756の箱が中々良くこれに詰めた。しかし雨に濡れるの嫌い発送は台風通過後にする。また7F71RのソケットがVA3YP/RACOより届いていたが、本日フィラメントに電源(4V/78A)を供給しフィンガーストックのロスをみた。約5Wの損失だった。フィラメント電力の1.6%だった。

Oct 3 IC-756で2個1(ニコイチ)達成
福井のJA9LSZ八原氏から送信出力断でLCDに横引きノイズがあるIC-756が届いた。自分のIC-756は同軸を伝わった雨水が侵入してから、送信移行不良と受信感度低下。その後RF-GAINを絞った如くSメータが振り切れ完全に受信NG。この2台を突き合わせ何とか1台使える様にしようと、22時を過ぎてから2個1作戦開始。先ずLCD正常の自分の機に八原機から基板移植して復活を試みる。送信に移行できない原因はPLL基板不良にあるとのメーカー情報に従い投入。確かに点かなかった送信LEDが点く様になった。しかし出力が出ないし受信は全くNG。VR群をI/FするLSIがあるフロントパネルが可笑しいのではと、パネルを入れ替えてみたが変わらず。ここで、ひょっとしたら母体は八原機の方がベターではと方針転換。ひとまず元の基板状態に戻して頭を冷やす。冷静になってみると不具合の内容からして絶対八原機をベースにすべきだったと気付く始末。LCD横引きノイズがあることが選択を誤らせてしまった様だ。気付くと25時で取り敢えず床に。そして翌朝5時過ぎに起き、経験値から想定されるRF基板を投入すると一発OK。いとも簡単に2個1が成立してしまった。こんなことでも嬉しくなる。ところでNGの塊になってしまったもう1台はどうしよう。

Sep 30 7F71Rのソケット届く
帰宅すると何時もの様にその日に届いた郵便物等に目を通す。大したモノは届いていないなぁと呟きながら無線室へ行くとシャックの机の上に段ボールの小包。もしやと手にすると外国からだ。Zライトを点けてよく見ると待っていたVA3YP/RACOからだ。開けなくても、あの7F71Rのソケットである事は直ぐに分かった。カッターナイフで梱包を解くと、新聞紙に包まれクッション材に収まったソケットが顔を出した。手にすると軽く美しい。惚れ惚れするほどの出来栄えだ。早速7F71Rを差し込む。うーんこの感触も素晴らしい。挿入方向はスムーズに入り、回転方向はしっかりと保持されていて固い。フィンガーストックの馴染みの良い証拠だろう。さてこのソケット、久しく棚上げ状態になっていた7F71R-HPAの製作に火を点けてくれるだろうか。取りあえずはフィラメント点灯してフィンガーストックの電圧降下を見てみたい。いや、既にVCやバンドSWのサーボ駆動を前提として構想が頭の中にある。還暦記念にやってやろうか…!。
写真は梱包を空けソケットを取り出した様子。オンマウスは東芝の7F71Rを差し込んだ様子。このVA3YP/RACOのソケットに関する情報はTest&Dataページでまとめている。